だまこもちとは、秋田県の家庭的な郷土料理である。
秋田県の郷土料理であり、粒が残る程度に半搗きにしたご飯を丸めた物。
だまこ、やまもちとも呼ばれる。
鍋の具材として使用され、だまこもちの入った鍋はだまこ鍋と呼ばれる。
よく似た食べ物としてきりたんぽが挙げられるが、きりたんぽ(もしくはきりたんぽ鍋)は主に県北に根付いた郷土料理であり、だまこもち(もしくはだまこ鍋)は県央、県南部でよく食べられている。どちらも小学校の給食に出てくるくらいにはポピュラーである。
県北の人が県央、県南部に行くと、だまこもちの方がきりたんぽよりもよく食べられているので、軽いカルチャーショックを受ける。しかし県外の人の知名度が高いのはきりたんぽである。
だまこもちそのものの調理法としては、ご飯を粒が残る程度に潰し、球状に丸めるのみである。
ごく稀に煮崩れを防ぐ為に軽く炙ったりする家庭もあるが、そのままの状態がほとんどである。
だまこ鍋の調理法は、鶏がらや煮干しの出汁に醤油や味噌で味をつけ、鶏肉、ねぎ、セリ、ごぼう、きのこ(特にマイタケがポピュラー)と一緒にだまこもちを入れて煮る。
きりたんぽ鍋と調理法がほぼ一緒であるが、棒に巻き付けて焼くきりたんぽと違い、だまこは団子型で基本的に焼かない。
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最終更新:2025/12/10(水) 09:00
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