舞茸伝説とは (ホウジョウカレンノドクキノコデンセツとは) [単語記事]

舞茸伝説とは、北条加蓮（CV:渕上舞）がカバーした毒茸伝説の通称である。

概要

発端

ネタの初出はモバマスでCINDERELLA MASTER 第6弾発売に伴うSR［CD デビュー］が実装された記念のシンデレラガールズ劇場第295話「ガールズシャッフル！」。6弾デビュー組の中で曲をシャッフルして歌唱するネタなのだが、以下がそのシャッフル内容。

神谷奈緒・・・ミラクルテレパシー（堀裕子の曲）
- とくに癖のある楽曲ではないので、普通に上手く歌えてる様子。
星輝子・・・花簪 HANAKANZASHI（小早川紗枝の曲）
- 素の輝子はなかなかのCuということもあり、意外と合う、こっちの路線もアリと高評価。実際後にカワイイ全開のオレンジタイムを歌っている。
小早川紗枝・・・薄荷-ハッカ-（北条加蓮の曲）
- 加蓮の曲も紗枝の曲もゆったりとした曲調なので、相性はかなりいい感じ。
堀裕子・・・2nd SIDE（神谷奈緒の曲）
- こちらもとくに癖のない楽曲。ユッコは奈緒の声真似に挑んだが上手くいかなかったようである。

とまあ以上4人は普通に歌える範疇だったのだが、奈緒に「じゃ…大トリいってみようか」と促され加蓮が歌うことになったのが…

北条加蓮で…毒茸伝説！！（星輝子の曲）

持ち歌がバラード調な上体力に不安のある加蓮がゴリッゴリのメタルである毒茸伝説を歌うという壮絶なギャップ。煽り文でも「持つのか！？加蓮の体力とキャラクター！！」と書かれる始末。当然P達の間でも盛大に話題となり、これをアニメやライブで聞きたいという声も沢山挙がった。

そして2017年 11月21日に放送されたアニメシンデレラガールズ劇場第21話(2期8話)「CDの回」で「ガールズシャッフル！」もアニメ化。この話の中では裕子の2nd SIDEまでしか聞けなかったが、番組ラストの次回予告には毒茸伝説のイントロを歌った時点で力尽きた加蓮がいた。

その後

2018年 9月3日には、デレステの限定SSRとして[トゥインクル・パーティー]北条加蓮が実装されたが、この加蓮の特訓後をルームに配置したときの台詞に「今の私なら、どんな歌でも！…あ、デスメタルとかは…え、遠慮しとく」というものがあり、この一件を踏まえたものであると思われる。

デレマス10thアニバーサリーライブツアー「M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!」福岡公演「MerryMae rchen Land」DAY2（2021年 10月3日）では、「実は歌いたいあの曲」を問われた渕上舞が、「君のステージ衣装、本当は…」と答える一方で、「真面目じゃないやつとしては、ヒャッハーしてみたい」と発言しており、このシーンを中の人も意識しているということが窺えた。

ついにLIVEで歌われる

2022年 4月2日、上記「M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!」の埼玉公演「M@GICAL WONDERLAND!!!」DAY1（2022年 4月2日）では、「加蓮が体力の限り歌う」という副題のもと毒茸伝説のサビを加蓮役の渕上舞が全力で歌い上げた。

このとき、このシーンを「舞茸伝説」と表現した人が現れ、広まっていくことになった。

「持つのか！？加蓮の体力とキャラクター！！」という当時の問いであるが、初期実装キャラの加蓮はこのネタが出た当時は上述の薄荷-ハッカ-状態だったのが、10年という時間を貰ったことで徐々に倒れる頻度が減ってついに病弱キャラ自体を返上できたという事情がある。
今の加蓮の体力ならライブでやってもキャラ崩壊にはならない、というデレマス10年の軌跡を示すシーンでもあった。