エクラとは、ファイアーエムブレムヒーローズ登場するキャラクターのことである。
※国外ではKiranという名称になっている。
ファイアーエムブレムに登場するキャラクター達を英雄として召喚することができる人物でシリーズにおけるマイユニットに近いプレイヤーの分身と言えるキャラクター。
その為、一部のキャラクターからは過去のマイユニットなどを彷彿とさせられる人物と認識されている。
ちなみに記事名である"エクラ"というのはデフォルト名であり、変更することもできる。
その容姿は金の紋様の入った白いフードで覆われており、体型もイラストでは中性的(ムービーでは男性寄り)であるため性別含め明らかとなっていない。(後述のマイ召喚士システムで見た目の変更が可能だが、男性的な容姿も女性的な容姿も存在する)
本編では直接口を開くシーンは描かれておらず、下記のマイ召喚師導入後にもボイスがついていないが特に無口キャラというわけでもないらしく、ヴァイス・ブレイブなど他キャラクターとの会話もあるため文字として表記されていないだけの模様。
現代知識があるととれるような会話もあったり、キャラクターからの印象やキャラクターに対する態度等は描かれているものの、詳しい人物像や過去にいた世界などは明らかとなっていない。
基本的に召喚されたどのキャラクターも仲良く接し、(契約の力もあってか)好印象を持っているキャラクターも多く存在する。中には利用しようと企てるものや自分の領域に踏みこもうとするエクラを遠ざけようとするものなどもいる。
過去にアルフォンスは仲が良かった英雄を戦場で失うという辛さを経験していた為最初こそエクラとは距離を取ろうと考えていたようだが、現在は半身と言っても過言ではない存在となっている。
そのこともあってか、エクラが危険な状況になると助けようと奮闘し無事を確認できると安堵する姿が作中でも描かれており、その様に恋愛的な勘繰りをされたこともあるがその場にいたシャロンが否定をし、その上でアルフォンスや自分にとっての『特別な人』と説明している。
物語冒頭でアスク王国の特務機関【ヴァイス・ブレイヴ】の隊長であるアンナが古の伝承である『滅亡に瀕したアスク王国を救う救世主』を召喚するため行った儀式で召喚される。同じく伝承である『真の鍵【ブレイザブリク】を捧げよ…さすれば異界より【ブレイザブリク】を撃ち放つ真の英雄が現れるであろう…』との言葉の通りアンナから授かったブレイザブリクを扱い、ヴィオール(2018年のアップデート以後はタクミ)を召喚したことで敵軍を薙ぎ払い、アンナと共に特務機関の一員であり王族でもあるアルフォンスやシャロンらと出会い、彼らアスク王国とエンブラ帝国との戦いに身を投じる事となる。
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でお願いします。 |
第1部ではエンブラ帝国側も古の伝承について把握をしており、エクラに出会った瞬間から殺意を見せていたヴェロニカ皇女が召喚を阻止するため遺跡破壊を目論むも阻止されたこともあってか【エンブラ帝国の王族のみが持つ扉を閉じる力】によりヴァイス・ブレイブの一行と引き離す作戦を練り実行され危機的状況に見舞われる。が、ザガリアの助力もあり大事には至らずそれをきっかけに1部の物語は佳境へと向かった。
第2部では古の予言書に書かれた通りの業火でアスク王国に攻め入ってきたムスペル王国の足取りを追い、進軍をしていた際に軍師であり異伝2に登場し、ヴェロニカに戦渦の儀式を行うよう誘導したロキに遭遇。戦闘後にブレイザブリクの光の導きによりニフル王国の第2王女であるフィヨルムを発見、彼女たちニフル王国と協力しエンブラ帝国及びムスペル王国と戦うこととなる。
1部幕間や2部道中で夢の中でエクラに助言をし道を指し示してきたスリーズを失うが、彼女は最後の力をブレイザブリクに宿すことで氷の儀への道を示し、フィヨルムの手によりスルトの力【ムスペルの炎】を打ち破る力をブレイザブリクに宿すことに成功。その後も様々な障害や問題が発生するも乗り越えることに成功する。
