ウマ娘血統とは、メディアミックス作品『ウマ娘 プリティーダービー』にて擬人化された繁殖馬を含む競走馬の血統である。
この血統を含む馬の馬券を「ウマ娘馬券」といい、2023年菊花賞や同年ジャパンカップ、2024年朝日杯FSを除く2歳G1や2025年桜花賞などが特に有名。
『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する競走馬は多くがG1馬で、その中の一部は繁殖馬としても活躍し、多数の子孫を残している。また、『ウマ娘』から競馬に入ったファンを引き込むべく、現役競走馬にウマ娘化した馬の血統が入っていることを宣伝している古参競馬ファンもいる。
血統に推しのウマ娘がいるからということで「ウマ娘馬券」を買う人もいるが、もちろん当たりやすいということはなく、一種の応援馬券といえる。
2021年の時点でウマ娘血統が注目された理由としては、それまでにウマ娘化した繁殖馬が「多い」一方で、別の観点では「少ない」ことも挙げられる。
『ウマ娘』では、馬主の許可を取って馬名を使用しているため、特定の馬主の競走馬がごっそりいない、というケースがある。また、輸入繁殖馬も今のところウマ娘になっていない。そのことで、ウマ娘血統を持つ競走馬、もしくは1頭あたりのウマ娘血統がほどよい数になり、特定の競走馬を注目させやすくなっているのである。
順番は世代順→あいうえお順。
アプリがスタートした2021年2月以降に現役だった期間のある(予定含む)競走馬に限定する。
また、ウマ娘血統を持った上で、血統が話題になった競走馬になるべく絞って話題にする。例えば以下のような要素である。
逆に、ウマ娘血統を持つ有名な競走馬であっても、血統があまり気にされない場合は触れない。
なお、以下のウマ娘血統については掲載を制限する。
緑字は、その馬がデビューして以降に、新規にウマ娘が追加されたことによって持つことになった血統。
『ウマ娘』育成シナリオ「Make a new track!!」では、ランダムイベントが産駒ありの組み合わせの場合、それにちなんだネタが仕込まれている。これについても解説する。
もとは乗用馬であったが、トウカイテイオーの後継種牡馬がクワイトファインしかいないことから、血をつなぐべく7歳にして競走馬に転向。そのため、世代としては上記のとおりだが、デビューは2021年である。
しかし、2022年6月まで9戦して未勝利どころか掲示板すら入れず引退。現在は乗用馬に戻った模様。
2022年のスプリンターズS(G1)を勝利し、G1では唯一となる母子制覇を達成した。
自身が外国産馬であるため、ウマ娘とは縁が無いと思われた。…が、本馬の引退から約1年半後に日本調教である母ビリーヴのウマ娘化が発表された。
2025年2月24日にアプリが4周年を迎えた際に追加された「ビリーヴのヒミツ②」が“実は、地域の登山同好会に所属中。”という本馬を意識した内容であったが、同日に不慮の事故により10歳で早世している。
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2021年東海S(G2)・平安S(G3)勝ち馬。
スマートファルコン産駒初、そして父がなしえなかった中央重賞勝利を為し遂げた。その後低迷しており、2023年のフェブラリーステークス後、浦和競馬に移籍。
21世紀の最強スプリンター・ロードカナロアとカレンチャンの夢の配合として注目された。
ロードカナロアの方は現在のところウマ娘化されていないが、その名とカレンチャンとのなれそめはウマ娘ファンにも知られている。
2021年函館スプリントステークスでは、実況に「カレンチャン」と間違えて呼ばれたことが話題になった。残念ながら重賞制覇には届かず2022年で引退。
最内を突く鋭い末脚で2022年高松宮記念を制覇。タマモクロスの子孫初のG1馬となった。
2023年10月に引退が発表、ヴェルサイユリゾートファームで種牡馬入り。
西山茂行オーナーが、セイウンスカイの血統を残すべく配合を重ね、ついに誕生した重賞勝利馬。
ちなみに名前からして牝馬かと思うかもしれないが、牡馬である。
2頭の産駒ニシノミライとアグネスタキオンの子がニシノヒナギク、彼女とハービンジャーの子がニシノデイジーである。
セイウンスカイとニシノフラワーのカップリングは『ウマ娘』でも人気で、子孫が現役であることはアプリスタート前から知られていた。『うまよん』やアプリ内でもニシノヒナギクやニシノデイジーを想起させるネタがある。
東京スポーツ杯2歳ステークス以後勝ち星から見放され、6歳で障害競走へ転向し、2022年6月19日に未勝利戦を勝利した。そして同年12月24日に中山大障害(J・G1)を制し、同レース限りで引退するオジュウチョウサンに引導を渡した。
2024年12月21日に中山大障害を2度目の制覇。その後、西山オーナーより現役引退・種牡馬入りすることが発表された
。
同じくニシノフラワーの娘であるニシノマナムスメ(父アグネスタキオン)も現役の繁殖牝馬であり、その仔のニシノカツナリとニシノプロテアはルーラーシップ産駒であるため父母エアグルーヴであり、やはり3頭のウマ娘血統を持つ。
タイトルホルダーの半姉。中央競馬で最も馬体重の小さい競走馬としてアイドル的な人気を集めているだけでなく、菊花賞5着をはじめとする長距離戦線での活躍などで存在感を示していた。
2022年の米子ステークスと関屋記念を制し2022年のサマーマイルシリーズチャンピオンを獲得した。2023年の東京新聞杯を制した後は勝てないレースが続いたが2024年の京阪杯で2着になってから本格化。2025年に入りシルクロードステークス3着、アルクオーツスプリント2着と好走が続きキーンランドカップこそ5着に終わるものの続くスプリンターズステークスを11番人気の低評価を覆し制覇。鞍上の三浦皇成は127戦目にしてJRAG1初制覇を果たした。8歳馬がJRAG1を勝つのは5頭目である。2着には7番人気のジューンブレア、3着には2番人気のナムラクレアが入り馬連60,830円、馬単119,920円はスプリンターズステークス史上最高配当をマークした。3連複116,720円、3連単1,301,150円は過去2番目に高い配当である。奇しくも数日前には10月から放送予定のドラマである『ザ・ロイヤルファミリー』に武豊の出演が決まっておりその宣材写真にピンク帽を被りウイン柄の勝負服を着用した武豊を使っておりウインカーネリアンか武豊騎乗のジューンブレアが勝つサインと言われていたが結果的にウインカーネリアンとジューンブレアのワンツーとなりサイン馬券として話題になった。
2022年のG2・京都大賞典、G1・ジャパンカップを制覇。エイシンフラッシュ産駒初、また管理調教師である渡辺薫彦にとっても初のG1勝利馬となった。
