いろは(ルーンファクトリー)とは (イロハとは) [単語記事]

いろは(ルーンファクトリー)とは、ゲーム『龍の国ルーンファクトリー』に登場する人物である。CV:和氣あず未

概要

春の里にある、いろは茶屋の看板娘。明るく世話好きで、どんな人にも友好的。元気を失った春の里の復興と発展を強く願っている。

『龍の国ルーンファクトリー』における嫁候補の一人。一人称は「わたし」。誕生日は春月30日。

和風メイドの格好をした大正ロマンの具現。黒髪のおかっぱには椿の花の髪飾りが光る。初報PVで彼女とのデートや結婚シーンが映っている事から、本作におけるメインヒロイン的存在。妹にすずがいる。他のヒロインと比較してもかなり身長が低くく、見方によっては中学生にも見えるほどの童顔でもあるため、ロリ枠と言えなくもない。

アズマの国・春の里にて「いろは茶屋」を経営する気丈な少女。龍星崩落以来、廃れていく里や去っていく住民を見て、心を痛めており、茶屋の経営を通して里を盛り上げていきたいと考える。今まで献身的に里に尽くしてきた一方、サカキからは却って里に縛り付けているのではないかと心配されている。このように、郷土愛は確かなのだが、小さい頃からキラキラとした都への憧れを抱いていて、絆クエストでは都に出店できる機会を逸して悔しがる様子を見せた。何故かメイドブリムに強いこだわりがあって決して外そうとしない。

プロフィールによると両親は既に他界している。茶屋は両親が遺した形見で、唯一の家族すずと二人三脚で店を切り盛りしていた。花火大会で彼女が着る浴衣も母親が遺してくれたもの。うららかやひなが登場してからは彼女らも店を手伝うようになり(いろはと恋人に関係になると主人公も)、若干余裕が出来たが、里で唯一の食事処だからか、住民が増えるのと並行して来客も増えるため、相変わらずハードスケジュールをこなしている。本人は自覚していないものの、作中世界においても指折りの美少女で、里の外から来た不埒な輩にストーキングされる描写がある。

明るく、誰とでも仲良くされる気さくな性格を持ち、記憶を無くして春の里へ流れ着いた主人公にも優しく接してくれていた他、主人公がきちんと里に馴染めるよう、自分以外の友人を作る趣旨のクエストを出すなど、とても面倒見が良い。自分の店や妹に対する愛情も本物。一方で、和菓子作りに関しては妥協を許さない職人気質であり、里の良さを伝えるべく里で採れた食材だけを使用、また本を読んで西の国の文化を勉強し、和菓子作りに取り入れた事もある。冒険中であっても甘味の携行は忘れない。

和菓子一辺倒かと思いきや、他の料理も作れるらしく、洋菓子を研究してメニューに加えようとしていたり、オリジナル料理として「いろは特製オムレツ」を作るなど、何気に料理スキルが高い。しかし茶屋では看板メニューの団子ばかり注文されるのでその事が悩み。

「野となれ山となれ」「毒を食らわば皿まで」といった言葉を使うが毎回意味を間違える。

チュートリアルで最初に出会う嫁候補のため、好感度上げ自体は最序盤から行える。『龍ファク』では攻略可能キャラが出揃うのが非常に遅いので最初期に登場するのは明確な強み。また、プロポーズ出来るタイミングも「黒竜とその乗り手」クリア後と、攻略可能キャラの中では最速であり(それでもストーリー終盤まで進めないといけないが)、最初にプロポーズした人も多いのではなかろうか。

すずと違っていろは茶屋から全く動かず、営業時間前であっても茶屋の前にいる事が多いので、里中を探し回らなくても良いのが嬉しい。ただし、祝日の場合は行動パターンが変わるらしく、営業時間中であっても別の場所にいたり、低確率ながら別の里に現れる場合も。

大好物は三色だんご、光る抹茶アイス、兵糧だんご、串だんごといった和菓子類。平和を愛する性格だからか、刃物のかけらや、武器の素材となるさびた矢尻、さびた鉄などを嫌い、交流する際も「武器の話」「モンスターの話」「戦闘の話」を選ぶと好感度が下がってしまう。その割にはバトルへの参加は可能。

使用する武器種は両手剣。両手剣は見るからに大振りで、かつ重量のあるものが多いため、これを軽々と振り回すいろはは意外とマッチョなのかもしれない。

ごく普通の女の子なので、一番かわいく作るよう制作陣から要求されたらしい。いろはの名前も「ゲームのイロハを教えてくれるから」という理由で命名されたとの事。DLC衣装は『ルーンファクトリー4』に登場した嫁候補・シャオパイの衣装。