ヤエノムテキ(ウマ娘) 単語

121件

ヤエノムテキ

6.1千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

金剛八重垣流の繁栄が、じいちゃ――、
にできる一の恩返しです」

ヤエノムテキ(ウマ娘) とは、Cygamesメディアミックスプロジェクトウマ娘 プリティーダービー』において同名ゲーム及び漫画ウマ娘 シンデレラグレイ』に登場する登場キャラクター

実在競走馬ヤエノムテキ」をモチーフとするウマ娘である。 CV:日原あゆみ

概要

誕生日4月11日 身長159cm 体重:増減なし
スリーサイズ:B78・W54・H81

拳で叩き大地を蹴り、決して人を傷つけない武術――
もとい、レースで日々己を磨くウマ娘
礼節を重んじる頑固者、と見せかけて、たまに子供っぽい血気盛んな本質がチラリと見える。
を思う気持ちは人一倍、そんな彼女は、実家の流をさらに磨き上げることである。

アプリ配信直前の2021年2月10日に、他のシンデレラグレイ実名組と共に実装が発表された。

流星つきの栗毛の短飾りは右風車と4回折られた二つの帯。巫女服のようなデザインスカート勝負服。礼節溢れる古な態度や振る舞いが特徴的。

後述する「四」の再現か、勝負服は腕と足がデザインである(手先にあたる手袋く、い部分は他にもあり強調されていないのでわかりにくくはあるが)。

幼少期は情のままウマ娘で暴れ回る厄介者だったが、徒手武道金剛八重垣流」の当である祖を正され、今の人物像になった。しかし、「烈火」と表現されるその情は今も己をして「抑えている」だけにすぎず、彼女を悩ませている。レースを志したのも、レースであれば暴力に頼らずに情を昇できるからであるようだ。

子猫のような「か弱く可愛いもの」にがなく、色々なものを投げ捨ててでも守護らねばならぬ守りたくなってしまう。

ゲームでの扱い

育成ウマ娘:四白流星の襲

ステータス3)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
92 81 97 97 83
バ場適性
ダート
距離適性
距離 マイル 距離 距離
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込
成長率
固有スキル烈火繚乱、無敵之舞』
最終コーナー以降に追い抜いていた場合
残り300mを切って先団にいるとき
烈火の如き闘争心で速度が上がる
ウマ娘テンプレートボックス

概要

サービス開始時点では未登場、2021年4月26日サポートカード実装され、またこの際にCV開となった。

サクラチヨノオーの育成実装に伴い、勝負服3Dモデル実装されレースライバルとして登場。本人の育成実装こそまだだが、チヨノオーおよび直後に登場したメジロアルダンシナリオではこの2人とヤエノムテキトリオ要人物としてフィーチャーされている。

そして2022年4月19日に育成ウマ娘として実装皐月賞条件のチャンピオンズミーティングアリエス杯の直前となる。

衣装名の「四流星」は競走馬ヤエノムテキの外見的特徴で、額から先までの流星)に加えて4本すべての足先がいことをす。

アオハル杯での登場時にべると全体的に得意分野以外が弱体化ダートD→E、短距離E→G、長距離D→Eなど)。史実通り菊花賞出走の標があるため、継承での強化なしでは惨敗必至。

シナリオはチヨノオー・アルダンの流れをむが、2人とも史実通りダービーの後に故障してフェードアウトにはあっけなく世間はオグリキャップ一色になってしまい、自らと友の名誉を明するためシニア級ではオグリライバルと定める筋書きとなる。また同時に、不安定な衝動を秘めた自分自身との戦い物語軸となる。
なお、シニア級はローテーションや状況など1年飛ばした5歳(旧6歳)時に準じる部分が多く、史実の自身とオグリ引退レースに相当するシニア有馬記念標外)のイベントもある。

サポートカード

SSR[押して忍べど燃ゆるもの]

タイプ パワー
固有ボーナス 押してべど燃ゆるもの
トレーニング効果アップと得意率アップ
スキル
スキル 効果
所持スキル ペースアップ レース中盤に追い抜く速度がわずかに上がる
末脚 ラストスパートで速度がわずかに上がる
抜け出し準備 最終コーナーでわずかに抜け出しやすくなる<作戦・先行>
テンポアップ レース中盤に前の方だとわずかに好位置を取りやすくなる<中距離
尻尾上がり レース中盤にスキルを多く発動すると速度がわずかに上がる
イベントスキル 距離コーナー コーナー速度がわずかに上がる<中距離
遊びはおしまいっ! すぐ後ろにウマ娘が長くいると速度がわずかに上がる
ガッてきた! レース中盤に追い抜く速度が上がる
特徴