そのジャパンカップ開催直前でアプリ版に実装された新SSRサポートカードがエイシンフラッシュとナリタトップロードであり、前者は言うに及ばず、後者は元馬の現役時代の主戦騎手が先述の渡辺だったため、サイン馬券だと話題に。
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2023年12月に引退、種牡馬入り。エイシンフラッシュ産駒初の種牡馬入りである。
長い下積みを経てダートに転向。その途端G1級4勝と破竹の快進撃を繰り広げるダート王。最後の直線以外で一切やる気を見せず、調教VTRで未勝利馬に遅れる、ドバイワールドカップでは向こう正面でカメラに映らないほど置いて行かれたにも関わらず差しきり勝ちなどの特徴的な性格も人気を呼んでいる。
オルフェーヴルの代表産駒の一頭であり、父のウマ娘化に伴ってウマ娘血統として注目されている。
史上初の無敗の三冠牝馬。繋靱帯炎による長期休養を余儀なくされながらも奇跡の復活を果たし、なおもG1戦線で戦い続けた競走馬である。
現役当時は3頭のウマ娘血統を持っていたが、それらは全て父エピファネイアからのもの。エピファネイア産駒は大勢いるため、当初はこれをウマ娘血統の例に挙げたら切りがないという扱いであった。
ところが、現役にもかかわらず自身のウマ娘化が発表されたため、当初の匂わせの段階から一気にウマ娘血統馬として注目を集めることとなった。
2023年10月に引退して繁殖入り。引退後にシーザリオとデアリングハートもウマ娘化されたため、将来生まれる産駒は5代血統表内だと最低5頭のウマ娘血統を持つことになる(マルゼンスキーは押し出される)。
2021年G3・福島記念を脅威の大逃げで制し、「令和のツインターボ」と呼ばれたが、その後G2中山記念、そしてG1ドバイターフを制し、師匠の名を借りる必要もなくなったので「世界のパンサラッサ」と呼ばれるまでになった。多彩な逃げ馬が揃う2021年-2022年の競馬界を代表する一頭。
2023年には賞金額史上最高のG1サウジカップを勝利、2023年3月現在、日本馬賞金ランキング3位という押しも押されぬ同世代の代表として君臨している。
母父モンジューはかつて凱旋門賞でエルコンドルパサーの夢を打ち砕いたことで有名であり、その孫が日本産馬として海外G1を制するというドラマも語られていた。
母が外国産馬、父方はホッコータルマエの登場までウマ娘血統とは縁遠かったキングカメハメハ系であるため、(当初の通称がツインターボだったこと以外は)ウマ娘とは無縁と思われていた。祖父モンジューが外国調教馬として初めてウマ娘化したことにより、血統が注目を集めたものである。
なお、グラスワンダー(ウマ娘)役の前田玲奈は“パンサラッサの母”を自称しているが、もちろん本馬はグラスワンダーの血統ではなく、逃げ馬仲間であり2022年の札幌記念でワンツーフィニッシュを決めたジャックドール(父父父グラスワンダー)がグラスワンダー血統である。
また、「令和のツインターボ」についてはツインターボ(ウマ娘)の育成ストーリー内に本馬を意識した内容があるが、それについてはイクイノックスの項に後述する。
脚部不安を抱え、中央では未出走のまま岩手に移籍したが、そこで怒濤の3連勝。中央復帰を目指してがんばっていることがオグリキャップファンの間で語られていた。
しかし、5戦目に開放脱臼を起こし、予後不良に。わずか4歳で生涯を閉じた。
アプリスタート後2度目のG1・大阪杯を無敗で制した。『ウマ娘』から入ってきた競馬ファンの多くが、初めてウマ娘血統の競走馬の重賞勝利をリアルタイムで目撃したことになる。
ウイニングチケットの曾孫であり、子孫初のG1かつ自身が存命ということで、繋養されている浦河優駿ビレッジAERUからは直々にお祝いのメッセージが届いた。ウイニングチケットの祖父はマルゼンスキーであり、2頭のウマ娘血統を持つ。
同競走では、そのマルゼンスキーの声優Lynnが、レイパパレが絡んだ三連単を的中させ、100万馬券を手にしたことで大きな話題となった。
ビターグラッセの半姉として彼女の命名時に名前が挙げられていた。そのため母父サクラバクシンオーは同じ。父リオンディーズは母シーザリオ。その母父スペシャルウィーク、さらにその母父マルゼンスキーと合わせて、4頭のウマ娘血統を持つ。
2022年福島牝馬ステークス勝利で重賞を初制覇し、改めてその名が話題になった。彼女を初めとして、この週末はウマ娘血統馬が立て続けに重賞を制覇した。
エイシンフラッシュとダイワスカーレットの子ということで、両者のファンから注目を集めた牝馬。2022年4月で引退、繁殖入り。11戦2勝。
『Make a new track!!』では、エイシンフラッシュとダイワスカーレットが相合い傘でかわいがっている後輩の模擬レースを見に行くという本馬を意識したネタがある。
エピファネイアの代表産駒。皐月賞・天皇賞(秋)・有馬記念を3歳で制した撃墜王。
エピファネイア産駒は大勢いるため、当初ウマ娘血統としては話題に上らなかったが、新規に追加された祖父シンボリクリスエスが鋭い目つきであり、「競馬マシーン」とも評された3歳時の本馬を連想するようなデザインであったことから若干話題になっている。
2021年ジャパンダートダービーを単勝129.5倍の12番人気のブービー人気ながら制し、同年NARグランプリ3歳最優秀牡馬に輝いた若きダート王。数少ないマヤノトップガンの孫ということでも話題になった。その後は燃え尽きて勝てず2024年10月に高知競馬に移籍。高知のデビュー戦で勝利し以後はコンスタントに馬券に絡む活躍を見せている。
ドゥラメンテのウマ娘化により、スイープトウショウの仔の中ではピエドラデルーナに次ぐ“両親ともにウマ娘化された競走馬”となった。
気性難×気性難の配合で案の定ゲート難に悩まされているが、走れば両親譲りの末脚が炸裂し、7戦3勝2着2回、着外は紫苑Sのシンガリ負けと3勝クラスのブービーという連対か惨敗かの両極端な成績を残していた。
あまりの気性面の難しさのため、2022年10月に引退、繁殖入りとなった。
長い下積みを経て2022年オールカマー→エリザベス女王杯と重賞2連勝を達成。ジェンティルドンナの代表産駒に上り詰めた。父モーリスのためグラスワンダーの血統も入っている。
2023年香港ヴァーズ4着を最後に引退。2023年12月20日付けで登録抹消、繁殖入り。
ウマ娘では貴重なダート担当2頭の血を引く。ハルウララは繁殖入りせず、シンコウウインディの血は絶えているため、本馬のデビュー時点であり得た唯一のダートウマ娘配合である。なお、この父・母父の組み合わせで2024年までに生産・血統登録された馬は11頭しかいない。
