ウマ娘 シンデレラグレイ 単語


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ウマムスメシンデレラグレイ

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ウマ娘 シンデレラグレイとは、漫画:久住太陽、脚本:杉浦理史、漫画企画構成:伊藤隼之介(原作:Cygames)による漫画作品である。集英社刊「週刊ヤングジャンプ」にて2020年28号より連載中。

Cygamesによるメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の一作。「ウマ娘」については当該記事を参照。

概要

ウマ娘「オグリキャップ」を主人公とする完全新作漫画。雑誌媒体で連載されるウマ娘の漫画作品は本作が初となる。脚本にアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』でシリーズ構成を務めた杉浦理史、漫画企画構成として同じくプロデューサーを務めた伊藤隼之介が名を連ねており、同作と同じく実在の競走馬の物語をモチーフとしたストーリーが展開される。

オグリキャップが東京のトレセン学園に転入する前から物語がスタートするため、これまであまりスポットが当たらなかった中央以外のトレセン学園が第1R(1話)から大きく登場している。また現存する全国15場の地方競馬場に対し、ウマ娘の世界でも同じ場所に地方レース場が存在することが改めて明示された[1]。地名の表記はカサマツサガのみカタカナになっている。

あらすじ

地方で開催されるエンターテインメントレース「ローカルシリーズ」が開催される岐阜県羽島郡のカサマツレース場。設備も人員もウマ娘も中央(トゥインクルシリーズ)とはレベルが違うと言われるそこはレース当日も閑古鳥が鳴いており、トレーナーの北原穣は心の底から応援したくなるようなスターの不在を嘆いていた。

そんなある日、「ローカルシリーズ」で活躍するウマ娘を指導・育成するカサマツトレセン学園(正式名称:岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園)に入学した常識外れの新入生オグリキャップ。その走りを見た北原は彼女こそが待ち望んでいたスターだと確信し、一緒に天下を取ろうとスカウトする。

