グフ・カスタム

グフ・カスタムとは、漢の機体である。

概要

「機動戦士ガンダム　第08MS小隊」に登場する、グフ(MS-07B)の仕様変更機体。型式番号は「MS-０7B3」で、しばしば「B3グフ」とも呼ばれる。

MS-07Bグフは右腕にムチ状の、高熱による装甲の溶断や質量打撃による攻撃を目的とした固定武装ヒートロッド、左腕にシールドと5連装フィンガーバルカンを装備し、すぐれた格闘、白兵戦能力を持ったMSであったが、その固定武装の特徴からお世辞にも汎用性に優れているとは言えず、柔軟な運用が不可能であった。

それを本機では、装甲を始めとし、各所に変更を加え汎用性を取り戻すべく設計されている。

ヒートロッドをワイヤー状に変更することで射程距離と強度を増大、腕部構造を簡略化し、電撃による敵機の機能停止や、奇襲を主目的としたヒートワイヤーに変更。

左腕には、5連装フィンガーバルカンを廃止、汎用性の高いマニュピレータへと換装されている代わりに３連装ガトリング砲を装備している。

また、切り捨てていた中間距離戦闘能力を強化すべく、左腕の楯にパージ可能な75mmガトリングシールドを装備。その汎用性は大幅に向上している。

また、格闘兵装にはグフシリーズでおなじみのヒートサーベルだが、本編においては発熱(ヒート)させず、黒いまま質量打撃を主目的とした鉈のような運用がなされている。その理由としては諸説あり、ファンの間では「ヒートさせると、連続使用限界時間が持たないから」と「ヒート出来ない中古品」の２説が有力とされている。どちらにしても、最近のガンダムにはない泥臭さが漂いなかなかいい感じであると筆者は思う。

 

本機の著名な搭乗者と言えば、東南アジア方面軍鉱山都市基地所属の、ノリス・パッカード大佐である。

その活躍と漢らしさは関連動画を見て、諸氏自身の目で確かめて頂きたい。

関連動画

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関連項目

• 機動戦士ガンダム　第０８MS小隊
• ノリス・パッカード
• グフ