某アニメ視聴者には牝馬に思えるかもしれないが牡馬である。
2022年Jpn3・東京スプリントを制覇。スマートファルコン産駒では初の地方ダートグレード競走勝利となった。
その後は2023年3月までにダートグレード競走を上述含め4勝するものの、G1級では3着が最高であり、1年ほどは馬券に絡めないどころかまともにレースができないことすらあった。
しかし2024年のJpn3・黒船賞で復活勝利を遂げると、重賞2連勝でJpn1・かしわ記念を制覇。
スマートファルコン産駒初、母父アグネスデジタルの初のG1級競走勝利というだけでなく、鞍上の川須栄彦騎手にも初のG1級競走勝利をもたらした。その後は勝てなかったが翌年の黒船賞3連覇を果たすと続くかしわ記念も連覇。さきたま杯と3連勝した。特に2025年のかしわ記念の開催日は5月5日で枠番が5枠5番と2025年5月5日5枠5番と5が並んだことからサイン馬券と話題になった。秋は南部杯から始動したが6着に終わった。
2022年4月ウマ娘血統馬祭の一頭。破竹の4連勝で読売マイラーズカップ(G2)を制し、2年後の同競走でも勝利している。そして2024年のマイルチャンピョンシップを制した。なおこのレースを制した日はウマ娘でマンハッタンカフェ役を務める小倉唯のライブツアーファイナルが開催されたことでサインとも呼ばれた。そして2025年のドバイターフで香港最強馬ロマンチックウォリアーに0.01馬身差で勝利した。
ちなみに1つ下の半弟であるディオはリオンディーズ産駒である(父母シーザリオ、父母父スペシャルウィーク、父母父母父マルゼンスキー)ため、そちらも父方にウマ娘血統を持つ。
ドゥラメンテの代表産駒。父が果たせなかった菊花賞の栄冠を手にし、天皇賞(春)・宝塚記念の阪神三冠を達成した。
その後凱旋門賞へ直行、エルコンドルパサーの夢を打ち砕いたモンジューの血を引く馬が、日本産馬として挑んだ。
ドゥラメンテ産駒は多く、エアグルーヴの血を引くことはあまり気にされていなかったが、モンジュー実装が匂わされ、かつ本馬の凱旋門行きが予告されていたことにより、ウマ娘血統馬としても注目を集めることになった。
2023年の有馬記念を最後に引退することが発表されそのラストランの有馬記念3着を最後に引退、種牡馬入り。
2024年の天皇賞(春)(G1)を制覇し、同年春期の3000m級重賞(ダイヤモンドS(G3),阪神大賞典(G2),天皇賞(春))3連勝を達成。
また母父マンハッタンカフェの古馬芝G1としては初の勝利馬となった。
ちなみに同レースの2着であるブローザホーンの父はエピファネイアなので、父母以降は本馬と同じである。
2024年のG1・ヴィクトリアマイルを15頭中14番人気で勝利し大波乱を演出。
また同競走の2021年クラシック世代3年連続勝利(2022年はソダシ、2023年はソングライン)の立役者となり、鞍上の津村明秀騎手のG1初勝利、エピファネイア産駒の古馬G1初勝利、タニノギムレット血統のウオッカ以来2頭目となるG1勝利(母父としては初)、天白泰司オーナーの重賞初勝利をもたらした。その後はセントウルステークスをステップにBCマイルに挑戦。セントウルステークスは7着だったもののBCマイルは勝ち馬モアザンルックスの僅差4着と大健闘。(後輩皐月賞馬ジオグリフにも先着)ヴィクトリアマイルの勝利がフロックではないことが証明された。その後は1351ターフスプリントに挑戦し7着に敗戦。これを最後に引退・繁殖入りした。
エピファネイア産駒はありふれているが、本馬は2002年春のクラシックを競い合ったシンボリクリスエスとタニノギムレット両方の血が入っていることは特筆すべき点であろう。
また同年のヴィクトリアマイルの1つ前のレースは、かつて同競走を制覇したウオッカを讃え「JRAウルトラプレミアム・ウオッカカップ」として行われており、“ウオッカカップの日に母父タニノギムレットの馬がヴィクトリアマイルを制覇した”ことでサイン馬券と話題になった。
スプリンターズステークスを制したときの鞍上が祖父キングヘイローと同じ福永祐一だったことや、この頃から母父キングヘイローの活躍馬が増え始めたことで「キングヘイローの孫」という点が特に有名。
父モーリスなので、グラスワンダーも血統にいる。また母方にサクラバクシンオーの名前もあり、ウマ娘血統を実は3頭持っている。
2023年12月に引退、種牡馬入り。モーリス産駒の日本産・日本調教馬としては初の種牡馬入りである。
母メジロオードリーがスペシャルウィークとメジロドーベルの娘のため、彼女だけで4頭のウマ娘血統を持ち、父方のエアグルーヴと合わせて5頭。2021年3月までに登場したウマ娘のうち、最も多くを祖先に持つ競走馬として話題になった[1]。
アプリスタート直後のG3・フラワーカップを制し、期待に応えたが、その後は父ルーラーシップ譲りの出遅れ癖に悩まされている。
第3コーナーからゴリゴリ進出し、オークスを制した。その脚質が父そっくりであり、『ウマ娘』アプリ版でもゴールドシップを育成しているとよく見る光景であることから、血統とはなんぞやということを『ウマ娘』ファンに教えてくれた馬。
「シロイアレノムスメ」などとあだ名されたが、その後はいろいろと父に似ていない部分も出てきたため、3歳秋以降はあまり言われなくなった。
2023年3月に引退、両親と母父が暮らしているビッグレッドファームで繁殖入り。
ミンナノヒーローの妹。オグリキャップの血統を亡き兄に代わって繋ぐべく文字通り東奔西走している。
中央では未勝利で岩手に移籍し、中央復帰を目指していたがそこでも6戦未勝利。冬期休業に入った岩手競馬から出走機会を求め、祖父の走った笠松競馬に再移籍した。結局、そこでも2戦未勝利で、調教中に骨折してしまい引退予定とのこと。引退後はおそらく体重が少なすぎる(最後の出走時の体重395kg)ことからか、繁殖入りはせず乗馬になる予定だったが、エンパイアペガサスとのつながりもあったことからYogiboヴェルサイユリゾートファームに引き取られることになった。
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2021年東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)で重賞初制覇。2022年皐月賞・日本ダービーを連続2着と惜敗したが、天皇賞(秋)を制し、キャリア最短の5戦で古馬混合G1を制し(従来はファインモーション他5頭の6戦が最短)、世代トップクラスの実力馬として高く評価されている。2021年からにわかに注目を集めている「母父キングヘイロー」の1頭。そしてキタサンブラック産駒初のJRA重賞勝利馬である。
