みのむしぶらりんしゃんとは、
本稿では1.について説明する。
PS2用ゲーム「かまいたちの夜2」の「底蟲村篇」に出てくるわらべ唄。歌詞は以下のとおり。
冒頭で主人公達を案内する船長が歌うが、極めて不気味な曲である。
非常に残念なことに、このわらべ唄はかまいたちの夜2のサウンドトラックには含まれていない。
みのむしぶらりんしゃん 美味そにみえる
なんぼ美味そでも喰ろてはならぬ
喰ろたら一生生き地獄
みのむしぶらりんしゃん 我慢がでけぬ
我慢でけぬなら喰ろうてごろじ
喰ろたらお山に捨てられる
みのむしぶらりんしゃん たぢまのもりが
とこよのくにで見つけねばよかった
喰ろたら生きるぞ万万年
「みのむし」とは、底蟲村の周囲に自生している低木になる果実の事である。
見た目は小ぶりのバナナのようにも見え、皮を剥くと薄桃色の果肉が露わになる。粘り気のある果汁を滴らせ、ねっとりして生肉のように見えなくもない。
味はリンゴとバナナの中間のよう。美味しい。一度でも口にすれば食べるのを止められなくなるくらいに。
「たぢまのもり」とは、『古事記』『日本書紀』に登場する人物「田道間守(たじまもり)」のこと。
「とこよのくに」とは、田道間守が垂仁天皇に命じられて赴いた「常世の国」であり、海のかなたにあるという楽園のことである。
田道間守は帝の不老不死を願い、常世の国から「非時香菓(ときじくのかくのみ)」と呼ばれる果実を持ち帰ったが、彼が帰還した時には帝は亡くなっていた。田道間守は大声で泣き、陵の前で自害したという。
果たして「みのむし」は「非時香菓」なのか?口にすれば、伝説の通り不老不死になるのだろうか?
答えはゲームにて。
書籍「かまいたちの夜2オリジナルノベルズ 三日月島奇譚」の書き下ろし小説「底蟲村異聞」では、「みのむし」は上記とは似て非なる存在として登場する。
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最終更新:2025/12/08(月) 18:00
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