ジョージ・ジョースター(SBR)とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティール・ボール・ラン」の登場人物である。
主人公ジョニィ・ジョースターの父親。没落貴族の末裔で現在はアメリカのケンタッキー州で牧場を営む三冠レース7連覇を誇る名調教師。
別世界の(プッチ神父が発現したメイド・イン・ヘブンによる一巡後の世界か、単なるパラレルワールドかは荒木先生自身が読者に任すと言っているので暈す)ジョージ・ジョースター一世。
パラレルワールドとはいえ、第1部の彼とは大きく対照的な精神である。
後述の兄を溺愛するあまり弟を軽視するような言動を繰り返した結果、ジョニィの捻くれた人格形成に一役買い、下半身不随の遠因となってしまっている。大統領が命乞いの際、父親が生きている世界がないか探し回ったという話を聞いたジョニィは「僕だったらそんなことはしないだろう」と返すなど溝は深い。
ただ初登場時の台詞では「我が息子は乗馬の天才だ」と言っておりいささか不自然である。この時は単純に兄関連の設定が出来ていなかったと思われる。似たようなものにジョニィに小石を飛ばされたディエゴ・ブランドーがまるで初対面であるかのような反応を見せるシーンがある。こちらは単純に忘れていたという可能性もあるが。
レース終盤、涙ぐみながらニコラスのブーツを持って応援に駆け付ける。
頑張るジョニィの姿を見て(聞いて)純粋に心動かされたから遠路はるばるやってきたのだろう。
ジョニィは息子にジョージ・ジョースター三世と名付けているためレースを失格となった後の関係は良好であったと思われるが今までの行為があんまりだったうえ、ジャイロの父親であるグレゴリオ・ツェペリがジョジョの父親キャラとしては珍しく人格者なことも関係しジョジョファンからの心証はあまりよろしくない。レース中という展開の都合上仕方のないこととはいえ懺悔は赤の他人の観衆ではなく息子にしろというもっともな意見もある。
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最終更新:2025/12/09(火) 04:00
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