ちなみに、ツインターボ(ウマ娘)の育成ストーリーのエンディング「○○のツインターボ」は、“『天皇賞(秋)』にてツインターボを思い起こさせるような大逃げをかますウマ娘をツインターボが応援し、その側でキタサンブラックが差し切るよう声援を送る”という、本馬が2022年の天皇賞(秋)を勝利した際のレース展開を意識した内容になっている。
上述の天皇賞を含め4歳秋までにGⅠ・6勝を挙げ、2023年のジャパンカップを制した直後に引退が発表された。事実上の引退レースとなったジャパンカップで勝利したことにより日本調教馬最高のレーティング135ポンドを獲得して2023年の世界1位を獲得した。そして2023年ジャパンカップは126.75ポンドを獲得しロンジンワールドベストレースホースランキング受賞した。。引退後は父が暮らす社台スタリオンステーションにて種牡馬入りしている。
2021年ファンタジーステークス(G3)勝ち馬で、2022年桜花賞2着馬。すっかりおなじみになった母父キングヘイローの1頭で、マヤノトップガンも血統に持つ。
血縁関係はないが、生産牧場がファインモーションのオーナーである伏木田牧場。
2022年4月4週ウマ娘血統祭の一頭。彼女は2022年サンスポ杯フローラステークス(G2)勝者。その4日前に前述のシャマルが重賞初制覇を挙げたため名前繋がりでもちょっと話題になった。
2021年11月7日、JRAにて6頭の珍名馬が勝利した「珍名馬祭り」にて4番目に勝利を挙げたことで話題となったが、エイシンフラッシュ産駒は他にも多数いることもあり、この時点では血統はあまり気にされていなかった。
明けて2022年の京成杯(G3)にて親子2代同競走勝利。エイシンフラッシュ産駒の中央重賞初勝利も飾ったことで、珍名馬祭りの6頭では一気に出世頭となった。
3歳時にはセントライト記念を制覇を果たした。4歳春からマイル路線にも挑戦し中距離路線でも奮闘していた。5歳時にはフェブラリーステークスで初ダートに挑戦すると2着と好走。その後は本格的にマイル路線に転向し馬券に絡めなかったが6歳時の安田記念で9番人気ながら2着と好走すると秋初戦の富士ステークスを制覇した。
モーリスも母メジロフランシスで、血統表を見ればメジロの冠名だらけのアルティメットメジロ血統が注目を浴びた。ウマ娘化しているメジロ冠名馬はこのうちメジロマックイーンのみだが、母父メジロベイリーはメジロブライトの半弟である。
2024年函館スプリントステークスとキーンランドカップを制覇し同年のサマースプリントシリーズチャンピオンに輝く。翌年の高松宮記念を制覇。続くチェアマンズスプリントプライズとプラチナジュビリーステークスは2着に入ったがスプリンターズステークスは4着に終わった。
ドゥラメンテ産駒の地上の星。2022年桜花賞・オークスを制した牝馬二冠馬。
ドゥラメンテ産駒は(世代としては少ないとはいえ)やはり大勢いるが、本馬は祖母アドマイヤグルーヴ・曾祖母エアグルーヴ・高祖母ダイナカールが果たせなかった桜花賞の栄冠を手にした(ただし本馬自身はエアグルーヴの属するダイナカール牝系ではない)。
Piedra de Lunaとは、スペイン語でムーンストーン(月長石)の意。
デビュー前に左右前脚を骨折する重傷を負い、未出走のまま長期休養。7月31日の新潟の未勝利戦でデビュー。18頭立て15着に沈んだ。結局その1戦のみで9月2日に無念の登録抹消、繁殖入りの運びとなった。
『Make a new track!!』ではキタサンブラックとスイープトウショウがプラネタリウムに行き、ムーンストーンを買う会話が存在する。
2024年6月23日の宝塚記念(G1)を制覇し、母父デュランダルとしては初の芝G1勝利馬となる。
その翌日である6月24日に放送されたぱかライブTVでデュランダルのウマ娘化が発表され、逆サイン馬券と話題に。
父エピファネイア・母レーヌドブリエ。シンボリクリスエスのウマ娘化により、これまでの最多である5頭を超える6頭(しかも重複なし)のウマ娘血統を持つ[2]競走馬が存在することに。
2023年1月5日の3歳1勝クラスで1番人気のビターグラッセを破って勝利し、改めてその血統が話題に。
さらにシーザリオもウマ娘化されたため、ウマ娘血統は7頭まで増えた。それの発表直後の開催(2024年1月28日東京12R・4歳以上2勝クラス)で出走したが、3着に敗れている。
ジャングルポケット(お笑いトリオ)の斉藤慎二が購入したジャングルポケット産駒。
母ハロウィーンの父がエルコンドルパサーということでウマ娘血統としても人気がある、ということが本人のYouTubeチャンネルで取り上げられた。
後にジャングルポケット自体もウマ娘化されたが、斉藤本人曰く「そこまでタイプじゃなかった」とのこと。
2023年の京都新聞杯、神戸新聞杯(いずれもG2)を制覇し、サトノダイヤモンド産駒初の重賞勝利馬となる。
同年の日本ダービー優先出走権を獲得し、同じく同権利を獲得したソールオリエンスと後述のスキルヴィングと対戦することから、「ウマ娘アニメ3期を前にしてキタサンブラック産駒とサトノダイヤモンド産駒がぶつかり合う」と話題に。
2023年のNHKマイルカップで9番人気ながら勝利。それ以降は掲示板すら乗れない状況となっている。
2023年の阪神ジュベナイルフィリーズでリバティアイランドの2着と好走。2024年の新潟記念(G3)を制覇、サトノダイヤモンド産駒の牝馬及び古馬重賞では初の勝利馬となる。
また木幡初也騎手、竹内正洋調教師、由井健太郎オーナーにとっても重賞初勝利である。
実は2024年新潟記念の日はウマ娘のライブであるTwinkle Circle!函館公演が行われサトノダイヤモンド(ウマ娘)役の立花日菜が出演したことでサイン馬券となった。
キタサンブラック産駒というだけでなく、母ロスヴァイセが父シンボリクリスエス・母父アドマイヤベガであるため、ウマ娘血統を4頭持っていることでも話題に。
ちなみに2歳年下の半妹(ライネリーベ)はサトノダイヤモンド産駒である。
上述通り日本ダービーに出走し2番人気に支持されるも、17着でゴールした直後に倒れ、急性心不全で死亡。
2023年のG1・皐月賞を制覇し、キタサンブラック産駒初のクラシック勝利馬となる。
日本ダービー(G1)ではタスティエーラに敗れ2着となり、セントライト記念(G2)を経て菊花賞(G1)で同馬と再戦するのだが、それについてはドゥレッツァの項で。
2023年のG2・弥生賞ディープインパクト記念を制して、サトノクラウン産駒初の重賞制覇及び親子制覇を果たした。奇しくもこの年の弥生賞はマンハッタンカフェの誕生日(3月5日)であった。