なんと言っても、4時のヒントLvボーナス+4(一発ヒントLv5=最大になる)が大きな強み。
最大になれば以降はヒントイベントの抽選に掛からなくなるので、効率的にヒントを漁ることができる。内容も汎用的なスキルが多く、自身のレアスキル「アガッてきた!」の下位である「ペースアップ」が入っているのも高評価。

レアスキルは確定かつLv3可性あり。イベント2つの下選択肢を選ぶと打ち切られるが、汎用スキルながらヒントイベではアイネスフウジンからしか貰えない割と希少なスキル「遊びはおしまいっ!」(すぐ後ろにウマ娘が長くいると速度アップ)が取れる。一概にどちらが良いとは言い難く、イベントを1回分削れることなど細かく違いが出るので適宜使い分けがめられる。
共通イベント立って強とはいかないが、選択肢やる気を上げたり安価スキルヒントが取れたりするのでそこそこ有用。

中盤位置取りに寄与できるスキルがかなり充実しており、にその方面で評価される。

一方、得意率アップが固有のみ・友情ボーナス最大20%友情トレ性が低いのが欠点。やる気効果40%トレーニング効果5%+固有と、非友情についてはなかなか高いのだが。

イラストエピソードでは、ものすごく堅苦しい言葉遣いで状況がられているが「大盛況ウイニングライブの締めにで『押!!』したらみんな驚いて笑ってた」という様子らしい。
なお、自身がセンターサクラチヨノオー、ついでにスタンドマイクがある(=「winning the soul」に該当する)ので皐月賞イメージしていると思われる。

アオハル杯ではシナリオ内でほぼ確実に「アガッてきた!」が取れる+ヒントイベントが機しにくいという致命的な逆が吹いてしまっているが、アオハル爆発アオハル特訓によるランダム入手ヒントでは距離・戦術定のあるスキルしか貰えないので、下位になる「ペースアップ」に加えて「末脚」や「尻尾上がり」を取れる可性があるという点は死んではいない。また、非友情寄りの性や4時のレースボーナス10%の部分はシステムと好相性。
レースでは全に中距離だが、マイルBなので多少は潰しがきく。

Make a new track!!ではレアスキル被りがなくなり、同じくシナリオ内のヒントイベント定なしのスキルが貰えないのでヒント面では引き続き有意義。バランス調整で「抜け出し準備」「テンポアップ」「末脚」の性善されたのも追いかもしれない。

シンデレラグレイでの活躍

単行本での紹介

誕生日4月11日
身 長:159cm

作品での活躍

剛毅訥武闘少女ヤエノムテキ

オグリキャップが中央に入学してきた際には未出走であったが、その後、沈丁賞で12身差をつけて勝利オグリキャップ毎日杯に出ると知ると、それに合わせて毎日杯に出走。この時、古にもオグリキャップに挑戦状を渡そうとするも食事中なオグリキャップは気づかなかった。

毎日杯では、オグリキャップ底してマークし、内に入らせず大外を回らせて体力を削らせた。自身は直線に入って勝負を懸けたが、それでもなお、スパートするオグリキャップに抜かされてしまう。

皐月賞は断念かと思われたが、抽選3つに見事当選。ディクタアースサクラチヨノオーの前を見事行って優勝。然し、彼女が勝ったことでオグリキャップクラシックに出走できないことに対する疑念がファンの中で広がっていく。

日本ダービーでは、メジロアルダンと共に先頭のサクラチヨノオーに迫るが、サクラチヨノオーの気迫の走りに追い付けず。メジロアルダンダブルインターに続く4着。

その後は、劇中で古路線の競争を同期達(スーパークリークメジロアルダンサクラチヨノオーディクタストライカ)と共に見て意見を交わしている。

菊花賞では、皐月賞として1番人気で出走。

史実

東京

二千に咲いた。

ムテキの舞い

JRA「ヒーロー列伝」No.31 ヤエノムテキexit

1988年皐月賞として平成初期を駆けた一頭。オグリキャップ襲来時には中央戦線で果敢に芦毛の怪物に立ち向かった。

ヤマニンスキールミスターイエローゴッドフジコウ戦後初期の名トサミドリを祖に持つ古い系統なのだが、それゆえに育ての牧場がそんな古い血統を守ってんのかと言われたこともある。ウマ娘の古な性格はこれが所以だろうか。
騎手は6歳時の90年産経大阪杯までは西浦勝一が、同年安田記念からは岡部幸雄が務めた。

