Pure Evilとは (ピュアイービルとは) [単語記事]

Pure Evilとは、KONAMIの音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」に収録されている楽曲であり、kors k楽曲REMIX コンテストの対象曲の1つでもある。
以下の概要では原曲とコンテストの採用曲を紹介する。

概要(原曲)

Virtual Sunriseと並ぶ、SOUND VOLTEXでは初めてのbeatnation Records所属アーティストによる書き下ろし楽曲。「純粋な悪」という意味の曲名や禍々しいジャケットに相応しく、teranoid名義を想起させる重々しいGABBAであり、いわゆる「ムズくてボスい」楽曲となっている。

譜面の方もかなりの高難易度であり、特にEXHAU ST 譜面は16分3連直角アナログデバイス・表拍FX チップ同時押し/裏拍BTチップ同時押しの押しづらい配置・連続アナログデバイス直角地帯等の難所が多く、個人差の出やすい譜面になっている。曲名は暗に譜面製作者のことを示しているのかもしれない。

SOUND VOLTEX IIではおなじみ(Cody談)となった、Ayatsugu_Otowaによるリミックス曲。
テックダンスに定評のある氏だが、今回のコンテスト採用曲では「今までの曲とは違う感じ」「ハードコアかワブルベースによるリミックスが大半だと思ったのであえて逆を行った」とTwitterで語っていたように、ドラムンベース/アートコアを基調としたテッキーなリミックスとなった。
GABBAである原曲とはまた違った雰囲気だが、やはり漬物に相応しいしょっぱさ「純粋な悪」に相応しい禍々しさが漂っている。
BEMANI シリーズの収録曲を紹介しているBEMANI SONGSでこの曲が選ばれている(SDVX II収録曲からは唯一の選曲である)ことから、スタッフの評価の高さも伺える。

ADVANCED譜面は直角アナログデバイスが多いもののチップは4分のものが大半を占めており、複雑な配置も無いことから、テンポに付いてこれさえすれば逆詐称と感じられるだろう。
EXHAU ST 譜面は大量の直角アナログデバイスとチップ同時押し、FX チップとの絡みが中心となった忙しい譜面になっており、体力とボタン⇔アナログデバイス間の着地力が問われる。直角アナログデバイスが多いためか、この譜面では半ばハードコアのように聴こえる。
後半の金縛りの逢をの難所を簡単にしたような直角+8分チップの片手処理地帯・最後のFX チップ+BTチップの同時押しと直角+FX チップ同時押し/BT-BCチップ同時押しが慣れていない人には厳しい殺しとなる。
一方で前述した原曲で登場する縦連打・16分直角アナログデバイス・FX チップとBTチップのサンドイッチ地帯は無く、原曲・当リミックス曲・同時に配信されたOur Faith (Faithful MTL Remix)の中でどれが一番難しいと感じるかは人に依るだろう。

SDVX初参戦のKobaryoによるリミックス曲。
「原曲の激しさや凶悪な部分を更に倍増させたリミックスにしてみました。」という採用コメント通り、BPMも倍増したスピードコアとなっている。

ADVANCED譜面にも8分階段やハネリズムのチップ譜面が登場し、アナログデバイスの操作も比較的忙しい。IIIで追加された中央開始のアナログラインが何箇所か登場するため、回す方向には注意したい。
EXHAU ST 譜面はIIIの新要素こそあまり無いものの、開幕のERRORハマりしやすいBTチップ階段譜面、FX チップ付きの16分階段^[1]、要所要所のチップ軸押し、後半のFX チップが混じった二重BTチップ地帯等、曲に合った凶悪さとなっており、アナログデバイス地帯は全て回復と思えるようでないと話にならない。
また、開幕の階段譜面は8分の階段譜面だが見た目以上に押しづらく、きっちり押せないとEX CE SSIVE RATEではそこだけで(その他の部分が出来る地力があっても)CRASHしかねない。