(以下、この節で駅名を表すものは直近の駅名は赤字で、過去の駅名は青字とする)
汐留の地は、日本初の鉄道が通った地でもある。新暦1872年10月14日(旧暦明治5年9月12日)に新橋駅-横浜駅を結ぶ鉄道の新橋側の駅としてこの地に駅が開業した。もちろん、当時の駅名は新橋駅である。
しかし現在新橋駅を名乗っているのは1909年12月16日に開業した旧・烏森駅がルーツになっている。しばらくは烏森駅・新橋駅の両駅で営業していたが、1914年に東京駅が完成したため初代新橋駅が汐留駅と改称し、汐留駅は貨物専用駅になった。
その後は長い間貨物専用駅の汐留駅として機能していたが、1986年に廃止された。
現在、旧新橋駅の遺構は「旧新橋停車場」として鉄道の歴史展示館になっている。入場料は無料。
国鉄汐留駅が廃止されて9年、再びこの地に鉄道が開通した。しかし当初は汐留の再開発も進んでいなかったためこの地には駅がなく、もう少し先の新橋駅に駅が設置された。
その後ゆりかもめは新橋駅の移転を経て、当地の再開発が進み2002年についにゆりかもめ汐留駅が開業する運びとなる。実に貨物専用駅の廃止から16年、旅客駅としては88年ぶりの鉄道駅が汐留の地に開業した。
ゆりかもめ汐留駅は島式ホーム1面2線。フルスクリーンホームドアが設置されている。
| 1 | 東京ビッグサイト・有明・豊洲方面 |
|---|---|
| 2 | 新橋方面 |
大江戸線は2000年(平成12年)12月12日に全線が開業したが、当駅周辺はまだ再開発が進んでいなかったため信号所という扱いとされた(駅自体はできていた)。
その後再開発が進み、2002年11月のゆりかもめ汐留駅開業と同時に大江戸線も汐留信号所を駅に格上げし、乗り換え駅となった。
当駅の東側に留置線と汐留連絡線がある。留置線は早朝深夜の汐留駅始発・汐留駅止まりの電車が使用する。汐留連絡線は浅草線に通じており、大江戸線の車両を馬込の車両基地で整備する際にこの連絡線を通して輸送する。
| 1 | 両国・春日方面 |
|---|---|
| 2 | 大門・六本木・光が丘方面 |
| 汐留 | 新橋 | |
|---|---|---|
| 1872年10月14日 | 新橋駅開業 | |
| 1909年12月16日 | 烏森駅開業 | |
| 1914年12月20日 | 汐留駅に改称(貨物専用駅になる) | 新橋駅に改称 |
| 1934年6月21日 | 銀座線新橋駅開業 | |
| 1963年12月12日 | 浅草線新橋駅開業 | |
| 1986年11月1日 | 廃止 | |
| 1995年11月1日 | ゆりかもめ新橋駅(仮)開業 | |
| 2001年3月22日 | ゆりかもめ新橋駅移転開業 | |
| 2000年12月12日 | 大江戸線汐留信号所開業 | |
| 2002年11月2日 | ゆりかもめ汐留駅開業 大江戸線汐留信号所が駅に昇格 |
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最終更新:2025/12/24(水) 12:00
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