文字絵とは、文字で構成された絵である。
インターネット外を含めて最も有名な文字絵は顔を再現した「へのへのもへじ」であろう。ほかにも「つるニハ○○ムし(つる三ハ○○ムし)」など複数ある(下画像)。
日本における起源は平安時代の「葦手絵」とされている。和歌などの文字を使って絵を再現したものである。現在は平安時代当時のものは現存しておらず、再現されたもの
しか残っていないが、源氏物語に「葦手、歌絵などを、思ひ思ひに書け」という光源氏の言葉が残っている。
その後は経文の文字を絵にした「金字法華経宝塔曼荼羅図
」や、江戸時代には加藤信清の「五百羅漢図」(全図
/拡大
)などが文字絵として製作されている。
インターネットの普及により、現在は顔文字やアスキーアートといった形で広く見られるようになった。一つ一つの文字を変形させて書くことができないという制約がある一方、キリル文字や数学記号などの外字を使って製作することができるようになった。
この記事の一番最初の鶴の画像のように、少ない文字数で絵を描く文字絵職人も存在し、ニコニコ静画やニコニコ動画などで活動している。制約がきつい分、発想力を駆使し、工夫してそのキャラクターに見えるようにする必要がある。
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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