『BRIGADOON まりんとメラン』は、WOWOWで2000年7月21日から2001年2月9日まで放送された、サンライズ制作のアニメ。全26話。
監督である米たにヨシトモが『これが当たらなければ、引退します』とまで宣言した作品だが、放映されたのは衛星放送WOWOWのスクランブル枠(有料放送)にて一度きりだった為、多くの人の目に触れることなく、あまり話題に上らずに放映終了してしまった不遇の作品。
しかし、その内容は監督がそう宣言するに足るほどの名作であり、放映終了から時を経た今でも、たまたまこの作品に出会う経緯に至った人々の心を魅了し続けている。
時は1969年。大阪万博の開催まで一年をきったある日、東京下町の長屋に住む平凡な少女浅葱まりんは突如空に現われた異世界「ブリガドーン」からやってきた謎の生体兵器(モノマキア)に襲われる。
その時、根津神社に御神体として祭られていたアンプルの中から別のモノマキアが現れ、まりんを救う。彼の名はメラン・ブルー。まりんを守るのが任務だという。二つの世界の運命をかけた戦いが始まる。
本作品の主人公。13歳の中学1年生。しかし発育が良くないのか、体型はどう見ても小学(ry。遠視なので眼鏡をかけている。口癖は「あっは~ん」
不幸体質の持ち主で、本人は出生不明の孤児、貧乏で身の回りの物はつぎはぎだらけ、学校ではいじめの対象にされ、おまけに突然出現した異世界からの化け物にピンポイントで命を狙われたりと、とにかく行く先々で不幸を呼び寄せる。こんな子が元気で明るい性格なのが唯一の救いか。
モノマキアをアンプルから出し入れする能力を持っており、アンプルの状態になったモノマキアは、自分の意思では元の姿に戻ることが出来ない。
多くの謎に包まれたその正体は、最終話で明らかになる。
まりんを守るブリガドーンの生体兵器(モノマキア)であり、本作品最大の萌えキャラ。まりんを守る為に、ほぼ毎回のようにボロボロになっている。
元が生体兵器なだけに、無機質で感情のない性格だったが、まりんとそれを取り巻く長屋の住人たちとの触れ合いによって、少しずつ人間らしい感情が芽生えて行く。
普段はアンプルに収まっており、まりんが呼び出すことによってその姿を現す。アンプルに収まっている時は、自然治癒能力が上昇するらしい。しかし、中盤以降はアンプルに戻る描写が全くと言っていいほど無い。これはメランが、少しでも長くまりんの側に居るために、アンプルに戻ることを止めたとも予測することが出来る。
主食はご飯で、何人前もの量を一人黙々と平らげる。おいしい。おいしい。
まりんのクラスの学級委員長。中学1年生にしては、なかなかのナイスバディ。
正々堂々とした性格で、相手が誰であろうと万人平等に接する。それはクラス内でいじめを受けているまりんに対しても例外ではなく、決してクラスのみんなと同じように見下したりせず、かと言って甘やかすこともなく凛とした態度で接する人格者。
中学生ながら、他人や自分に甘えを許さない大人顔負けなシビアさを兼ね備えている。等価崩壊時の言動などからそれを察することが出来る。しかしそれは決して他人に冷たいというわけではなく、お腹を空かせた子供たちのために、自分の空腹を我慢して配給の食事を食べさせてあげたりと、根はとても心優しい少女である。
銭湯に関しては人一倍こだわりを持っているようで、完全全裸主義。偶然銭湯で出会ったまりんと萌に対し、タオルを巻いて入浴してきた二人を叱咤。銭湯の何たるかを力説した。
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最終更新:2025/12/14(日) 04:00
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