登場人物

登場人物名横のCVは本作のPVで登場したキャストのみ記載。ベルノライトや北原穣などといった本作オリジナルキャラのCVは単行本PVにて付けられたものである。

またメジロアルダン、サクラチヨノオー、シリウスシンボリ、ヤエノムテキは本作でウマ娘として初登場した。

カサマツレース

オグリキャップ(CV:高柳知葉)個別記事
主人公。桁外れの大食い。学園やレースのことをよく知らないなど、クールに見えてどこかずれているが純粋な性格。
生まれた時は立ち上がれないほど膝が悪く、母に毎日数時間もマッサージをしてもらって歩けるようになった。レースに出走することや勝つこと以前に走れることに喜びを感じている。柔軟な膝が生み出す超前傾姿勢の走りが持ち味。
基本的にジャージ姿であるが人一倍朝練や鍛錬を行っているせいで常に泥で汚れており、これが理由でノルンエース、ルディレモーノ、ミニーザレディの3人からは後にノルンがオグリの実力を認めるまで「泥ウサギ」と馬鹿にされていた(当のオグリ本人は全く気にしてはいなかったが)[2]
前述のとおり、幼少時代の経緯から走れる事を喜びとするあまりレースでの勝負事には無関心だったが、新バ戦でフジマサマーチに敗れたことやマーチから「お前の目標は何だ?」と問いかけられた事をきっかけにマーチへのライバル心を抱くようなり、ジュニアクラウンでのマーチとの2度目(史実上では5度目)の対決で互いの実力を認め合う間柄になり、共に東海ダービーへの出場を約束する。
しかし、その後に出場した中京盃での圧勝を目にしたシンボリルドルフから中央への勧誘を受ける事となるが、オグリは東海ダービー出場という北原の夢とマーチとの約束を理由にこれを拒否。それでも移籍させるかべきか躊躇する北原から「勝ったら中央、負けたら東海ダービー」という条件の下でゴールドジュニアの出場を告げられる。
中央移籍後は北原の叔父である中央のトレーナー・六平のチームに所属する。
作者の久住氏はオグリの髪型を結構こだわっており、Twitter上で6パターンもの髪型の候補があったのを打ち明けている。
ベルノライト(CV:根本京里)
オグリと同じカサマツトレセン学園の新入生。身長148cm、毛色は栗毛(髪:茶 眼:茶)。
「B」のヘアピンを2つ髪に付けている。
クラスで隣の席になったオグリを気に掛けており、オグリに誘われてチームメイトになった。
北原からは「ベル」、オグリからは「ベルノ」の愛称で呼ばれている。
実家はウマ娘専門のスポーツ用品店で、シューズや蹄鉄に詳しいことからオグリのシューズの調整を自ら買って出ている。
オグリが出場するジュニアクラウンの日に新バ戦に出場したが明確な描写は描かれず、惨敗を喫した模様。
オグリの中央移籍の際、サポートウマ娘として学ぶ為オグリともに中央のトレセン学園に転入した。
ヘアピンのデザインや同じ栗毛色という点からツインビー[3]がモデルと推測され[4]装蹄師の三輪勝氏の要素も取り入れられていると噂されている。
フジマサマーチ個別記事
クラスメイトの一人。身長170cm、毛色は芦毛(髪:薄浅葱 眼:赤)。
特待生として多くのトレーナーから注目される有力選手。性格は走ることに対して非常にストイックで、東海ダービーを目標としており、北原に東海ダービーも夢ではないと言われたオグリとデビュー戦から激突し、ライバルとして強く意識することになる。
そしてジュニアクラウンでのオグリとの再戦で接戦の末に惜敗、オグリから一緒に東海ダービーへの出場を約束するも、間もなくオグリの中央移籍の勧誘が発生。移籍するか否かの条件にオグリとの約束を天秤に掛けられた事に対してオグリを殴り飛ばすほどに激しく激高した。
尚、本編では終始シリアスな姿を見せている一方で、久住氏のTwitterでの裏話では新バ戦でのウイニングライブでライブ衣装を着るも顔を赤らめて羞恥に耐える姿を見せたり、ルームメイトのウォークダンサーに話しかけるタイミングを探るあまり不本意ながら長時間睨み続けてしまうといった茶目っ気が散見される。
モデルはオグリの笠松競馬場時代のライバルだったマーチトウショウ。「トウショウ」だが血統も生産もトウショウ牧場とは無関係。
ノルンエース
クラスメイトの一人。身長167cm、毛色は鹿毛(髪:薄茶 眼:黒)。制服やジャージを緩く着崩している。
ベルノ曰く地元では有名だが、何故有名なのかは不明。一人称は「あーし」を意識的に使っている。
本来オグリのルームメイトだったが、荷物が片付いていないのを理由に彼女を物置部屋で寝かせた。悪目立ちしたオグリが気に入らずにいじめていたが、レースで対戦して実力差を思い知り、同時にウイニングライブで抜けた所を見せられて毒気を抜かれ、部屋に戻るように促して謝罪した(上述の通りオグリは彼女の悪意に気づいておらず、物置も快適な個室だと思っていたため残念がっていた)。
チームメイトのルディレモーノ、ミニーザレディとは幼馴染で、その頃からよくつるんでいる。親がダンス教室を開いており、オグリに謝罪する際にダンス教室の回数券を渡している。ジュニアクラウンのオグリのウィニングライブではルディ、ミニーと共に観客の最前列でオグリにダンスのアドバイスをしている。
また、オグリとの和解後は寝起きのオグリの髪を整えてやったり、ゴールドジュニアでの物販ではオグリのぬいぐるみを購入する等、オグリに対しての好意が見え隠れしており、それを見たルディとミニーから「デレが顕著」とつっこまれている。
なおノルンエース・ルディレモーノ・ミニーザレディの3名については元ネタの存在しないオリジナルウマ娘である。
ルディレモーノ(CV:西川舞)
クラスメイトの一人。身長は165cm、毛色は月毛(髪:金 眼:黄)。
ギザっ歯でニンジンのワッペンをつけたスカジャンを着ている。すぐに耳を絞って怒るいかにもな不良だが、レース後に様子がおかしいノルンの手を握っていたり、ミニーの卑劣さには引く面もある。
