サッカースペイン代表とは、サッカーのスペイン代表チームである。愛称はフリア・ロハ(La Furia Roja、赤い怒り)、無敵艦隊。ユニフォームは国旗に基づき赤がベースでホームではシャツが赤でパンツが青。
スペイン代表は無敵艦隊と呼ばれ、優勝候補に挙げられながらも長い間主要な大会では結果を出せなかった。
1998 FIFAワールドカップではグループリーグ敗退、EURO2000では前評判こそ高かったもののベスト8、2002 FIFAワールドカップでは誤審疑惑があるとはいえベスト8、EURO2004はグループリーグ敗退、2006 FIFAワールドカップでもベスト16止まり。
しかしEURO2008で、当時の監督であったルイス・アラゴネスがバルセロナ的なポゼッションをベースとしたサッカーを志向し、美しいサッカーで欧州予選全勝、本大会もグループリーグから無敗での優勝を成し遂げた。EUROでの優勝は1964年以来のことであった。
2010 FIFAワールドカップの欧州予選も10戦全勝で通過し、グループリーグ初戦のスイス戦で敗れたものの残り2戦で2勝し、決勝トーナメントに進出。決勝ではオランダを破り念願の優勝を成し遂げた。ヨーロッパ以外の国主催の大会で優勝を果たしたヨーロッパのチームはスペインが初めてであった。
ディフェンディングチャンピオン、そしてFIFAワールドカップ王者として臨んだEURO2012では、2勝1分でグループステージを突破。準々決勝でフランスを、準決勝ではポルトガルに熱戦の末PKで勝利し決勝進出。決勝のイタリア戦では、熱戦になると思われたが4-0で圧勝。終わってみれば全6試合で失点数1と実力差をまざまざと見せつける結果となり、前人未到のメジャー大会3連覇(EURO2008、2010 FIFAワールドカップ、EURO2012)を果たした。
しかし2014 FIFAワールドカップでは、初戦のオランダ戦で前回大会決勝の恨みを晴らされるかように圧倒され1-5で敗れると、2戦目のチリ戦でも敗北を喫する。辛うじて最終戦のオーストラリア戦で勝利を収めたが、2連覇を目標としてブラジルに乗り込んだスペインにとっては屈辱的な大会となった。
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最終更新:2025/12/06(土) 23:00
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