がんばれゴエモン～来るなら恋! 綾繁一家の黒い影～

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がんばれゴエモン～来るなら恋! 綾繁一家の黒い影～とは、1998年12月23日にKONAMIから発売されたアクションアドベンチャーゲームである。今作はKCE大阪ではなく、KCE名古屋が担当した。

ストーリー

がんばれゴエモン～来るなら恋! 綾繁一家の黒い影～
基本情報
ジャンル	アクションアドベンチャーゲーム
対応機種	PlayStation
開発元	コナミ
発売元	コナミ
発売日	1998年12月23日
ゲームソフトテンプレート

長屋で寝ていたゴエモンはおみっちゃんの声で起こされるが、あまりにもうるさいと感じたため怒ったが、声の主がおみっちゃんだと知らずにおみっちゃんは怒ってしまう。おみっちゃんの機嫌を直すためにへっぽこ山に行ってドングリを探し出すが…。

操作キャラクター

操作キャラはゴエモン、エビス丸、サスケ、ヤエ。キャラクターの交代は町で行う。サブ武器は削除されており、全員共通で蹴り攻撃を使える。

• ゴエモン（声優：松本保典）
  メイン武器：キセル
  サブ武器：小判、貫通小判
• エビス丸（声優：緒方賢一）
  メイン武器：フライパン
  サブ武器：手裏剣、反射手裏剣
• サスケ（声優：堀絢子）
  メイン武器：くない
• ヤエ（声優：笠原留美）
  メイン武器：刀

巨大メカ

今作ではコクピット視点ではなく、インパクトを直接操作する。ゴエモンインパクト以外にサスケ・インパクト、ヤエ・インパクト、エビス丸・インパクトが登場。2のゴエモンインパクト同様物知り爺さんが開発しているが…。

• サスケ・インパクト
  空中戦で活躍。物知り爺さんが仕方なく開発した。
• ヤエ・インパクト
  水中戦で活躍。物知り爺さんが喜んで開発した。一番の武器はプロポーション。
• エビス丸・インパクト
  陸戦で活躍。物知り爺さんが嫌々開発した。

ゴエモンインパクト、サスケ・インパクト、ヤエ・インパクト、エビス丸・インパクトは最終決戦で合体。ゴージャスインパクトとなり、4体のインパクトの長所を生かした形態となる。

敵キャラクター

• デッチ・ゴー・三びき
  • デッチ（声優：星野千寿子）
  • ゴー（声優：くまいもとこ）
  • サン（声優：かないみか）
• 綾繁の母（声優：星野千寿子）
• 綾繁ボン（声優：丹下桜）

問題点

視点が斜め上で固定されており、進行方向が見えづらい中でキャラクターを動かしていく。敵に近付くとカメラが敵に近付くが、雑魚敵ですら硬くて倒すのに時間がかかる。やっと倒したと思いきや、落とす小判は1枚だけである。そのため敵を無理して倒さずにステージをこなすという単調なものになっている。しかしステージそのものも、斜め上視点から斜めに動く足場に飛び移っていくという仕様になっている。

また全体的にグラフィックが粗く、マップのテスクチャに線がはっきり映っていたり、キャラクターの作画が崩壊している。またフルボイスでありながらキャラクターに口パクすらない。

回復アイテムは拾えば自動的に回復していたが、この作品ではメニューのアイテム枠に自動的に入ってしまうため、任意のタイミングで体力を回復させる必要が出てきた。さらにアイテム枠も4つとただでさえ少ないが、1つはドングリで固定されるため、実質3つとなる。さらにとある事情でアイテムを12個集めるイベントがあるため、アイテム枠3枠は足を引っ張る。

仲間3人がゴエモンと合流して巨大メカ戦を終えた後、ゴエモンとゴエモンインパクトが負傷し、ゴエモンが治りゴエモンインパクトが直ると、その次はいきなりラスボスである綾繁一家と戦うことになり、4度目のへっぽこ山攻略に挑むことになるなどと物語も単調になっている。

ゲームの発売日は1998年12月23日だが、同じ日にNINTENDO64で「がんばれゴエモン ～でろでろ道中 オバケてんこ盛り～」が発売されている。

この時期にカードキャプターさくらが放送されており、丹下桜とくまいもとこが共演したことで注目されたが、ゲームの出来が悪かったため、悪評に拍車がかかる結果になった。

これらの経緯からクソゲーと呼ばれることになってしまった。

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関連項目

• がんばれゴエモン
• PlayStation