ミニーザレディ
クラスメイトの一人。身長は147cm、毛色は青鹿毛(髪:黒 眼:緑)。
小柄で覆面をつけている。ルディレモーノのルームメイト。
3人組の中では学業優秀で分析力もあるが、嫌がらせにばかり頭を使っている。
ジュニアクラウンのオグリのウィニングライブではノルンと共にカンペを使ってオグリにアドバイスをしている。
ウォークダンサー
フジマサマーチのルームメイト。ストレートロングヘアで顔の右半分が前髪で隠れており、左耳に十字とリボンの耳飾りを付けている。
オグリ、マーチと同じ新バ戦でデビュー。新バ戦ではレース中盤のカーブで遠心力で押し出されてオグリと接触している。
久住氏のTwitterでの裏話で話しかけるタイミングを探るマーチに後ろから睨まれ続け、涙目になる姿が描かれている。
モデルはリードウォーク。
オーカンメーカー
オグリ、マーチと同じ新バ戦でデビューしたウマ娘。ジェットメーカーとはルームメイト。
セミロングで右側の髪の一部が白く、右耳に小さな王冠を被せている。
ジュニアクラウンでは3枠3番で出場、サウスヒロイン以来の「無理ぃー!!」を口にした。
モデルはフェートオーカン。
サウスヒロイン
同上。黒いショートヘアで白いハチマキ、右耳に小さい星の飾りを2つ付けている。
新バ戦では道中先頭でレースを引っ張ったが、ペース配分を誤った為に最後の直線に入った所でバテてしまい、直後にフジマサマーチに抜かれ、アニメ版でお馴染みの「無理ぃー!!」を口にした。オグリの2戦目にも出場し、新バ戦同様に終盤にかけて先頭を引っ張ったがスパートをかけたオグリに抜かれてしまった(久住氏のTwitterの裏話ではこの2戦目の後のサウスの様子が描かれていて、また負けたことに悔しさのあまり自身のジャージを引っ張りながら大泣きしている)。
モデルはノースヒーロー。
セカイトーハー
同上。ロングヘアで前髪をオールバックにしてデコ出しにヘッドフォンをしている。
モデルはニッポンセイハー。
ベーテシュガー
同上。ボブカットで右耳に小さいリボンを付けている。
モデルはベンテンシャトー。
ジョイメーカー
同上。ショートカットで切り揃えた横髪の右側の一部が白くなっている。
モデルはフェートジョイ。
ウルトライチバン
同上。黒髪のツインテールで赤いハチマキ、左耳にリボンの付いた円形メダル型の飾りを付けている。
モデルはスーパーイチバン。
ロイヤルチェリー
同上。ぼさぼさのショートカットにそばかす、左耳にサクランボの耳飾りを付けている。
モデルはチェリーロードか。
ジェットメーカー
クラスメイトの一人。オーカンメーカーとはルームメイト。
黒いロングストレートの髪を真ん中分けにしており、殿上眉をしている。
第1話では名前のみだったが、第8話のジュニアクラウンにて登場(枠番は7枠7番)。
モデルはフェートジェット。
テンザンターフ
第8話のジュニアクラウンに1枠1番で出場。黒髪で切り揃えた前髪を残してこめかみから下の髪を後頭部に結い纏め、四角いヘッドホンをかけており、右耳には丸いピアスを付けている。また、瞳はハイライトが描かれていない。
モデルはヤマニテンザン。
ネヴァーエヴァー
同上、2枠2番で出場。ざんばら髪のショートヘアで頭頂部の一部が白く、おっとりとした目にデフォルメされた頬をしている。
モデルはミサトネバー。おそらくネーミング由来は葛城ミサト。
フジタカプラント
同上、4枠4番で出場。ロングヘアで前髪が白くオールバックになっている。目は三白眼で左頬に絆創膏を貼っており、左耳に鎖のピアスを付けている。
モデルはウィンプロント。
ドラゴンメーカー
同上、6枠6番で出場。ショートヘアで左目が前髪で隠れており、左右の横髪の一部が龍の角のように白く尖っている。目尻のまつ毛が長く、ギザッ歯、右耳には数珠状に繋がった4つの丸ピアスを付けている。
モデルはトミシノシェンロン。
ナントウイチバン
同上、8枠8番で出場。ウェーブかかったロングヘアで両目が前髪で隠れており、右耳にはリボン付きのメダルを付けている。
モデルはホクセイイチバン。
北原穣(キタハラ ジョウ)(CV:中村章吾)
オグリとベルノのトレーナー。身長185cmの壮年くらいに見える男性。キャップ(頂点)と言う名前を気に入り、オグリキャップを「キャップ」と呼び(中京盃以降は「オグリ」と呼ぶようになる)、ベルノに対しては「ベル」と呼んでいる。
中央でトレーナーを務める六平(むさか)を叔父に持つ。かつては以前の仕事をクビになり、パチンコに明け暮れ、自室に籠ってテレビで競馬の映像を眺め続ける荒んだ日々を送っていたが、六平に連れられて「東海ダービー」を生で見たことで「東海ダービー」への憧れを抱くようになり、六平の口利きでカサマツトレセンのトレーナーとなるという過去を持つ。
一部読者の間では「アンカツ」こと安藤勝己騎手がモデルとする説と[5]「東海ダービー」に対する想いから鷲見調教師である説がある。その一方、「穣」の文字を別の読み方をすると…。
柴崎宏壱(CV:柴崎哲志)
マーチのトレーナー。オールバックの男性。
マーチに度々助言をするも、自身に対して不遜な態度をとるマーチの言動に頭を悩ませている。
一部読者の間では同じく笠松競馬場出身の柴山雄一騎手がモデルと噂されている。
川村日和(カワムラ ヒヨリ)
ノルン、ルディ、ミニーのトレーナー。そばかす顔の女性。
男性陣の不作法や不真面目な教え子達のおかげでしかめっ面をしていることが多い。
最初はマーチをチームに加えようと勧誘したがマーチは柴崎の方に加わった為、半ば消去法でノルン達3人をチームに加えたが、当の3人が練習をサボるといった素行不良に頭を悩ませている。
巌唯一
サウスヒロインのトレーナー。角刈りの男性。オグリの新バ戦の時、北原に出走表を持ってきたのもこの人。

