滅ぶべしとは、無くなってしまうべきだと考えるものに使われる言葉である。
この言い回し自体は昔から存在しているが、特に古代ヨーロッパの共和政ローマの政治家である大カトーが行った、北アフリカに存在した国家「カルタゴ」に対する発言とされるものが有名である。通称「カルタゴ滅ぶべし」と呼ばれる。
Ceterum censeo, Carthaginem esse delendam.
(ともあれ、カルタゴは滅ぶべきであると考える次第である。)
ただし、「とされるもの」と書いたように、直接「カルタゴは滅ぶべきである」という発言が当時の史料に残っているわけではない。大カトーの死後、紀元前後ごろから大プリニウスの『博物誌』などに大カトーの言葉として似たフレーズが載っていることが確認できる。
上記のカルタゴ以外にも、創作物で比較的出てきやすい言葉であるため、様々なものに対して「滅ぶべし」という言葉が使われる。現在のインターネット上では「ヤード・ポンド法」などにも「滅ぶべし」が使われている。
ただの誹謗中傷になってしまうこともあるので、使いどころには注意を要する。
なお、「慈悲はない」という言葉がともに使われている場合、書き手は『ニンジャスレイヤー』を意識していることが多い。ただし、原典での表記は「慈悲はない。ニンジャ殺すべし。」などであり、正確には「滅ぶべし」と言っているわけではない(参考)。
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最終更新:2024/12/31(火) 02:00
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