adeleとは (アデルとは) [単語記事]

Adele（アデル）とは、イギリス・ロンドン出身のシンガーソングライターである。
独特の低い歌声と物悲しい歌詞、1960年代のようなクラシカルな雰囲気などが特徴。

概要

本名アデル･ローリー・ブルー・アドキンス。4歳の頃から歌い始め、自分を含め歌声というものに執着するようになる。
歌手という職業を目指すきっかけとなったのは、地元出身のアイドルグループ Spice Girlsの影響である。ディナーパーティーに参加するほど好きであり、「今の私を作ったのは彼女たち」と言うほど。

芸術系の短大に進むが、その頃には歌手ではなくプロデューサーや作詞作曲家としての道を進むことを望んでいた。ところが、友人のために作曲したデモ曲をMySpaceに投稿した途端大ヒット。大手レコード会社から契約を持ちかけられ歌手としてデビューすることになる。

イギリスでは注目の新人ミュージシャンだったがアメリカでの知名度は全く無かった。ところがアメリカでの宣伝のため出演した番組に、たまたま当時のアメリカ大統領選候補者のサラ・ペイリンが出演。注目度が高かった番組のため同時にアデルも話題となり、そのまま同年のグラミー賞にノミネート。最優秀新人賞を受賞して世界の注目を浴びる。

2011年、セカンドアルバム『21』を発表。これが全世界で大ヒット。アメリカのビルボードではシングル・アルバムとも年間1位を記録する偉業を達成した。
10月、予定していた全米ツアーを喉の不調によりキャンセル。その後手術を受け、2012年 2月のグラミー賞授賞式で復活。グラミー賞では「21」で最優秀アルバム賞と最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム、"Rolling in the Deep"で最優秀楽曲賞・最優秀レコード賞・最優秀短編音楽ビデオ、"Someone like you"で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスを受賞。グラミー賞の主要４部門を全て獲得したのは女性で初、男女あわせてもクリストファー・クロスについで二人目の快挙を達成した。

現在2枚のアルバムをリリースしているが、どちらも非常に高い評価を得ている。歌詞の内容は失恋が多いが、自らの体験を元にしていると語っている。そろそろ誰か幸せにしてあげるべき。　2012年 6月末に恋人との間に第1子を懐妊したと発表。おめでとう！

なお既に大物歌手の風格が外見から溢れているが、現在23歳である。