中央

タマモクロス個別記事
キービジュアルで登場が示唆され、本編では第7Rから登場する。レースに負けた腹いせに名古屋できしめんを食べに向かったはずが電車を乗り間違えた事でカサマツにたどり着き、その足でオグリとマーチが出場するジュニアクラウンを観戦。この時のオグリの逆転劇を見て彼女を一目置くようになり、オグリへの対抗心を抱くようなる。その後、オグリへの対抗心をバネに連勝の山を重ね始める。
スーパークリーク個別記事
キービジュアルに登場。本編には第17Rより登場。地方から転入してきたオグリキャップを興味ありげに見つめる。
イナリワン個別記事
キービジュアルに登場。
シンボリルドルフ個別記事
ルナスワロー、ゴールドシチー、メリービューティーらが出場した中央の日本ダービーを、マルゼンスキーとミスターシービーと共に観戦席から観戦し、ゴールドシチーの走りを分析していた。
その後、中京盃をマルゼンスキーと共に観戦し、オグリの圧勝を目撃。北原を呼び出してオグリを中央へのスカウトを申し出た。
オグリの中央移籍後は彼女のダービー参戦問題に会長として振り回される事になる。
マルゼンスキー個別記事
シンボリルドルフと共に日本ダービーを観戦していたウマ娘。オグリが出場した中京盃にもシンボリルドルフと共に観戦する。
彼女が過去に望んだダービー参戦は叶う事は無かったが、その長らく秘めていた想いは近くにいるウマ娘を前へ動かす最後の1ピースとなった。
ミスターシービー個別記事
同上。アニメ版に1カットだけ登場して以来の再登場となった。
ゴールドシチー個別記事
オグリ達の入学と同時期に中央で開催された日本ダービーに出場したウマ娘。直線でルナスワローをかわして先頭に立ったが、メリービューティーの豪脚に6バ身差の圧勝を許す。
六平銀次郎(ムサカ ギンジロウ)
中央でトレーナーを務めている北原の叔父。北原からは「六平(ろっぺい)さん」と呼ばれている。
北原がトレーナーになる前、北原を心配する両親からの頼みで自身の口利きで北原をトレーナーに勧誘、中京レース場の東海ダービーを生で見せた事で北原に東海ダービーへの憧れを作るきっかけとなった。
オグリのジュニアクラウンの時は長期休暇を利用して帰省ついでに観戦に訪れており、オグリの実力を知るとレース場を去る前に北原に遠回しの忠告をするも、北原がその忠告を無視した為にオグリと北原の「東海ダービー」出場の夢が潰える事態を招いてしまう。
その後オグリが中央移籍後は北原の願いで彼女を自らのチームに引き入れ指導する事になる。ヤエノムテキのトレーナーとは飲み友達。
元ネタは中央で実際にオグリキャップなど多数の競争馬に関わった故・瀬戸口勉調教師と言われる。
イワノフラッシュ
第11R冒頭に名前だけ登場するウマ娘。元ネタはイシノヒカル。
ディクタストライカ個別記事
第17Rより登場するウマ娘。初登場時には4戦3勝の成績を上げていて名前の表記の上に『栗毛の弾丸』という二つ名がつけられている。日本ダービー出走時は足にケガを持ちつつも出走。元ネタは1988年にマイルチャンピオンシップを勝利したサッカーボーイ(父:ディクタス)と目されている。ちなみにサッカーボーイの甥にはアニメウマ娘1期にモブのウマ娘として登場したステイゴールド(アニメではキンイロリョテイの名で登場)がいる。
サクラチヨノオー個別記事
第17Rより登場するウマ娘。初登場時には、『ど根性ヒロイン』という二つ名と共に4戦3勝の成績が名前の上に書かれている。地方から転入してきたオグリの存在に心の中で気合いを入れ直していた。皐月賞で敗れはするものの晴れ舞台・日本ダービーでは己の限界を超えた魂の激走を見せる。
メジロアルダン
第17Rより登場するウマ娘。初登場時はまだ未出走で名前の表記の上に『名門メジロ家令嬢』という二つ名がつけられている。ペガサスステークス時はスーパークリーク・ヤエノムテキと共にテレビでオグリ達のレースをお茶会を開きながら観戦していた。なおメジロ家関係者としてアニメ等にはメジロマックイーン・メジロライアン・メジロドーベル・メジロパーマーが既に存在しているが現在シンデレラグレイに彼女たちはまだ登場していない。
ブラッキーエール
第17Rより登場する黒髪のウマ娘。初登場時には既に8戦4勝・しかも3連勝を果たしていて名前の表記の上に『黒い闘士』という二つ名がつけられている。地方から鳴り物入りで来たオグリを気に入らずカサマツでの12戦10勝という成績を「田舎の砂遊び」と吐き捨てるように言うが…。荒々しい口調と攻撃的な目つきだが子供に優しくパドックでのファンへの愛想も良い。元ネタはオグリキャップやヤエノムテキなどと戦ったラガーブラックか。
ヤエノムテキ個別記事
第17Rより登場するウマ娘。初登場時は未出走で名前表記の上に『剛毅朴訥武道少女』という二つ名がつけられている。オグリの転入時に正々堂々と闘う事を誓い彼女と左手で握手を交わす。実際オグリの事は実力者である事を見抜いており、初対決の毎日杯では対策を練り相手を策に陥れる事に成功する。授業の際に真っすぐ上に腕を挙手したり、ペガサスステークスをテレビで視聴する際は両手を太腿の上に揃えていたりとやたらと折り目正しい所作が目立つが、これは武人然としたトレーナーの影響も大きく見える。
バンブーメモリー個別記事
第17Rより登場するウマ娘。名前こそ表記されていないが16ページ目にてオグリのカサマツでの戦績にクラス中がザワつく中に存在が確認されている。
メイクンツカサ
第19Rより登場。六平チームに所属している先輩。快活優等生先輩。作者曰く「ツカサ先輩は先輩後輩の垣根無くフレンドリーに構ってくれる」とのこと。
クラフトユニヴァ
第19Rより登場。六平チームに所属している先輩。内気世話焼き先輩。作者曰く「ユニヴァ先輩はオグリとベルノに会う度にアメちゃんをくれる」とのこと。
ゴッドハンニバル
第19Rより登場。六平チームに所属している先輩。ミステリアスなポンコツ先輩。作者曰く「ゴッド先輩はよく道に迷って行方不明になる」とのこと。
シュガースティール
第21Rに名前だけ登場。序盤先頭に立つ。
元ネタはレース展開からすると、アグネスカノーバ。
ディクタアース
第24Rに登場。皐月賞2着。毎日王冠では7着だった模様。
元ネタはディクターランド。
ダブルインター
第28Rに名前だけ登場。日本ダービー3着。
元ネタはコクサイトリプル。
アキツテイオー個別記事
第29Rに登場するウマ娘。短中距離ナンバーワン、マイルの帝王と称され宝塚記念1番人気で逃げを打つが、最終直線でタマモクロスに差し切られる。元ネタはニッポーテイオー。
ミスレディ
第29Rに名前だけ登場。宝塚記念で先行を決めようとするが、アキツテイオーに抜かれていく。
恐らく元ネタはミスターボーイ。
小宮山
タマモクロスのトレーナー。タマモクロスとはタマちゃん、コミちゃんと呼ぶ仲。
シリウスシンボリ個別記事
第31Rから登場。日本ダービー優勝後、欧州で活躍した実力者。毎日王冠では、出走前にダンスを踊ってロードロイヤルとダイナムヒロインにぶつかり、ロードロイヤルが出走停止になった。レースではオグリキャップの横を走る。オグリキャップが仕掛けたと同時にその後ろを進み、オグリの体力切れを予測して仕掛けるが、オグリキャップが更にスパートしたことで敗北する。天皇賞(秋)では、4コーナーでトップシュンベツのペースが落ちたところを狙って外から仕掛けるが、更に大外から来たオグリキャップに抜かされた。
なお、作者の投稿したTwitter画像(削除済み)では、シンボリルドルフ会長の幼馴染らしい。
ダイナムヒロイン
第31Rから登場。先行勢の一頭。レースでは、オグリキャップに抜かされないよううまくコース取りをするが、オグリキャップは誰にも触れられない最大外を走っていった。天皇賞(秋)では、同様に、集団前目に付け、4コーナーから仕掛けていった。1600Mの日本レコードホルダー。
元ネタはダイナアクトレス。
ロングリブフリー
第32Rに登場。天皇賞(春)ではタマモクロスの2着。
元ネタはランニングフリー。
ロードロイヤル
第32Rに登場。毎日王冠では、レース前に、シリウスシンボリのダンスに巻き込まれ、1枠1番だったが鼻血を出して出走停止。天皇賞(秋)では、逃げウマとして後続の体力切れも見込んだレースを展開するが、直線、坂の手前でタマモクロスに捉えられた。なお、前年の天皇賞ではアキツテイオーに惜敗したといっている。
元ネタはレジェンドテイオー。
マッシヴバイキング
第32Rに登場。7戦5勝の注目馬。
元ネタは恐らく、ボールドノースマン。
メシアオブマイン
第33Rに名前だけ登場。毎日王冠のレースで序盤先頭に立つ。
元ネタはマイネルダビテ。
トップシュンベツ
第36Rに登場。先行してレースを引っ張るとしながら考えすぎて出遅れ、その影響か4コーナーではペースを落としていった。
元ネタは恐らくトウショウサミット。

