釘宮病(ti型ウィルス)

釘宮病(ti型ウィルス)とは、釘宮病新SLN分類に含まれる臨床病型の一種。

概要

声優の釘宮理恵の演じるキャラクターを媒体にして感染するウィルスの一種であり。

感染源は逢坂大河 : 『とらドラ!』とされている。 

発生経緯

釘宮病の三大感染源とされるものは、S型（シャナ）、L型（ルイズ）、N型（ナギ）の3種、所謂SLN分類であるが、この分類以外にも多くの型が存在しており、Ti型もその1種、新SLN分類に属する新種である。

2008年秋頃に確認されたこのTi型は、当初から感染源のおそれがあると危惧されていたウイルスではあるが、SLN分類におけるL型特性と、主人公には全くデレないK型（神楽）の特性も併せ持つという、当初は独自の特性を有さない型であった。そのため既存感染者の予後を妨げる恐れはあるものの、爆発的な新規感染の可能性は無しとされていたウィルスである。

しかし2009年始頃に状況は一変し、ウィルスの変異が確認された。この頃から感染者が爆発的に増加し致死率も上がったとされる。

釘宮病はそのタイプに関わらず自己複製・増殖を行なう際に、遺伝子逆転写を5000塩基に1つ間違えるという極めて変異速度が早い種であるという学会の発表を見落としていたことが、結果として多くの感染者を生み出す結果となってしまった。

特徴

初期のTi型にはツンデレ毒素は多分に含有されていたものの、ツンとデレが別個の対象に向けられていたため、各々の特性は融合せず高い毒性は有していなかった。

最初の変異が確認されたのは、2009年始のTi-19型ウィルスである。このウィルス（別称：クリスマス変異型）は変異により強力な毒性を有し、毒性が低いとの噂でワクチン用途で閲覧していた既存の釘宮病感染者をも巻き込み、近年稀に見る大感染を引き起こした。別の場所を向いていたデレ特性が突如逆流する形で一気に視聴者側に向けられたため、毒性が低いと油断していた人間は成す術もなく感染する他に、術が無かったとされる。

2009年3月にはこのTi-19型ウィルスは更に変異を起こした。Ti-24型、Ti-25型と呼称されるこの新型は釘宮病最大の感染者を出したL-9型と同等の感染率と致死率を持つとまで言われ。特にTi-25型はストーリーもキャラも知らない完全な１次暴露の人間にさえも、致死的な急性悶絶に陥れるほどの強い毒性と感染性を有している。

この変異をいち早く確認した学会の諮問機関である委員会は、以下の様な対策を非感染者に対して呼びかけている、極めて有効な対処法であるため、ここに抜粋する。

放送当日は仕事を休みHDDレコーダーを最高画質にセットして実況環境を整える等の細心の注意を払うこと。また、同型最強種とも言われるTi-25話型に対しては高音質ヘッドホンを着用した上でのループ視聴を推奨。

このように委員会からの迅速な呼びかけが行われたにも関わらず、感染者は爆発的に増え続けており予断を許さない状況にあると言える。 このTi型がSLN分類三大感染源に並ぶ、新たな四大感染源としての認定がなされるかは、今後の学会における議論が待たれるところであろう。

関連動画

釘宮病Ti型（Ti-25型）　劇症型のため閲覧には細心の注意が必要である。

  　

　釘宮病Ti型ウィルスの変異が確認できる動画、研究者には必須とも言える研究資料である。

　Ti-19型以降の急激なウィルス変異もここで確認できる。

　

　　

　釘宮病Ti型ウィルスそのものではなく、それに感染した患者の挙動を知る事ができる貴重な資料。

　臨床学の見地からもこの動画は重要であり、今後の釘宮病Ti型の治験に役立つ物として期待されている。