エル・カザドとは (エルカザドとは) [単語記事]

エル・カザド（El Caz ador De La Bruja）とは、2007年 4月2日から同年9月24日までテレビ東京で放送されたアニメである。全26話。

概要

NOIR、MADLAXに続く真下耕一監督の美少女ガンアクション三部作の三作目。作風は三作の中で一番明るいが、設定はやはり重い。カテゴリーとしてはやっぱり百合。ロリコンやらヤンデレやらヤンマーニやらに狙われるヒロイン、エリスを男前主人公、ナディが一途に守るという百合もの。 NOIR、MADLAXと違い、戦闘面は主人公達に用意されず、男供に移された。

また、前作、前々作で出演していた主要キャストはブルーアイズ役の久川綾を除いて一新されているが、前作、前々作で主要キャラクターを演じたキャストが毎話のごとくゲスト出演している。

作中で登場するタコスの有名チェーン「アミーゴ・タコス」の歌は妙な中毒性があるとして一部で話題になることがあったりなかったりした。

スタッフ

ストーリー

エリスは物理学者ハインツ・シュナイダー殺害の容疑者として指名手配され、さらに裏社会で莫大な賞金首として有名になっていた。エリスを狙う数多くの賞金稼ぎの一人ナディはメキシコの片田舎でエリスを見つけたものの、すっとぼけられた上に彼女の驚異的な能力を見せられ、逃げられてしまう。エリスを匿う占い師サルマまで辿り着くナディだが、なし崩し的にエリスのことを頼まれてしまう。成り行き上ナディは占い師の代わりにエリスの保護者となり、南へ行きたいというエリスと共に逃避行の旅に出るのだった。

その裏では、「プロジェクト・リヴァイアサン」の名の元にエリスの情報を集める中央情報局「R-339」室の室長ダグラス・ローゼンバーグらの影が見え隠れしていた。

主な登場人物

ナディ（伊藤静）: 賞金稼ぎ。銃の腕は確かなもので、エリスを色んな人から守っている。あと貧乳。姉さん役かと思いきや、少女的な面も。何かと魔女に好かれやすい。あと貧乳。ちなみにナディは、スペイン語で名無しという意味。　「遺言あったら、どーぞ」
エリス（清水愛）: 賞金首。金髪ヒロイン。色んな人に好かれやすい。一緒に旅をしていく内にナディに心開くようになる。けっこうわがままな性格をしていて、一度旅をしようと誘った変態を突き飛ばすような、ドＳである。ベッドの中ではナディと…。「いえっさ」
ジョディ “ブルーアイズ” ヘイワード（久川綾）: 中間管理職。この作品唯一のおっぱい。物語中では、元々狙っていたナディがエリスに持ってかれたり、最後の最後で重要な役割を担ったりして、結構苦労してる人。　「ナディ、追っては駄目よ」
リカルド（立木文彦）: 訓練された百合萌え。この作品唯一の男の主要キャラで、実力はナディを超えるらしい。本編ではナディより活躍している。いい年こいて色々と目覚めるあたり、どっかの監督みたいである。　「地獄で会おうぜ。アミーゴ!」
リリオ（井上麻里奈）: リカルドに連れ添い生活している。幼女なのだが、エリスにより空気化している。最後は…。
ナスターシャ（小林沙苗）: 前作の主人公なのに、なんだかんだで可哀想な子。それにしても現主人公からヒロインを盗るなんて…、許すまじマドラックス。
変態（宮野真守）: L.A。