その他

赤坂美聡(CV:明坂聡美)
アニメでもおなじみ実況アナウンサーのお姉さん。さすがに中央のみらしくカサマツの実況は別の人が担当してる模様。ちなみに1話の彼女の横には解説の細江純子さんらしき人もいる。
井川
解説者。ペガサスステークスで赤坂の隣で解説をしていた。
オグリキャップの母
オグリの母で元競走ウマ娘。デビューが決まったオグリに現役の頃に使っていた髪飾りを贈り、オグリの新バ戦ではラジオでレースを見守っていた。モデルはオグリキャップの母ホワイトナルビーか(作者が誕生日に触れている)。
藤井泉助
マスコミ関係者。黒縁眼鏡と大きなカメラが特徴的な男性。オグリキャップの才能に惚れ込み、その熱意でダービーに出られないオグリを出せるように多くの記事や署名などでウマ娘ファンを煽る。以上の点から、とある実在の人物が想起されるが…?
タマモクロスの母
タマモクロスの母。タマモクロスが良い環境で走れるよう、走る場所に近い住まいを探していたが、なかなか見つからずにいた。42R時点で、現在の時間軸では出てきていない。
モデルはグリーンシャトーか。
おっちゃん
タマモクロスの幼少期に走りを教えた人物。現在は病床に臥せっている。