同年の皐月賞(G1)はソールオリエンスに敗れ2着となるも、日本ダービー(G1)では逆転。第90代ダービー馬となると同時に、サトノクラウン産駒初のG1勝利馬、また母父マンハッタンカフェとしては初の芝G1勝利馬となった。
その後はトライアルを経ずに菊花賞(G1)に直行してソールオリエンスと対戦するのだが、それについてはD(ry。
古馬になってからはなかなか勝てなかったが5歳になった2025年のクイーンエリザベス2世カップを勝利。
サトノクラウン(ウマ娘)にはキーボードの演奏が得意という設定があるが、間違いなく本馬が元ネタである。
ドゥラメンテ産駒の菊花賞勝利自体は初めてではないのだが、このレースは2着がタスティエーラ、3着がソールオリエンスであり、2015年クラシック世代の産駒同士でのワンツースリーフィニッシュというだけでなく、同時期にウマ娘アニメ第3期(キタサンブラックが主人公で、ドゥラメンテとサトノクラウンも登場)が放送中であったため、「ウマ娘馬券」であると話題に。
3代母のニホンピロピュアーは「マイルの皇帝」と呼ばれたニホンピロウイナーの半妹。4代母のニホンピロエバートから続くニホンピロ冠名の牝系であり、さらにさかのぼるとフロリースカツプに至る(つまりマチカネフクキタル・スペシャルウィーク・ウオッカなどとは遠い親戚である)。
4代母までウマ娘化された種牡馬と交配していたので、本馬自身も引退して繁殖牝馬になったらゴールドシップかエイシンフラッシュかキタサンブラックかサトノダイヤモンドあたりが付けられるのではなかろうか。
途中地方の指定交流未勝利戦5着を挟みつつ、中央のレースはすべてしんがり負け。そんな状況であるから5月13日の3歳未勝利戦(京都芝1800m)では当然最低人気だった。にも関わらず2着に入り、断然1番人気のスイープアワーズ(母スイープトウショウ)が着外に飛んだことで、複勝18,020円という、歴代最高記録を更新することになった。
その後は中央での未勝利戦は馬券に絡むことすら出来ず、指定交流戦で走った笠松に移籍した。
「URAファイナルズ」のライバルウマ娘として登場する架空のウマ娘だったはずが、現実に同じ名を持つ競走馬が登録されてしまった。
「ビターグラッセ」「リトルココン」の登録が判明してから2日後、元祖ゲームオリジナルウマ娘である「ハッピーミーク」も実馬として登録されたとオーナーの山口功一郎より報告された。
ウマ娘のハッピーミークは白毛だが、こちらは芦毛である。またこちらは牝馬。
川崎競馬場での指定交流競走で3着に入ったが、JRA内の新馬戦及び未勝利戦では掲示板にすら入れず、名古屋競馬に移籍。
移籍初戦の「祝・的場文男騎手本日デビュー50周年」なるレースで初勝利。
「アオハル杯」のライバルウマ娘として登場する架空のウマ娘と同じ名を持つ競走馬。
毛色は鹿毛と作品に忠実だが、こちらは牝馬である。
父ルーラーシップ・母アンソロジー。前者はエアグルーヴ産駒、後者はサクラバクシンオー産駒で、2頭のウマ娘血統を持つことも注目されている。
メジロオードリーがからまない、ウマ娘血統のべ6頭の組み合わせ。
母マイネポリーヌがマルゼンスキーの3×2クロスを持つため、1代下がった本馬は4×3、いわゆる「奇跡の血量」を持つ。未登場だがサンデーサイレンスの3×3クロスもあり、ウマ娘抜きにしても血統が注目されている。
2022年7月16日、新馬勝ち。この血統は、netkeibaも取り上げた。
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https://twitter.com/netkeiba/status/1548151395760480258
2024年7月にオープン入り。年明けて2025年1月に開催された新設重賞・小倉牝馬ステークス(G3)に出走し、シンティレーション(母父アグネスタキオン)との1着同着ではあったが重賞初制覇。
母メジロオードリーで、ホウオウイクセルの弟。
父が英国馬ハービンジャーのため、父方にウマ娘血統がおらず、4頭にとどまる。
しかし、本馬を購入したのが、サイバーエージェントの社長である藤田晋。Cygames親会社社長がウマ娘血統の馬を落札したことは話題になっていたが(後述)、本馬はその中で最も多いウマ娘血統を持つ。
メイショウドトウの馬主である松本好雄氏が購入した2020年産のゴールドシップ産駒の1頭に、冠名と父馬の愛称を組み合わせて名付けてしまった競走馬。
母メイショウタラチネはタイキシャトルとマルゼンスキーの血が入っており、結構な良血馬である。
なお、好雄氏の息子である松本好隆氏は本馬と同年生まれの別の馬にウマ娘のゴルシの決め台詞「ピスピース!」を由来にしたように思えるメイショウピースという名を命名しているが、同馬もウマ娘血統(父母父スペシャルウィーク・母父父モンジュー・父母父母父マルゼンスキー)である。
デビュー戦で自身は10着だったが、第3コーナーの通過順位TOP3が5番-6番-4番、最終順位が5番-6枠(11番)-4番という「564(ゴルシ)」の語呂合わせとなるミラクルが起きた。
ニコニコ公式企画「リアルダービースタリオン」にて母シュシュブリーズから生まれた3頭目の馬。
企画としては初の牡馬で、半姉には南関東競馬で活躍したクールフォルテがいる。
血統表内のモデル馬も当初はグラスワンダーとフジキセキのみだったが、後にシンボリクリスエスが加わった。企画内では長らく成長の様子が生放送されており、生産や育成の様子なども観察することができた。
2022年9月に中山競馬場の芝でデビューするが6着に終わり、次走は連闘で同じく中山のダートに切り替える事となったが、直前になって急遽中京競馬場のダート戦に変更。連闘、しかもいきなりの輸送に不安がよぎったが、いざ走ってみるとそんな負担も苦にしない様子で2着に食い込み、かなりのタフさを見せつけた。その後も1か月に1~2走というタイトなローテで未勝利戦に挑むが、どれもあと少し届かず2~3着。
10戦目を終えた時点で2着6回3着1回で、中央の2023年クラシック世代の未勝利馬の獲得賞金トップになったこともあるという名誉なのか不名誉なのかわからない事になった。惜しい競馬が続いたが、勝ち星を挙げることは出来るだろうか。
ビターグラッセと同じく、架空のウマ娘だったはずが現実に登録されてしまった競走馬。
こちらも、『ウマ娘』での金髪に合わせて栗毛の馬に命名している。こちらは牡馬。
『ウマ娘』の方は「アオハル杯」では長距離担当だが、本馬はコテコテの短距離血統。オーナーの山口功一郎も「作品の特徴とは異なり、ムキムキのスプリンターに見えます」としている。
母方にはウマ娘血統はいないが、菊花賞馬ダンスインザダークの名前が見える。
