100% minimoo-G

100% minimoo-Gとは、2005年7月13日より稼働したbeatmaniaIIDX 12 HAPPYSKYに収録されたSota Fujimoriの楽曲である。

概要

アーティスト		Sota Fujimori
ジャンル		SYNTHETIC PROGRESSIVE ROCK
BPM		252
譜面難易度 (ノート数)		BEGINNER	NORMAL	HYPER	ANOTHER
	シングル (SP)	3 (204)	5 (474)	10 (871)	11 (903)
	ダブル (DP)	-	4 (474)	10 (871)	11 (1414)

2004年6月に全米で公開され、2005年2月19日に渋谷で公開された「Moog」をSotaが観たとき、「出演したアーティストが自分ほどのシンセジャンキーではない」という理由で、minimoogだけで曲を作った。曲名通りドラムも含めたすべての音をminimoogで作っているのだが、「ゲーム的におもしろい曲がいい」ということでSotaが好きなEmerson, Lake & PalmerのTarkusを参考にした変拍子満載の変態的なプログレになった。その変態っぷりは譜面にもあらわれている。次の表はSP HYPERとSP ANOTHERのレーン別のノート数を比較したものである。

		皿	1鍵	2鍵	3鍵	4鍵	5鍵	6鍵	7鍵	合計
SP HYPER	ノート数	109	137	98	120	120	144	80	63	871
	割合(%)	12.5	15.7	11.3	13.8	13.8	16.5	9.2	7.2	100.0
SP ANOTHER	ノート数	121	356	10	39	16	306	16	39	903
	割合(%)	13.4	39.4	1.1	4.3	1.8	33.9	1.8	4.3	100.0

SP HYPERとSP ANOTHERのノート数の合計がほとんど変わらないのにもかかわらず、レーンごとのノート数には大きく差が出ている。それもそのはず。SP ANOTHERではそれ以外の（DP含む）どの譜面とも違うドラム主体の譜面となっていて、「5151511511」を252bpmの8分で延々と繰り返すようなIIDX史上類を見ない変態譜面になっていた。なんと、皿・1鍵・5鍵だけで全体の86.7%を占めてしまう。当然個人差が強く、さらにはラス殺しである皿複合付きの二重縦連も入っているので、SP☆11の中でもキワモノ扱いされている。また、全譜面で小節線が無いのだが、CS HAPPY SKYに収録されたとき（おそらくトレーニングモードでプレイすることを想定してか）小節線が追加された。

なお、minimoogなどのモーグ・シンセサイザーの開発者で、ドキュメンタリー映画「Moog」にも取り上げられたロバート・モーグ博士は2005年8月21日に膠芽腫により71歳で亡くなった。また、Googleでは2012年5月23日に生誕78周年としてDoodle（Googleのロゴマークをアレンジしたもの）でモーグのシンセサイザーをモチーフにしたもので演奏することが可能になっていた。今でもDoodleアーカイブで演奏することができる。（Doodleアーカイブ:ロバート モーグ生誕78周年）

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関連項目

• beatmaniaIIDX
• Sota Fujimori
• BEMANIシリーズの楽曲一覧