題材となったレース・小ネタ

第1R

  • 第54回日本ダービー(1987年5月31日)に出走したゴールドシチーは4着(鞍上・本田優)。勝ち馬はメリーナイス(鞍上・根本康広)。2着のサニースワロー(鞍上・大西直宏)とは6馬身差をつけて圧勝

第2R〜第4R

  • オグリキャップの母ホワイトナルビーも笠松競馬場からデビューした元競走馬。オグリキャップの笠松時代と同じ鷲見昌勇厩舎に所属していた。
  • オグリキャップのデビュー戦(1987年5月19日)。史実での出走馬は1枠1番からマーチトウショウ、フェートオーカン、ノースヒーロー、ベンテンシャトー、オグリキャップ、リードウォーク、スーパーイチバン、ニッポンセイハー、フェートジョイ、チェリーロード。
  • レース中にオグリが時折足の痛みを覚える描写があり、ゲートで出遅れ、ゴール直前で足に力が入らなくなってフジマサマーチにクビ差で敗れている(史実でもオグリはマーチトウショウにクビ差で敗れ2着)。この時は度重なる練習でボロボロだったシューズがレース開始直後に遂に破れて爪先が剥き出しになった状態で走ったのが原因だった。
    これは笠松時代のオグリは成長が遅かった事と、幼少期の膝の変形のせいで脚部不安があった為にゲート出遅れが多かった事、および蹄の内側が腐る病気・蹄叉腐爛でまともに走れない状態でレースに出ていたことが元ネタと推測される。

第5R

第6R

第7〜9R

  • オグリキャップのジュニアクラウン戦(1987年10月4日)、及びベルノライトのデビュー戦(枠番・馬順は3枠3番)。
    ただし、史実の1987年10月4日は新馬戦が行われていない。
    また、ベルノライトのモデルと推測されているツインビーの新馬戦は史実では1987年10月10日。枠番・馬順は8枠8番で出走し、順位は3着である。
  • 本編ではオグリとマーチは新バ戦以来の2度目の対決となっているが、史実ではジュニアクラウンまでの間にオグリキャップとマーチトウショウは4度対戦し、2勝2敗と互角の成績で当レースは5度目の対戦だった。
    また、オグリが1番人気となった理由も史実ではオグリが前戦でマーチから2連勝したこともあって今回もオグリ有利というファンの予想があった為だったが、本編ではノルンとの対決(笠松2戦目)でのウイニングライブで「カサマツ音頭」を踊った事やトレセン学園での大食いっぷりの様子が新聞のトップに載ったことで話題になったのが遠因とされている。

第10R

  • オグリキャップの中京盃(1987年10月14日)。開催地が当時は地方と中央の共同使用であった中京競馬場であり初の芝レース。レースは圧倒的勝利を修めた事で、中央から注目を浴び、移籍を打診される事になる。

第11R

  • タマモクロスの鳴尾記念(1987年12月6日)。但し劇中ではタマモクロスがゴールした直後となっており、レースの内容は省略されている。また、タマモクロスはこの時の優勝者インタビューでジュニアクラウンで目撃したオグリキャップの事を仄めかす形で発言している。
  • 冒頭に「イワノフラッシュが菊花賞に続きGI二連勝」という北原の回想シーンが描かれているが、これは1972年に菊花賞、有馬記念を連勝したイシノヒカルがモデルと思われる。史実のオグリキャップから数えて15年前のことであり、この時北原25歳、六平47歳であるからマンガ本編ではそれぞれ40歳、62歳程度の設定だろうか。

第13R~

  • オグリキャップのゴールドジュニア(1988年1月10日)。史実ではオグリキャップの笠松競馬場及びマーチトウショウとの最後のレースとなった。
  • 本編ではオグリの中央移籍の可能性があるという話が新聞を通して一般周知されてしまっており、北原がオグリに告げた「このレースでオグリが勝てば中央に移籍、負ければカサマツに残留して東海ダービーを目指す」という条件も知られる事となった。
    これは東海ダービーへの夢を捨てきれない北原の苦渋の決断によるものだが、一方でオグリはこの条件が原因で「レースに勝ちたいのに、勝ってしまうと北原とマーチとの約束を捨てることになる」という板挟みに苦悩することとなった。

第16R

  • 本編では北原はオグリキャップに見合うトレーナーとなるべく中央ライセンスを新たな目標に掲げている。史実、元ネタの安藤勝己も後に中央へ移籍を果たしている。
  • ベルノライトはスタッフ研修生として中央トレセン学園編入を果たしオグリキャップに付いていくのだが、これも装蹄師の三輪勝氏が特例でオグリキャップ担当が認められた事に起因する。
  • マーチはオグリに「お前より長くレース場に立ち続ける」と宣言。史実、中央地方と転々とし成績も順風満帆ではなかったもののオグリキャップより長く現役を続けた。