2023年に史上7頭目の牝馬三冠を達成。同年に京都競馬場が全面改装されてからは初めての三冠馬が誕生した。また三冠を達成した当日は鞍上の川田将雅の誕生日であり三冠ジョッキーという最高の誕生日プレゼントとなった。しかし2025年のクイーンエリザベス2世カップで左前脚種子骨靱帯断裂という故障を起こし予後不良と診断され、安楽死処分となった。三冠馬が予後不良になるのは中央競馬の歴史上初めて。
2024年のスプリンターズステークスを9番人気の低評価を覆し制覇。鞍上の西村淳也もG1初制覇となった。
2024年8月31日、当世代最後の3歳未勝利戦の1つである札幌3Rで初勝利。
同年、父であるオルフェーヴルがウマ娘化されたことで、5頭のウマ娘血統を持つこととなった。
なお、1つ上の半姉であるアラタマシップはゴールドシップ産駒であるため、父父以降及び父母父以降は本馬と同じである。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』に登場する架空のウマ娘(ただし元ネタは実在競走馬のペイザバトラー)の名前が現実に登録されてしまった競走馬。
『シンデレラグレイ』内での髪色及び元ネタ競走馬に合わせて栗毛の牡馬に命名している。
父アジアエクスプレス・母父キンシャサノキセキであるため明らかにマイル前後以下の距離が得意そうな血統であり、ジャパンカップに出走することは難しいと思われる。
2023年12月10日、2歳未勝利戦(阪神芝1200m)にて初勝利(5戦目)。
本馬のオーナーは2022年11月に実施されたベルーナドームでのウマ娘ライブをきっかけに馬主になることを決意しており、本馬が最初の所有馬。後に1つ年下で本馬と同じくフジキセキの血統(イスラボニータ産駒)である馬にドリームジャックと命名している。
父ルーラーシップ、母の父サムライハート。両馬の母が同じエアグルーヴであり、2×3というきつめのインブリードを持つ。
馬名登録当初はカレンメンドーサという名前だったが、馬主変更とともに現在の名前に改名。
デビューは遅れに遅れ3歳6月の未勝利戦となるも、2戦目である2024年8月3日の新潟5Rで18頭立て13番人気にも関わらず初勝利。
ヴィブロス(ウマ娘)がアニメ第3期の本編に登場し声優が発表された直後の開催(2023年11月19日京都4R・メイクデビュー京都)でデビューし新馬勝ち、ヴィブロスの仔として最初の勝利馬となる。2025年4月の夢洲ステークスで勝利したことによりオープン入りを決めた。
馬名の「ヴ」の例に漏れずヴィブロスと同じく佐々木主浩オーナーの持ち馬である。
なお、半兄ヴィンセドリスは上述時点で未勝利であったが、2024年1月28日の小倉12R・4歳以上1勝クラスで初勝利を挙げている。
母はシュガーハートであるため、キタサンブラックの半弟。
キタサンブラックの同期のライバルがキタサンブラックの母との間に子供を作っていたということはデビュー前から話題になっていた。
デビューから2戦目となる2024年2月24日の阪神5R・未勝利戦で初勝利を挙げるのだが、その日はウマ娘アプリのリリース3周年の日であり、同時に3周年の目玉がドゥラメンテだったため話題に。
その後、大寒桜賞(1勝クラス),青葉賞(G2)と連勝した。優先出走権を得た日本ダービーに向かったが、7着に敗れている。
2024年チューリップ賞を制し、スイープトウショウ系初の重賞勝利馬となった。
2024年の日本ダービーを制覇。鞍上の横山典弘も最年長のG1ジョッキー・ダービージョッキーとなった。翌年はドバイシーマクラシックも制覇。夏はインターナショナルステークスに挑戦するも6頭中5着と惨敗した。秋はジャパンカップに向かう予定。
血統以外にも本馬の関係者がウマ娘化された馬と縁が深いことも特筆すべき点である。
2023年12月にデビュー。続くきさらぎ賞で重賞初制覇を決める。その後は勝てないレースが続いたが、4歳時のレッドシーターフハンデキャップで60キロの重いハンデを背負うも勝利。続く天皇賞(春)も2着に入った。秋は凱旋門賞を目標にフォア賞に挑戦し勝利。凱旋門賞は日本馬最先着(5着)となった。
2023年11月にデビュー。デビュー戦は2着に敗れるも次の未勝利戦で勝利。3歳時に菊花賞2着の実績があったが4歳時に覚醒。ダイヤモンドステークスを勝利すると続く天皇賞(春)を勝利。
2024年の神戸新聞杯(G2)を制覇し、ゴールドシップ産駒では初となる同一重賞親子制覇、また毎日杯(G3)と合わせ、同産駒の平地競走では初となる重賞複数勝利を達成。翌年の宝塚記念も制覇。ゴールドシップ産駒牡馬初の平地G1制覇となった。なおこの日はウインズ汐留でウマ娘のゴールドシップ役の上田瞳を招いてのトークショーが開催されていたことからサイン馬券と話題になった。
2024年朝日杯フューチュリティステークスを制覇。この日は奇しくもTwinkleCircle!福岡公演の開催日であり、その出演者にグラスワンダー(ウマ娘)役である前田玲奈(開催地の福岡出身)がいたことからサイン馬券となった。翌年の2025年はニュージーランドトロフィーから始動するも2着と敗れ続くNHKマイルカップは14着と大敗した。秋はスワンステークスから始動したが6着に終わった。今後はマイルチャンピオンシップに向かう予定。
2024年阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制覇。鞍上の岩田望来もJRAでのG1は初制覇となった。その後の桜花賞とオークスでも2着に入った。秋は秋華賞を目標としたが左前浅屈腱炎を発症し全治9か月の休養を要することから断念した。
9冠馬アーモンドアイの初仔。2024年10月の新馬戦で4着に敗れると2着3着と惜しいレースが続き翌年2月の未勝利戦で初勝利。しかしその後に骨折が判明し春のクラシックは全休となった。その後10月に1勝クラスを勝ち上がった。
デビューから3連勝で青葉賞を制した。優先出走権を獲得した日本ダービーには向かわず新潟記念で2着に敗れたが続く菊花賞を制覇。鞍上のクリストフ・ルメールは前人未到の菊花賞3連覇となった。
2025年桜花賞を制覇。奇しくもこの日はアグネスタキオンの誕生日だったため「アグネスタキオンの誕生日にその子孫が勝つ」という結果になった。続くオークスでは9着に敗れた。秋は秋華賞へ直行し見事勝利した。奇しくも秋華賞前日のウマ娘6thライブにはアグネスタキオン役の上坂すみれが出演していたためサイン馬券となった。
2025年のフローラステークスを勝利すると続く同年のオークスを制覇。鞍上のアンドレアシュ・シュタルケもJRAG1初制覇となった。秋はローズステークスから始動。しっかり勝利を収めたが秋華賞では16着に敗れた。
サダムオプシスの全弟。こちらはカレン冠のままデビューまでこぎつけている。