第3部ではアルフォンス達の父親グスタフの名の元、過去に壁を築き封じてきた西方の洗涼たる墳墓から繋がる死の国、その壁が何者かにより破壊され攻め入ってきた為死の国の王であるヘル、アスク王家の偉大なる祖であり神竜アスクと契約を交わし異界を開く力を得たと言われるアスク王国初代王リーヴ、エンブラ帝国の偉大なる祖であるスラシルらと戦うこととなる。
様々な苦難や大きな犠牲を出しながらも物語の冒頭で戦い捕虜として加入したエイルを連れ、生者の国に乗り込みそこで見つけたのは自身らのいた世界とは異なる滅びた数年後アスク王国に辿り着く。
書庫に残された記録により現在のアスク王国同様に死の国に攻め入られたアスク王国がエンブラ帝国と協力し、封じされし【アングルボザの心臓】を扱いヘルを討ち滅ぼそうとするも心臓の力により逆に国は死の呪いに覆われ、ヘルを前にシャロンやエクラ等も犠牲となり滅びた事実を知ることとなる。
アスク王国同様に生者の国である為、エンブラ帝国のヴェロニカも協力し激闘の果てに【アングルボザの心臓】の力を宿した亡き異界のエクラのブレイザブリク【死銃ブレイザブリク】を手に入れることに成功、ヘルを討ち滅ぼし異界のアスク王国とは異なる結末にたどり着く。
第4部ではアスク王国辺境の麦の穂の村にて村民が日が開け落ちても眠り続ける【眠り病】にかかってしまった為、その調査に向かうところから始まる。アルフォンス達の母ヘンリエッテから【馥郁たる香炉】という毒を打ち消す香炉を預り、調査に向かった先でロキに出会い彼女を警戒しつつもその道中深い眠気に襲われ、夢の国アルフへと迷い込む。
目の覚めたアルフォンスはシャロン達と合流をするもエクラとの合流叶わず、妖精のピアニーの助力を得て夢の王フロージの出会い、夢の門にて眠る前の自分を思い出しその世界に戻りたいと願うことで真の目覚めを告げる【グリンカムビの角笛】を吹くようにと渡される。
目的の場所へと向かう道中にエクラとの再開を果たすが、プルメリアの夢に惑わされてしまっているのか残念ながら見失ってしまう。その上、黒い夢の国スヴァルトアルフの黒妖精達の妨害をかいくぐり吹いたはずの角笛だが、黒の夢の国の王女フレイヤがフロージをスヴァルトアルフに連れ去ったことにより、村民たちの目覚めの解決と同時に様々な悪夢が現実に顕現する夢現が発生してしまう。アルフォンスは夢現のせいか記憶が朧げとなっている事態に困惑しながらも、エクラと再会するが何故かエクラはヴァイス・ブレイブに攻撃を仕掛けてくる。気絶したエクラに対してピアニーがエクラのフードを脱がすとそこには……
第5部ではアスク王国に攻め込んできたニザヴェリル王国と戦い、それを率いていた第一王女レギンの頼みでニザヴェリル王国第一王子ファフニールを止める為、賢者の森に住むエイトリの元へと向かう。道中で王子のファフニールやオッテルの妨害を受けるもヴァイス・ブレイブ一行はなんとかエイトリの元へとたどり着き、彼女の指示の下【魔剣グラム】をヨトゥン王国から借りるべくヨトゥン王国へと向かう。ヨトゥン王国へとたどり着くも、レギンにエクラの確保を指示したオッテルに騙されていたヨトゥン王国第一王女ノートに連れ去られ、ヴァイス・ブレイブと引き離されてしまう。連れ去られたエクラはオッテルに連れられたどり着いたのは協力関係であったはずのエイトリの元。
実はエイトリはオッテルと協力関係であり、扉を壊す神器【ヤーングレイプル】を作るために神器であるブレイザブリクに選ばれた人間であるエクラの魂を狙っていたことが明らかとなる。ヴァイス・ブレイブの一行は一度はエイトリとオッテルに逃げられ救出を失敗するも、二度目はオッテルに騙され利用されていたノートの協力を得てエクラ奪還に成功する。
安心もつかの間、アスク王国やエンブラ帝国に攻撃を仕掛けてきたファフニールを食い止めたり、ニザヴェリル王国の王であるはずのファフニールがニザヴェリル王国の人間ではない為王位に着く権利が無く、正式には王位に着けていなかったことが判明したりと怒涛の展開にレギンは倒れてしまう。レギンが目を覚ますまでの間、ファフニールのことを調べるためにアルフォンスと共にニザヴェリル王国について調査していたのだが、なんとニザヴェリル王国の王都では化け物と化したファフニールが破壊の限りを尽くしていることが判明し、目を覚ましたレギンらと共に向かう。