第18R

  • オグリキャップはクラシック登録の事を知らず未提出により日本ダービーに叶わなくなった。史実、笠松時代の馬主小栗孝一氏はオグリを当初中央移籍をするつもりはなく(当然クラシック未登録)移籍した時点で既にクラシック登録期限を過ぎていた為日本ダービー出走は叶わなくなった。

第22R

1988年第35回毎日杯。

レース中ずっと外にいたオグリキャップだが、ファンドリデクターをクビ差交わして勝利。

第24R

1988年第48回皐月賞。

抽選枠から1枠1番を当てたヤエノムテキが好走して勝利するが、このことが、ヤエノムテキに勝っていたにもかかわらずオグリキャップがクラシック登録されていないために日本ダービーに出走できないという点に疑問を投げかけることとなる。

第25R

オグリキャップのダービー出走運動に湧く中かつてその規則でダービーを走れなかったマルゼンスキーは「大外枠だって良かったのに…」と受戒。これは、主戦騎手だった中野渡清一が「大外枠でもいい。賞金もいらない。他の馬の邪魔もしない。だからマルゼンスキーを日本ダービーで走らせてくれ。」という発言に由来する。

第28R

規則の改訂について、諮問委員会院長とシンボリルドルフの会話で後ろ姿が見えるのはテイエムオペラオー。オグリキャップの存在によってクラシック登録の規則改訂がなされた後、その規則改訂によって皐月賞の栄光を手にした後の世紀末覇王である。

第29R

1988年第29回宝塚記念。

単中距離王者ニッポーテイオーと、阪神大賞典、天皇賞(春)の長距離で連勝したタマモクロスの一騎打ち。結果は見事タマモクロスの差し切り勝ち。

第30R

1988年第18回高松宮杯。

中京競馬場芝2000mのコースレコード。またこの勝利は地方から中央への移籍しての重賞5連勝であり、かつてオグリキャップ以前のアイドルホースとして名を馳せたハイセイコーの記録である4連勝の記録更新でもあった。

第32R

1988年第39回毎日王冠。

シリウスシンボリがダンスを踊って、ロードロイヤルとダイナムヒロインに手足がぶつかり、ロードロイヤルは出走停止となっている。実際には、気性難で知られたシリウスシンボリは毎日王冠でレース前にレジェンドテイオーとダイナアクトレスを蹴飛ばし、レジェンドテイオーは出走停止。厩務員同士が喧嘩する事態に発展している。

第37R

1988年第98回天皇賞(秋)。

漫画でも言われている通り、オグリキャップの重賞7連勝か、タマモクロスの8連勝と天皇賞春秋連覇かが掛かっており、どちらが勝っても初となる記録的な競争となった。

第41R

タイトルである白い稲妻はタマモクロスに付けられた二つ名。芦毛であったことから、父シービークロスに付けられ、そしてタマモクロスに受け継がれた二つ名である。

第42R

オグリが真っすぐ走れていないと六平に言われているが、実際のレースでもオグリキャップは大外から切り込んだにもかかわらず、タマモクロスの内に入るほど斜行していた。
アオリ文の「風か光か」はJRAのヒーロー列伝に由来する。

