花鳥風月(かぐらP)

：【初音ミク・巡音ルカ】花鳥風月～Full ver～【オリジナル】

今年も百八の煩悩に打ちひしがれるのみとなりました

「花鳥風月」とは、かぐらPが制作したVOCALOIDオリジナル曲である。
作詞・作曲共にかぐらPが担当している。背景は流良氏。tack氏がゲストギタリストとして参加しており、かぐらP自身も少し演奏している。
かぐらPのVOCALOIDオリジナル曲の4作目。

概要

PSPで発売され好評を博した音楽ゲーム『初音ミク -Project DIVA-』のアーケード版として、現在開発が進められている『Project DIVA Arcade』が行った楽曲募集にエントリーされたミクオリジナル曲。
ちなみに、エントリーナンバーは187。

 

Short.verの発表から約2ヶ月後にFull.verが発表された。Full.verは初音ミクと巡音ルカのデュオ形式となっている。
移り変わる季節の彩りの美しさに、淡く儚い恋模様を重ね、軽妙なメロディで聴き入らせるVOCALOID和風曲。
今回の季節は「春夏秋冬」、時期は「四季」。
春の花、夏の雨、秋の風、冬の雪、四季折々の景色を背景に、いつか再会することを願う二人の心情を切々と描いている。

背景には桜、紫陽花、楓などが描かれているが、今回は歌詞に植物は登場しない。
「露霜」とは、露が凍りついて半ば霜になり、うっすらと白みを帯びた様のこと。晩秋の季語。「露」は秋の季語だが、「雨露（あめつゆ・うろ）」の場合は季語から外れる。
「木枯らし」とは、初冬に吹く北西寄りの強い風。冬の到来の代名詞。

CD情報

2009年12月30日のコミックマーケット77（二日目）、サークル「DeZI:R」のスペースにて頒布されるCD『花鳥風月』に収録されている。
ジャケットイラストは水神流良。価格は1,000円也。
詳細は特設サイトを参照のこと。

関連動画

歌詞

春過ぎて、夏が来て、花開いて　秋過ぎて、冬が来て、儚く散る
移ろうは、四季の色、生命の色
時を廻りて、あなたの元へ

幼いころ指切りをして　交わした約束は、
握ったあなたの手の中、今もずっと　残してる

桜の舞い散る、春の日や　雨露に濡れた、梅雨の日も
季節が彩る表情は、淡く儚く
華やいだ、風が吹き、揺れる花も　葉を揺らす、雨露に、濡れる花も
彩りは、四季の色、生命の色
時を廻りて、あなたの元へ

約束したはずなのに、あなたは独り旅立った
あの日交わした約束は、あの空へと　消えてゆく

思いを馳せるは、月の光　粉雪舞い散る、冬の空
季節が彩る表情は、ただ、美しく
葉を濡らす、露霜に、凍える花も　木枯らしに、ひらひらと、震える花も
移ろうは、四季の色、生命の色
時を廻りて、あなたの元へ

春過ぎて、夏が来て、花開いて
秋過ぎて、冬が来て、儚く散る
移ろうは、四季の色、生命の色
時を巡りて、

あなたの元へ

生まれ来る、生命に、花開いて　やがて来る、さよならに、儚く散る
そしてまた、花開く、生命の花
時を廻りて、あなたの元へ

関連項目

• ネギトロ
• VOCALOIDオリジナル曲の一覧
• VOCALOID神宮入り
• 百合

関連リンク

• ■DeZI:R■（かぐらPのHP）
• Humpty Dumpty 電脳支店（流良氏のHP）

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