サッカードイツ代表とは、サッカーのドイツ代表チームである。愛称はマンシャフト(Die Manschaft)。ユニフォームはホームはシャツが白でパンツが黒。
ドイツは第二次大戦後に東西に分裂し1990年に統一されたが、一般にドイツ代表の歴史・記録は分裂前のドイツ、分裂後の西ドイツ、統一後のドイツを同じチームと見なして扱われるのでここでもそれに従う。
ワールドカップ3度優勝、ヨーロッパ選手権3度優勝の世界トップクラスの強豪国。ゲルマン魂と呼ばれる勝負を諦めない精神面の強さは有名で非常に勝負強い。
フットボールというのは非常にシンプルなゲームだ。22人で90分間ボールを追いかけるだけ。そして最後に勝つのはいつもドイツ人だ。― ゲーリー・リネカー
最初に代表の試合が行われたのは1908年。第二次大戦後ドイツは東西に分裂し代表チームも東西ドイツ(とフランス領ザール)に分裂したが、制裁により1950年まで国際大会には出場できなかった。1954 FIFAワールドカップでハンガリーを破って初優勝。当時最強とされたハンガリーに対し0-2から逆転したこの勝利はベルンの奇跡(Das Wunder von Bern)と呼ばれている。
1966年大会では決勝まで進むも地元イングランドに破れ準優勝。1970年大会は準決勝でイタリアに破れ3位。このイタリアとの試合では1-0から試合終了間際にドイツが追いつき、延長戦に突入、延長戦で両チーム5ゴールを上げるという熱い試合展開で、ワールドカップのベストマッチの一つとされる。
EURO 1972で欧州選手権初優勝し、1974年のFIFAワールドカップ西ドイツ大会で決勝でヨハン・クライフ率いるオランダ代表を破りワールドカップ2度目の優勝を果たす。
EURO 1976では準優勝、 EURO 1980で欧州選手権二度目の優勝を成し遂げ、1982年と1986年のワールドカップではともに準優勝。地元開催のEURO 1988ではベスト4に終わったが、1990 FIFAワールドカップイタリア大会では3度目の優勝を果たす。ワールドカップ後、東西ドイツ代表はドイツ代表として統一され、統一後の初の大会であるEURO 1992で準優勝する。EURO 1994では優勝。
2002 FIFAワールドカップでは前評判は高くなかったが準優勝。地元開催の2006 FIFAワールドカップでは3位、EURO2008では準優勝した。2010 FIFAワールドカップでは15大会連続ベスト8進出の記録を作るも、EURO2008の決勝と同様にスペインと戦い、同じく0-1で敗れるも、3位決定戦のウルグアイ代表には勝利し前回大会と同様の3位で幕を閉じた。
▶もっと見る
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 02:00
最終更新:2025/12/13(土) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。