有馬急行線とは (アリマキュウコウセンとは) [単語記事]

有馬急行線とは、大阪府大阪市北区と兵庫県神戸市北区有馬町を結ぶ阪急バス・阪急観光バスが運行している路線バスである。

概要

阪急三番街高速バスターミナルと有馬温泉を結ぶ路線バスで、1948年 7月より運行している歴史ある路線。かつては一般道を経由していたが、現在は中国自動車道を経由している。

速達運転を行う特急便と新大阪・千里ニュータウンにも停車する急行便の2種類が設定され、有馬温泉を訪れる観光客だけでなく有馬や西宮市山口地区の住民の大阪方面への通勤路線としての役割も持つ。2008年 8月までは中国自動車道上のバスストップなどにも停車する各停便も運行されていた。

途中高速道路を経由するが、扱いは高速バスではなく一般路線バスである。案内上は高速バスとして扱っているが、社内広報誌やガイドブックにおいて「一般路線の中で最も運賃が高いのは有馬急行線である。」と書かれていたり、阪急バスの高速バス路線の総称である『高速線』と『有馬急行線』とはそれぞれ別々に表記されていたりする。かつて阪急バスでは高速線と一般路線の乗務員の制服が異なっていたが、有馬急行線の担当乗務員は一般路線乗務員制服を着用していた。