オッテルから【魔剣グラム】を奪取し、自我を失い暴走したファフニールを終わらせ、クーデターで生き残った唯一の正当な王位継承者であったレギンが王位に着いた…では話はもちろん終わらず、異界の英雄であったファフニールを召喚し、オッテルを利用して【ヤーングレイプル】を作り出そうとしたエイトリに最後の戦いを挑む。初代ニザヴェリル王から竜から授かった血の力で身体を変えてまでニザヴェリル王国に尽くしつづけたエイトリを倒したことで第5部の終止符は打たれた。
物語の最中にてレギンに対して『そこの召喚師に頼めばいい。違う次元の彼らを呼んでくれる』と語っていたエイトリは後に公開されたエンディングムービーにて『己の目的のために異界から英雄達を呼び寄せる』『彼らを駒として扱う気分はどうだい?』などエイトリとエクラは似たようなものだと語る。
2021年2月のアップデートより導入されたシステムで見た目やスキルのカスタマイズ等、様々なイベントなどに関わるシステムとなっている。
なおかんたんタップバトル等、一部イベントではマイ召喚士グラフィックは反映されていない。
前述の通り、マイ召喚師にはカスタマイズ機能が存在し【名前】【挨拶】【外見】【スキル】【アクセサリー】を設定することが可能となっている。前述の通り、現段階ではボイスは実装されておらず、戦闘時や挨拶時にキャラクターのようなボイスは存在しない。
※なお、英雄値やSPの概念は存在しない
本来は英雄を召喚する神器【ブレイザブリク】を持ち、戦闘する能力も持ち合わせていないと思われるが、ミョルニル上に限り異世界の神器【死銃ブレイザブリク】を扱い戦闘することができるようになった。
また、前述で触れた通り2021年6月のアップデートより武器種を剣槍斧、赤緑青白の魔道書から選ぶことが可能となった。
なお、出撃が可能なミョルニルについてだがエクラは他のキャラクターとは異なりダブルを組むことができない仕様となっている。その代わりエクラ専用のマップギミックが複数存在し、発動するとエクラを中心にしダメージや回復など効果を得ることができる。
余談だが、現在はミョルニル開催時には必ず『エクラでのユニット撃破』のミッションが開催期間内に出る為、難易度問わずエクラでの撃破は行わないとならない。難易度は問わない為、最低難易度でも撃破数を満たせばミッション達成扱いとなる。
※ミョルニル反撃の日のグラフィックはデフォルトのグラフィックとなっている。
他キャラクター同様に出撃することが可能。
あれでもマイ召喚士の死銃ってミョルニルだけで使えるという話では
ホーム上部のトップに設定しているキャラクターの隣に表示される。(なおメニューから非表示に設定可能)
また前述の通り、フレンドへの挨拶を設定している場合に限りフレンドへの訪問が行われる。
フレンド画面や闘技場等のフレンド申請画面や一部ランキング等で他ユーザーのマイ召喚士を確認できるようになった。また、プロフィールカードの左側にも表示される。
なお、マイ召喚士のステータス画面以外の名義はマイ召喚士ではなくユーザー名義となっている。
飛空城実装当時は宿屋や温泉等の一部施設を使うと極稀に登場することがあり、2021年6月以降はキャラクター設定可能となった。
公式4コマ漫画『英雄たちの日常』でも登場しており、名前を『エクラ』、登場するのは今現在デフォルトのフードで、ゲーム本編とは異なり普通に話をするキャラクターとして描かれている。
…というレベルではなく、漫画担当にどのような発注及び許可をしているか等不明だが、登場するキャラクター含め他のファイアーエムブレムや召喚やイベントなどのシステムに触れるなどメタなネタにがっつり触れるまさにプレイヤーの分身と言える言動をしている。
作家により細かい部分は異なるが、基本的にゲーム内の戦術などの知識に長けた人物ではなく、わりとポンコツぎみに描かれている。
だって今戦渦の連戦のボーナスキャラだから
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最終更新:2025/12/12(金) 06:00
最終更新:2025/12/12(金) 06:00
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