兄の初勝利から1ヶ月足らず、2024年8月31日の中京5R・新馬戦でデビュー勝ち。
2024年6月の新馬戦を制すると同年の東京スポーツ杯2歳ステークスを勝利し同年ホープフルステークスを無敗のまま制覇。
その後2025年皐月賞に直行するも、後述するミュージアムマイルの2着に敗れているが次走の日本ダービーを制覇した。秋はプランスドランジュ賞に挑戦し勝利した。その後は凱旋門賞に向かったが14着の大敗に終わった。
ウマピョイ(競走馬)の半弟であり、馬主も姉と同じ。
ゴールドアクター産駒である姉(父父父グラスワンダー)とは違い、馬名発表当時は父系にウマ娘化された馬は居なかったが、後に父であるエスポワールシチーのウマ娘化が発表された。
エスポワールシチー(ウマ娘)役である亜咲花がイグナイター(競走馬)と共に父親を自称している。
当初は中央に所属していたが、中央でのデビューが見込めないことから大井競馬に移籍している。
2024年9月にデビュー。続く京王杯2歳ステークスと連勝するが朝日杯FSは12着と大敗。翌年の2025年はファルコンステークスから始動するも4着と敗れたがNHKマイルカップでは9番人気の低評価を覆し勝利。3連単150万馬券の大波乱となった。秋はオーストラリアのゴールデンイーグルを大目標にキーンランドカップから始動。初の古馬戦かつ3歳ながら斤量57キロというハンデがあったがきっちり勝利した。
2022年8月にデビュー。3歳時に共同通信杯を制したが皐月賞では3着、日本ダービーでは2着と惜しいレースが続いた。3歳秋に天皇賞・秋を制覇。鞍上のクリストフ・ルメールは3週連続G1制覇を成し遂げた。奇しくもこの日はウマ娘でドゥラメンテ役の秋奈の誕生日だったことからもサイン馬券となった。
父は2024年新種牡馬・サートゥルナーリア、母はジャングルポケットとエアメサイアの仔・エアマスカット。
2005年の牝馬クラシックを競い合ったシーザリオ・エアメサイア両方の血が入っており、母父ジャングルポケットはウマ娘としては映画『新時代の扉』の主人公。
これら3頭がウマ娘として話題となった2024年にデビューし新馬勝ちしている。
なお、3つ上の半兄であるシゲルツキミザケはリオンディーズ産駒であるため、ウマ娘血統としての該当馬の組み合わせは本馬と全く同じである。
2024年10月にデビュー勝ちを収めると続く黄菊賞と連勝。朝日杯FSでは2着に敗れた。翌年の2025年は弥生賞から始動。弥生賞は4着に敗れるも次走の皐月賞を制覇。鞍上のジョアン・モレイラもG1連勝となった。秋は天皇賞・秋を目標にセントライト記念から始動。きっちり勝利した。
2024年全日本2歳優駿(Jpn1)を制覇。スマートファルコンにとっては母父としてのG1級初制覇となった。しかし翌年の函館スプリントステークスで急性心不全のため亡くなった。
父タニノフランケル・母スカーレットテイル。
ウオッカがもしも牡馬だったらダイワスカーレットと交配できたのに・・・という馬産界の妄想を、ウオッカの息子とダイワスカーレットの孫を交配させる形で実現させたもの。
YouTubeチャンネル「仔馬カメラ
」では出産間近から成長まで不定期でライブ配信が行われており、恐らく日本一、いや世界一その過程を見守られた(特に出生時)であろう馬。
幼名は「まめちゃん」。ナムアミダブツ,クモヒトツナイ等を所有する仔馬カメラの自持ちとなり、2025年3月に馬名がスティルアイライズに決定した。2025年10月18日の新馬戦でデビューしたが最下位の18着に終わった。
トウカイテイオーの2×3というきつめのインブリードを持っている。しかしながら、クワイトファインは唯一のトウカイテイオーの後継種牡馬であった(2025年9月死去)こと、牡馬産駒が(2025年時点)彼とバトルクウの2025以外おらず、後継種牡馬としての地位が期待されている。
2025年の6月の新馬戦でデビュー勝ちを収めると続く新潟2歳ステークスも勝利。偶然にも新潟2歳ステークスの2日前にはウマ娘でステイゴールドのサポートカードの実装が発表され2着にもステイゴールド系のタイセイボーグ(父がインディチャンプ)が入ったためサイン馬券となった。
主立った繁殖馬の誰がウマ娘血統を持つかを覚えておけば、馬柱を見てウマ娘血統が分かることがある。
例えば、エピファネイアはシンボリクリスエス・シーザリオ・スペシャルウィーク・マルゼンスキー、モーリスはグラスワンダーなど。
詳しくは「ウマ娘血統繁殖馬」の記事を参照。
2021年5月23日、高知競馬場にて、VTuber・銀蹄じゅん氏協賛による冠協賛レース「ウマ娘ありがとう特別」が行われた。
その際、橋口浩二アナウンサーにより、出走馬のうちウマ娘関連の馬が読み上げられた。
(カッコは、自身はウマ娘血統を持たない馬。橋口アナが紹介していない血縁関係は脚注へ)
これに加えて、疾病のため出走取り消しとなったセヴィルロアーは母母父フジキセキ。
『ウマ娘』開発会社Cygamesを子会社に持ち、良血馬を億単位で爆買いする新生大馬主。
デビュー済みの2019年産馬に、ウマ娘血統馬はいない。「5億円のウマ息子」ことドーブネは父ディープインパクト、母アイルランド産馬プレミアステップスであり、他の4頭はアメリカで購入したものである。
見所は2020年産馬で、「爆買い」とも称された2021年セレクトセールではエピファネイア産駒を狙って買いあさっている様子がうかがえた(最終的に3頭購入)。エピファネイアは祖父スペシャルウィークであり、ウマ娘血統を持つ。他にも母父がウマ娘化している競走馬である馬も多い。
また、藤田はノーザンファーム産の馬を多数購入している旨が報道されているが、メジロ牧場を引き継いだレイクヴィラファームからも2頭購入している。この2頭はどちらもメジロライアンを血統に持つ。
具体的には、2020年産馬のうち、赤太字で表した馬がウマ娘血統である。
なお、「父エピファネイア」とある場合、ウマ娘血統としては「父父シンボリクリスエス、父母シーザリオ、父母父スペシャルウィーク、父母父母父マルゼンスキー」と読み替えられたい(エピファネイア自身はウマ娘化していない)。ブレイクボーイは上述したので「母メジロオードリー」に代える。
2022年4月29日、笠松競馬場にて「ウマ娘 シンデレラグレイ」とのコラボとして、冠協賛レース「ウマ娘シンデレラグレイ賞」が行われた。
同作の主人公であるオグリキャップ(ウマ娘)に因み、笠松所属の芦毛・白毛限定(実際は全出走馬が芦毛)という条件で行われたこの1戦、全10頭中4頭がウマ娘血統を持っていた(オグリキャップやタマモクロスの血統は居なかった[5]が)。
