陰陽師篇とは (オンミョウジヘンとは) [単語記事]

陰陽師篇とは、漫画『銀魂』における長編エピソードの名称である。

概要

原作の第二百八十二訓から第二百八十九訓までに亘って描かれた長篇エピソード。連載当時、まさか結野アナをメインにした長篇が出来るなんて誰が予想できたであろうか。伊東鴨太郎結野晴明率いる結野衆の因果関係をギャグを織り交ぜつつ描く。外道丸初登場がこのエピソードで、あのパンデモニウムさんもこの長篇がなければ登場しなかったと言ってもいい。

雨が続く江戸。坂田銀時憧れの女性・結野アナ（結野クリステル）は晴れの予報を連日はずしていた。パチンコ帰りに雨宿りをしていた銀時はそんな状況に対して愚痴を言っていると、そこで結野アナ本人と出くわす。結野アナを助けたいが一心で万事屋へ連れて帰り、事情を聞くこととなる。

そこで、結野アナは占いで天気をあてていたが、それは単なる占いではなく陰陽師としての天道を読む力であると聞かされ、結野アナは幕府おかかえの由緒正しい結野家の人間であることを知る。また、連日天気予報をはずしているのは結野アナのことをよく思わない陰陽師の仕業であると判明する。

そこで、結野衆が原因であるとにらみ、結野衆の本家へ訪ねる万事屋一行。結野アナから銀時の護身としてついてきた式神・外道丸を召喚し、結野アナの兄である結野晴明と出会う。そして、結野アナが連日天気予報をはずしているのは、結野衆の天敵・巳厘野衆の陰陽師による妨害が原因と知り、万事屋は結野衆と手を組み、巳厘野衆と対決する。特に、巳厘野家の当主で、結野アナの元夫である巳厘野道満が原因であると知る。