柏崎念至 単語

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柏崎念至(かしわざき ねんじ)とは、和月伸宏漫画るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物である。

CV北村弘一テレビアニメ)、大木民夫(新京都編)
:田中泯(実写映画版)

概要

御庭番衆京都探索方であり、普段は京都で料亭兼旅籠「屋(あおいや)」を営んでいる。1819年(文政2年)9月生まれの69歳。作中では「(おきな)」という通称で呼ばれており、読者の間でも本名よりもこちらの呼び名のほうが定着している。

普段は驚いた時などは「ひょ」とを発するひょうきんなスケベ爺さんで、人当たりも良い。御庭番衆先代御頭の孫である巻町操の育てのであり、操のわがままで強引な性格は翁譲りである。操のことは実の同然にかわいがっており、時に振り回され、時に振り回す、良い関係にある。
操に連れられて屋を訪れた緋村剣心には協力的に接し、剣心が人り抜斎であることを一見抜き、彼の複雑な胸中も理解していた。
また、剣心からの依頼を受けて新井(正確にはその息子)、比古清十郎所在を突き留めるなど、志々雄真実との決戦に臨む剣心を何かとサポートしている。

かつては「御庭番衆最恐」とまで言われた歴戦の隠密であり、志々雄の隠密部隊である衆が屋に奇襲を仕掛けた際、口を割らない衆に対して蠟五寸釘を使い拷問し、背中に文を刻んで伝言をするなど普段のおおらかな顔の裏に残性を隠し持っている。実力も先代御頭と互に戦える実力を持っていたとのことで年老いたとはいえ、相当の実力者である。
先代御頭の死後は次期御頭最有力補に挙げられたが、若き世代への期待から四乃森蒼紫を御頭に推して京都探索方に志願している。そのためか、蒼紫と二人だけのときはタメ口で話している。
ちなみに戦闘中に本気を出したときはが逆立ち、まるでサリーちゃんのパパのようになる。

修羅に堕ち、志々雄と同盟を結んだ挙句、かつての仲間である屋襲撃を許したことで戦いを挑む。しかし、小太刀二刀流を習得した蒼紫の「回天舞・六連」によって倒され敗北。生きているのが不思議なほどの重傷を負い、数日睡状態に陥る。もっとも蒼紫にわずかながら良心が残っていたことで一命をとりとめている。
十本刀屋を襲撃した際は、戦闘には参加せずに揮を執っていた。

京都編」以降は全に第一線からは退いたようで、「人誅編」で神谷薫からの要請を受け、操の付き添いに蒼紫を向かわせている。
北海道編」にも登場し、剣心からの依頼を受けて情報収集を協力していた。

なお、操が本条鎌足と交戦した際、足のアレを見せられてパニックに陥った操から「足のよりも小さい」ことを暴露されている。

デザインモチーフは『CYBORGじいちゃんG』の壊造時次郎

武器・技

仕込み
普段から持ち歩く武器。中に鎖が仕込まれており、振り回して相手に叩きつける。
鉤棍(トンファー
本気を出して戦闘する際に使用する武器。鋼製で普通ではれない。実写映画版では先端にが仕込まれている。
円殺鉤棍(えんさつごうこうこん)
間合いを詰めて反動を利用し、しく回転させた鉤棍を敵に叩きつける技。
せくしいこまんどぉ
衆の襲撃の際に放った技。相手の攻撃を腕でずらし、後頭部に裏拳を叩き込む。

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最終更新:2024/11/08(金) 07:00

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