大雨が降りしきる中、不良馬場で行われたレース、その結果はというと、なんと上記のヤマニンカホンが軽斤量を味方につけ逃げ切り勝ち、メイショウイナセは父譲りの末脚が炸裂して2着でゴール。ウマ娘血統馬がワンツーフィニッシュを決めた。また、名前からも分かるようにウマ娘化されている馬と同じ冠名(ヤマニンゼファー、メイショウドトウ)を持つ競走馬によるワンツーフィニッシュであり、1着馬の騎手(深澤杏花)と馬主(土井久美子)がともに女性で、掲示板内を牝馬と騸馬で独占するという、まさにウマ"娘"とのコラボに相応しい結果となった。
また、ヤマニンカホンが着けていたメンコはタマモクロスのそれにそっくりであり、馬単の当たり目が9-1だったのはタマモクロスとオグリキャップが初めて対決し1着と2着だった1988年の天皇賞(秋)と全く同じであり、サイン馬券だと話題に。
2022年のゴールデンウィーク、この年も前年同様、アプリ内ではGWキャンペーン「ゴルシウィーク」が行われていた。
その最初の日曜日、G1の天皇賞(春)に注目が集まる中、福島競馬場でのあるレースの結果が話題になった。
それが6レースとして行われた未勝利戦である。
1着・マイネルメサイア、2着・ホウオウユニコーン、3着・ヴァーグエスタード。
これら3頭が全てゴールドシップ産駒なのである。
当然ながらTwitterでは「(アプリだけでなく現実でも)ゴルシウィーク」という発言が散見され、遂には競馬専門誌・競馬ブックの公式アカウントまでもがこれに言及
。
ちなみに2着のホウオウユニコーンの鞍上は、ゴールドシップにも騎乗経験があり、先述の天皇賞(春)でメロディーレーンの鞍上だった岩田望来騎手の父である岩田康誠騎手である。
2024年1月15日~1月19日まで開催されていた「ウマ娘 プリティーダービー×船橋ケイバ コラボイベント
」での一幕。
期間中は場内にウマ娘コラボオリジナル装飾が施され、いわゆる競馬場メシのコラボメニューやドリンク、グッズの物販等もあり、連日多くのウマ娘ファンが船橋競馬場に足を運び、コラボやリアル競馬を楽しんだ。
その一環として、1月16日は「ウマ娘コラボレース」と称し、その日の全レース名がウマ娘にちなんだものになっていた。
その中の一つ、「推しを探せ!萌え萌え!デジたん記念
」で1着となったテクノダイヤモンド
が、なんと母父がアグネスデジタルというミラクルが起きた。
これには現地の実況も「1着のテクノダイヤモンドは母父アグネスデジタル!」と思わず言及。当時現場でもSNS上でも話題になった。
余談だが2着のグレートフリオーソは母父ネオユニヴァース、6着のサバンナキャットは父母エアグルーヴ、10着のブルーアーカイブは父コパノリッキー、11着のイッツユアタイムは父父シンボリクリスエス、競走除外となっていたコウシは父キングヘイロー・母父グラスワンダーである。
ブルアカコラボはしてません。
笠松競馬場とウマ娘とのコラボイベントとしては3年連続3回目となるこの年。
4月29日には飛山濃水杯を除く11のレースの名前がウマ娘にちなんだものになっていた。
その中の一つである、シンデレラグレイの登場キャラ・フジマサマーチの名を冠した「ウマ娘フジマサマーチ賞
」がこの年より追加された。
シンデレラグレイ賞やベルノライト賞とは異なり、出馬条件は笠松所属馬限定というだけで毛色に制限はなかったのだが…。
出走9頭全てがウマ娘血統。
ウマ娘コラボレース初、いや日本の競馬史上初ではなかろうか。
レースの方は、2番人気のハンデンキングが勝利。本レースでは唯一、馬体重500kg以上の大型馬であるが、父も母もここまでは大きくなかったため、母父の隔世遺伝であろうか。
ちなみに次の10R・ベルノライト賞で勝ったデイライトは母父フジキセキ・父父父グラスワンダーである。
なお、同年10月13日の金沢競馬場とのコラボでは、9R・ライスウララキング仲良し3人集合記念
で出走12頭がウマ娘血統且つ全ての馬の父親がウマ娘化された種牡馬という事例があった。
引退競走馬の競技で紹介されていることがある。各ウマ娘の「史実」記事で、「産駒に活躍馬はいない」と書かれている競走馬の産駒もここで活躍している可能性がある。
競走馬を引退して3年以内の馬(未出走の場合3-7歳)による馬術競技大会。競技内容自体は通常の障害馬術である。実況では、現役時代の成績と簡単な血統が紹介される(改名している場合は競走名も)。
その他の馬術競技大会でも、国内の大会では実況で現役時代の様子が紹介されることがある。
騎手が自分で設定した距離を、規定のタイム「より遅く、3着で」ゴールできるかを競う自称「競馬ごっこ」。サラブレッドならず様々な馬が出走するが、「ごっこ」だけに馬柱が発行され(寄付金代わりにBOOTHで購入が可能)、引退競走馬の場合は父・母・母父が表示される。
トウカイテイオー産駒が多く出走するほか、マチカネタンホイザ産駒が出てきたりするので油断ならない。
Twitterでは現役の子孫を応援したりお祝いしたりするウマ娘の絵が描かれることがある。
またニコニコ静画では漫画家の坂崎ふれでぃが血統の解説イラストを積極的に描いている。
グローリーヴェイズは母母父メジロライアン。母母母メジロラモーヌも後にウマ娘化されている。
現実の重賞で、ウマ娘血統の競走馬がいれば紹介している。掲示板
170 ◆rSBzQMOICI
2025/10/12(日) 13:01:17 ID: DHXEFDs+Si
https://
オセアフェアモント
父オルフェーヴル
父父ステイゴールド
父母父メジロマックイーン
母母父エルコンドルパサー
母母母メジロドーベル
母母母父メジロライアン
イクシード(イクイノックスの全妹)のデビュー戦に凄まじいのが居た。
171 ななしのよっしん
2025/10/27(月) 21:47:31 ID: L8xsVUBwf0
正直過去の名牝と名種牡馬たちがウマ娘に増えすぎたせいで今じゃなんの意味も無いステータスになっちゃってるよな
172 ななしのよっしん
2025/11/04(火) 00:47:14 ID: HDnnFycf+U
https://
サントノーレ(24世代) ※大百科記事あり
24京浜杯優勝、25JBCクラシック3着
父母母父マルゼンスキー
母母父サクラローレル
マルゼンはともかく、ローレルの血を引く現役重賞馬はとても貴重。ちなみに母母母父トウショウボーイでもある
25世代も、エネルジコ・カムニャック・マスカレードボール・ミュージアムマイルの大百科記事が完成済なので大百科記事のマークも追加で
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 20:00
最終更新:2025/12/06(土) 20:00
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