デビューは4歳(現3歳)の2月と遅かったが、新馬戦を圧勝。次走沈丁賞で12身差で勝利。だが、これだけでは皐月賞に出るには賞が足りなかったため、毎日杯に出る。

沈丁賞からわずか1週間余りでの連闘では理があったか4着。だがこのレースで勝ったのが地方笠松競馬場からやって来た「芦毛の怪物オグリキャップであったことがヤエノムテキ、そしてこの年のクラシックの意味づけを変えてしまう。

中山競馬場修により東京開催となった皐月賞ヤエノムテキは賞額で届かなかったものの、運よく抽選三つの内一つに入選。更に運よく、出走は11番という好位置を取れた。実績の乏しさから9番人気であったがレースは好位から直線で抜け出し、ディクターランドの追込をいで3/4身差で勝利デビューから4戦で、しかもなんと芝初勝利(最初の2戦はダート)という驚くべき結果を収める。だが、その裏ではオグリキャップが連勝街道をひた走っていた。彼とディクターランドともども毎日杯オグリキャップ敗していたことから、「オグリキャップこそ日本ダービーに出るべきでは?」といったことが言われてしまう。

日本ダービー4着、続く中日スポーツ賞4歳Sサッカーボーイに次ぐ2着。9月に入ってUHB杯、京都新聞杯と連勝。菊花賞は10着だったものの、次走鳴尾記念を制し、10戦6勝、2着1回の好成績で4歳を終えた。

5歳初戦で日経新春杯を2着、次走大阪杯はこれを制し、5歳シーズンも順調な滑り出しをみせた。だが、ここからヤエノムテキは低迷する。というより、ライバルが多すぎた。サッカーボーイ引退サクラチヨノオーは怪により低迷したものの、ヤエノムテキと同時期には、オグリキャップを筆頭に、スーパークリークイナリワン平成三強王道レース勝利するし、同期メジロアルダン、短距離ではバンブーメモリー、下からはオサイチジョージという競馬ブームる名が数多く居た。ヤエノムテキじゃなくてもたまったものではない。

6歳になってからも、日経新春杯2着、マイラーズC3着、産経大阪杯3着、安田記念2着、宝塚記念3着。今なら善戦マンと言われそうな記録である。使いすぎでは、と言いたいが時代も時代だし勝ってる彼らも大体似たようなペースで出てきているので文句は言えない。

然し、秋の天皇賞、後にJRA列伝で「東京の二千に咲いたムテキの舞い」と言われた好走が炸裂。ヤエノムテキメジロアルダンの追撃を逃れ、1分582でついに再びのGI優勝。常に先着されてきたオグリキャップにも(明らかに不調だったとはいえ)一矢報いた。何しろコースレコードであった以上、文句は言えない。その後はジャパンカップ有馬記念に出走し、オグリキャップが有終の美を飾る後ろで引退。なお、気性難ゆえに引退式は営が断ったそうな(なにせレース前に放してしまっていたほど)。

引退後は種牡馬となったものの、産駒は走らずシンジゲートは解散。ややもすれば処分もありえるところだったがファン支援によって事余生を送ることができた。なんだかんだ幸運を掴みつつ、寿命にも恵まれ2014年死亡(29歳)。

彼はややもすると第二の「悲運の世代」プレストウコウとなったかもしれなかったが、そうならなかったのはいくつか理由がある。8戦8勝だが古と走る前に去ったマルゼンスキーと異なり、オグリキャップは4(3)歳時からタマモクロス突して敗北している。更に古に進んでは、クラシックを取ったスーパークリークを始めとしたライバルとの勝ち負けを繰り返し、ついにはヤエノムテキの後を拝したレースもあった。絶対的な最強とはならなかったため、「クラシックに出られなかった」オグリの「もしも」はられる重が小さくなり、平成初頭のオグリキャップ物語る要素の一つとなっていき、後述する制度定もあってそれは必ずしもネガティブな意味でられるものではなくなった。

名前に反し、十重二十重に好敵手だらけだったが、その中でもG1を2勝、その他重賞(G2)も3つ勝っている。運も実もあったことは確かである。世代の筆頭オグリキャップとは引退までの腐れ縁だった。そのオグリ敗北したヤエノムテキ皐月賞で勝ったことは、競馬界にクラシック登録の疑問を投げかけ、数年後には追加登録が可となる制度定へと至る。この制度がやがて皇帝に並ぶ世紀末覇王を誕生させたことは彼も知らぬことだろう。

関連動画

関連静画

関連リンク

関連項目

シンデレラグレイの同組

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
原神[単語]

提供: satoya

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/24(水) 21:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/24(水) 21:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP