PRASTIK DANCEFLOORとは、beatmania IIDXシリーズに楽曲を提供しているコンポーザーである。
初めて楽曲を提供したのは17SIRIUS。初登場にして、Session 1 -Genesis-がEXTRA STAGEを担当するという大抜擢で華々しくデビュー。19Lincleまでに2曲ずつ提供していたが、20tricoroから楽曲提供が無くなり、目立った活動が見られなくなる。
2021年に突如twitterを開設、CHUNITHMへの楽曲提供という形で再び表舞台に登場。
代表曲であるSessionシリーズがBPMも早くかなり派手な曲でそちらの印象が強くなりがちだが、一方でそれ以外ではゆったりとしたクラブミュージックらしい曲も提供しており、作曲の幅の広さを感じられる。
Sessionシリーズのナンバリングとサブタイトルは旧約聖書から。1~12すべて作るのかは不明。
今の所どの曲にも序盤遅め→加速というBPMの変化が取り入れられている。
初登場でいきなりEXTRA曲を飾り、lincleではLincle Kingdomの最初の大ボスまで担当したPRASTIK DANCEFLOOR氏。その優遇っぷりから、レギュラーコンポーザーの別名義なのでは?などと噂されたこともあった。
しかし、BEMANI以外のCDでもこの名前が使われていたため(電刃見本市というCDのアレンジを担当)、その線は薄いと思われる。
以下、確定情報ではないので、暗転。
まず、Aira Mitsukiというアーティストの「CHANGE MY WILL」という曲を聞いてみてもらいたい。
聞いてみた人たちは、誰もがこう思ったことでしょう。「これ"Session 1 -Genesis-"じゃん!」と。
こちらの曲は、デートピアというレーベルにて作・編曲されている。この曲以外にも提供曲と 似た雰囲気の曲がいくつか出ていたり(掲示板参照)、先に挙げた電刃見本市というCDもデートピアから出ていることから、同レーベルの関係者であることはほぼ間違い無いと思われる。
問題は、レーベル関係者のうちの誰かということだが、ここはあまりはっきりしていない。
先ほど挙げた似た雰囲気の曲には、どれもTO-WEST名義でレーベル代表のterukado(輝門)氏が編曲に参加しているが、エレクトロ系の曲ではどれも別にもう一人編曲者が参加している。そのことから、おそらくterukado氏はクラブミュージックにおいてはディレクションを行なっているのだろう。
となると一緒に参加している別の編曲者が正体、と言いたいところなのだが、こちらは先に挙げた曲に誰か一人特定の編曲者がいるという訳ではない。
ただ、デートピアの編曲者は、複数人ではなく一人が複数の名義を使い分けているのでは、という説がある。違う名前でも似たような音の使い方をしている部分も見受けられることからも、名義の使い分け説は十分にあるだろう。
そのことから、 PRASTIK DANCEFLOORの正体は「デートピアの編曲者の名義の一つ」という可能性が高いと思われる。
ちなみに、PRASTIK DANCEFLOORが初登場したSIRIUSと同時期に稼働したjubeat ripplesでは、同じくデートピアからでているAira Mitsukiのロボットハニーが収録されていた(現在は削除)。
(こちらの記事、及び掲示板への書き込みを参考にさせて頂きました)
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最終更新:2025/01/14(火) 10:00
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