第43R

レース後、オグリキャップは勝ったタマモクロスをじっと睨みつけていたらしい。オグリキャップの眼が強調されたコマがあるのは恐らくこの逸話に由来する。

各話タイトル

基本的に、サブタイトルは作中の登場人物の台詞が基になっている。

序章 カサマツ篇
話数 サブタイトル アオリ文 掲載誌 単行本
1R ここにいる 伝統の最高峰、そのクライマックス――!! 28 1巻
それは少女が"怪物"に至る道、シンデレラストーリー、開幕!!
2R 私をレースに出して 伝説の始まりの始まり。 29
その一歩目は…躓き
3R 信じていいかも デビューレース、その一歩目、初めて見る景色は――後ろ姿。 30
デッドヒートに水差す一歩…。
4R 今度は勝つ まだ負けられない、もう負けれられない――アイツにだけは。 31
その少女、性ワルにつき…。
5R 次元が違う 一人向けるその視線は…悪意。 32
その意地悪さは必死さから、その潔さは強さから。
6R 頂の景色 カサマツ駆ける衝撃と新報――。 33&34
7R ジュニアクラウン やるきいっぱい、初出走! 35
8R 想定外 ただ――勝ちたい。 36&37 2巻
目前の背は、あまりにも遠い。
9R 2度目 "独"りで"走"る。今までも、これからも――。 38
進むべきは、次の舞台(ステージ)。
10R 国内最高水準 "王"は黙し、背中で語る――。 39
強すぎた故、その波乱は想像を超える。
11R ライセンス 立ち止まる。夢と理想の狭間で――。 40
これからの…二人の話。
12R 一番の選択 沈黙は語る。言いたいことも 言えないことも――。 42
勝っても―、負けても―、
13R だったら私に勝て 苦渋の選択――。 43
気に入らない――、その目が、驕りが、半端さが!!!!
14R なにやってんだよ 行く先の見えないレースが始まる…。 44
その叫びは救いとなるか――。
15R 怪物 視えた目標(さき)へ、ただ駆ける。どれだけ汚れようとも――。 45
その歓声は、救いだ。
16R ありがとう、カサマツ 高らかな凱歌! 46
"中央"、伝説への幕開け。
第一章 中央編入篇
話数 サブタイトル アオリ文 掲載誌 単行本
17R トレセン学園 始めまして、"中央"へ!! 47 3巻
知らなかったのか?
18R クラシック登録 さあ、誰と走(や)る? 48
邪魔する"灰"は、振り払うまで!!
19R 初戦 励む鍛錬、心は何処(いづこ)。 49
立ちはだかる"中央"の壁。黒きその影をつかむすべは如何に…。
20R 武者震い 目つきが気に入らねェ…!! 50
気合十分
21R 本物 戦いの幕(ゲート)が開く…!! 51
勝利の影に、佇む不安。
22R 毎日杯 脳裏を過ぎる豪脚。 52
ようやく、私を見たな。
23R 並のウマ娘なら 龍虎相見える。 2
微笑(わら)う横顔、何思う。
24R 夢なき者に理想無し 完璧だった、ただ敗けた。 3
無冠の帝王いずくんぞ皇帝の志を知らんや。
25R 品格 キャベツの入ってないお好み焼きはお好み焼きではない。 4&5
皇帝は、大器を夢見る…。
26R 日本ダービー その言葉は、ただ夢の為に。 6&7
"灰被りの怪物"、ゲートイン!!!
27R 最高峰 その鼓動は、嵐の前に、静かに熱く――。 8
それは、強さも速さも超えた何か…。
28R 私は私の道を往く この道を覇道とするのは…!? 9
この後ろ姿は…!?
第二章 白い稲妻篇
話数 サブタイトル アオリ文 掲載誌 単行本
29R 最強 10
"最強”の白い稲妻…!!
30R 日本一のウマ娘 "最強"が"最強"になる前。 11
目標(ゴール)は見えた。
31R 夏休み つかぬ間の休息――! 12
夏休み最速記録更新。
32R 毎日王冠 Are You Ready? 13
標的、補足。
33R 誰にも触れられない 緊張の一瞬――…。 14
触れることすら敵わない―…
34R カサマツの星 優雅な午後のひとときを… 15
突然の入電――…
35R 勝負服 魅せつける最強!駆け抜ける閃光!その鮮烈に目が眩む!! 17
”本物”と”怪物”がぶつかる――…。
36R 今回は違う 見据える先は勝利のみ―― 18
この時間(レース)、楽しもうか。
37R 天皇賞(秋) ついに待ち望んだ瞬間(レース)――!! 19
タマモクロスの思惑とは…?
38R 前へ! ここは少し昔の記憶(シーン)―― 21&22
ただ誰よりも先へ――。
39R 今日この日の為に 奇跡なんて望んでない、自分彼奴(アイツ)超えたい。 23
”怪物”の足音は重く響く――
40R 怪物の足音 シリーズ累計35万部突破!!!勢い止まらず大驀進中!!! 24
絶対、逃がすものか。
41R 白い稲妻 他者の猛追をも許さぬ走り――…!! 25
この先は、限られたウマ娘の領域。
42R 領域 更なる高みへ――… 26
風か光か。
43R 日本一 聳え立つ”最強”の壁は高く――… 27
いづれ再び、相まみえる時まで。

関連動画

関連静画

2021年5月6日にニコニコ漫画でも第1話から順次公開。第2話以降は期間限定での公開となっている。

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

この単行本第1巻発売を記念した冠協賛レースが2021年1月19日(発売当日)に笠松競馬場にて開催される予定だったが、同レースを含む開催節開幕日の早朝に、笠松競馬場を巡る一連の競馬法違反事件に関する新たな報道が朝日新聞より報じられた事を受け、中止になっている(開催された場合でも、1月13日に岐阜県内にて再発令された新型コロナウイルス緊急事態宣言を受け、無観客での開催が決まっていた)。

関連リンク

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
  • Cygames
  • 週刊ヤングジャンプ
  • 笠松競馬場
  • 漫画作品一覧

脚注

  1. *本作以前にはハルウララが出走した高知レース場が登場しており、アニメの用語集でトゥインクル・シリーズ(中央)の他に地方の主催者が開催するレースが存在することが示されていた。
  2. *史実でも現役時代のオグリは灰色の馬体に所々白色が混じった、お世辞にも綺麗とは言えない毛色だった
  3. *笠松競馬場で出走していた(1度だけ中京競馬場に行った事がある)実在した競走馬。1987年10月10日の新馬戦から1990年10月4日を最後に引退するまで合計45戦出走した。
  4. *「ベルノライト」という名前に関しては同名のゲーム「ツインビー」の要素(パワーアップアイテムの鐘(「ベル」)、自機のパイロット名が「ライト」)を組み合わせたという説、又は単に「ライトノベル」を並び替えただけという説等がある。
  5. *根拠の一つとして、氏が中学2年の時に両親が離婚するまでの名字が「北浦」だったため。
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