JR京都駅ビル大階段駈け上がり大会とは (ジェイアールキョウトエキビルダイカイダンカケアガリタイカイとは) [単語記事]

JR京都駅ビル大階段駈け上がり大会とは、京都駅で行われるスポーツ大会イベントである。

概要

特徴

1998年から毎年2月に開催される京都駅ビルのスポーツイベント。2017年をもって開催20回を迎えた。

KBS京都主催、JR西日本労組共催の大会で、毎年大会の様子がKBS京都でテレビ放映されているため、京都の知る人ぞ知る冬のイベントとして知られている。
大会名の通り、4人1チームで京都駅ビルの大階段171段、高低差30mをかけ上がって4人の合計タイムを競う大会で、毎年全国から多くのかけ上がり猛者が京都駅に集結する。
また、個別に表彰部門が設けられており、「団体の部」を中心に、「個人総合の部」、「女性の部」、「45歳以上の部」、「特別賞」の計5部門設けられている。

さらに優勝チームには副賞として南紀勝浦産の生マグロが贈呈される。

競技方法

4人1チームでエントリーし、大階段最下層部である室町小路広場から全171段、高低差30mを各チーム1人ずつかけ上がり、4人の合計タイムと個人のタイムを競う。4人の合計タイムが一番速いチームには「団体の部」優勝表彰、個人のタイムが一番速かった参加者には「個人総合の部」、「女性の部」、「45歳以上の部」いずれかの優勝表彰が授与される。また、特定の順位にランクインした場合は「特別賞」が授与される。

平均タイムと最速タイム

本大会の個人平均タイムはだいたい30秒～50秒が相場である。しかし、第22回の個人総合最速タイムはそれを大幅に上回る20秒02で夢の20秒台切りまであと一歩のところまで来ている。ちなみに50歳～60歳台以上の参加者も毎年多数エントリーしており、この中は驚愕の20秒～23秒台のタイムを叩き出す猛者も存在する。(参考:第22回大会45歳以上の部最速タイム 21秒90)