茨木童子の腕とは、
本稿では1.について記述する。
茨木童子とは、酒呑童子と並んで平安時代に京都を荒らしまわったとされる鬼であり、本拠地の大江山に乗り込んできた源頼光によって討伐されるも、逃げ延びたとされる鬼である。
酒呑童子が打ち取られた後も京都周辺に潜み、ときには頼光四天王の渡辺綱との戦いを繰り広げたとの伝承も伝わっている。
その綱との戦いの中で茨木童子は腕を切り落とされてしまうが、茨木童子は知恵と変化の力を使ってこれを奪還する事に成功する。
この腕を取り戻す説話は数々の古典の中で書かれているが、茨木童子の腕を切り落とす場所が「一条戻橋」か「羅生門」かの主に二つのエピソードが存在している。どちらのエピソードでも、綱は切り落とした腕を上司である頼光に見せ、陰陽師から鬼が取り返しに来るから厳重に守れとアドバイスをもらうが、茨木童子は厳重に守られた綱の屋敷に綱の叔母のふりをしてもぐりこみ、これを奪還するというのは変わっていない。
現代の創作で茨木童子やそれをモチーフにしたキャラクターが登場する場合、上記のエピソードを踏まえて片腕が欠損しているなどのキャラクター付けをされることがある。
また、取り返したはずの腕は実際には取り返せていなかったり、あるいは再び失ったりしているなどしてそれを探しているというキャラ付もされる。
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最終更新:2025/08/20(水) 20:00
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