スターダストクルセイダースとは (スターダストクルセイダースとは) [単語記事]

スターダストクルセイダースとは、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第3部の副題である。

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物語は空条承太郎一行が承太郎の母ホリィを助けるため、祖父の祖父「ジョナサン・ジョースター」の体を乗っ取り100年の時を越えて復活を遂げた不老不死の吸血鬼・DIOを倒すため、ユーラシア大陸（日本→香港→シンガポール→インド→アラビア半島→エジプト）を旅する。

それまでの波紋の概念から代わって、初めて幽波紋（スタンド）の概念が導入された。後の部に比べるとストレートな能力のスタンドが多い。多くのスタンドにはタロットカードやエジプト神話から名前が取られている。ザ・ワールド（世界）、スタープラチナ（星）など。

ゲーム、OVA「ジョジョの奇妙な冒険」が作られた。OVAをもとにしたMADについては3部OVA MADも参照。

そして、2014年4月より「ジョジョの奇妙な冒険　スターダストクルセイダース」のタイトルで、第3部のTVアニメが放送中。また、同作中にてオラオララッシュの際などによく掛かる曲名も「スターダストクルセイダース」である。
詳細は『ジョジョの奇妙な冒険（アニメ）』を参照。

主な登場人物

ジョースターエジプトツアー御一行様 byDIO

空条承太郎　-Kujo jotaro-

第1部主人公、ジョナサン・ジョースターの玄孫にして、
第2部の主人公、ジョセフ・ジョースターの孫。
誇り高きジョースターの血統に連なる第3部の主人公
口癖は「やれやれだぜ」

スタンド：精密な動作と豪快なパワー・スピードを併せ持つ
スタープラチナ『星の白金』

ジョセフ・ジョースター　-Joseph Joestar-

第2部の主人公にして承太郎の祖父。

第二部の最後で義腕となり、後にN.Yで不動産王となった。
孫の承太郎を警察署の檻から出すべく、
友人アブドゥルを連れ、日本へとやってきた所から物語は始まる。

スタンド：念写を可能にするイバラ状のスタンド
ハーミット・パープル『隠者の紫』

モハメド・アヴドゥル　-Muhammad=Avdol-

占い師を生業にするエジプト人の大男。（通称ブ男）
生まれながらのスタンド使いで、三年前にジョセフと知り合う。

スタンド：炎や熱を自在に操る鳥人型のスタンド
マジシャンズ・レッド『魔術師の赤』

花京院典明　-Kakyoin Noriaki-

承太郎の高校に転校してきた謎の転校生。
実はDIOに操られており、承太郎を襲うことになるが敗北し,
肉の芽の脅威から、命を救ってくれたことに対する
恩返しをするために旅路に同行する。

スタンド：体を紐状にして活動できる遠隔操作型のスタンド　
ハイエロファント・グリーン『法皇の緑』

ジャン＝ピエール・ポルナレフ　-Jean=Pierre=Polnareff-

とあるスタンド使いに愛する妹を殺害され、復讐を誓うが、
道半ばDIOに肉の芽を埋め込まれジョースター一行の刺客となる。仲間になった後は一転、チームのムードメーカー（お笑い・トイレ担当）といった三枚目でも大活躍をみせる。
エッフェルではないし、ましてや本屋の店員では決してない。

スタンド：中世騎士のような甲冑とレイピアを携えた
シルバーチャリオッツ　『銀の戦車』

イギー　-Iggy-

ニューヨークで野良犬の帝王をやっているところを
アヴドゥルがやっとこさ捕まえたスタンド使いの犬。

品種はボストン・テリア。
好物はコーヒー味のチューインガム

スタンド：全身砂の獣型戦車
ザ・フール　『愚者』

DIO一味

　DIO

第1部主人公ジョナサン・ジョースターの旧友にして、石仮面の力により、吸血鬼と化したジョースター一族が宿敵。
1部の最後から第3部の間に、ジョナサンの首から下の胴体を乗っ取っている。
エンヤ婆の弓矢によってスタンド能力が発現し、ジョースター一族にスタンドが発現、それがキッカケとなり自身の復活がジョースター一族にバレてしまう。己が宿命を断つために、一族の始末のために、一行にスタンド使いの刺客を送る。

スタンド能力：？？？

アルカナのスタンド使い

花京院典明＆ジャン=ピエール・ポルナレフ
上記参照。
グレーフライ
エジプト・カイロ行きの飛行機の中で襲いかかってきたスタンド使い。
スタンドはスタープラチナを超えるスピードを持つクワガタの遠隔操作スタンド
タワーオブグレー　『灰の塔』
偽キャプテン・テニール
船長に化けて襲ってきたスタンド使い。本名不明。
スタンドは水中での戦いを得意にする半魚人型のスタンド　ダークブルームーン　『暗青の月』
フォーエバー
なぜか人間に対してスケベなオラウータンだが、
おそらくジョジョ全部を通しても指折りの力をもつスタンド使い。
スタンドは船と同化した超大型スタンド　ストレングス　『力』
呪いのデーボ
「アメリカインディアンの呪術師」という触れ込みで殺し屋を営んでいるスタンド使い。
スタンドは怨念を力に変える（割にあわない力だが）　エボニーデビル　『悪魔』
ラバーソール
本人曰くハンサム顔で、確かにそれなりにハンサムだが品性が下品・下劣・残念なスタンド使い。
スタンドは生物の肉を食らうことで増える攻防一体のスライム状のスタンド
イエローテンパランス　『黄の節制』
ホル・ホース
ガンマン気取りの伊達男にして冷徹な暗殺者。
女性を崇拝し、己をNo.2と自負し決して一人では仕掛けない慎重派。
スタンドは回転式拳銃とその弾丸のスタンド、エンペラー　『皇帝』　セックスピストルズの天敵。
J・ガイル
エンヤ婆の息子で、両手とも右手という体質のスタンド使い。ポルナレフの妹の敵。
スタンドは光に存在するミイラ男のようなスタンド　ハングドマン　『吊られた男』
ネーナ
ホル・ホースに求愛する貴族の娘に化けた醜女。直接的な戦闘力の低いジョセフに襲いかかる。
スタンドは人面疽となり敵に取り憑くスタンド　エンプレス　『女帝』
ズィー・ズィー（Z.Z）
勝ったッ！第3部完！
スタンドは自動車と融合し自在に操るスタンド　ホイール・オブ・フォーチュン『運命の車輪』
エンヤ婆
DIOにスタンドの存在、発現方法を教えた物語の元凶人物の一人。
息子と同じく、両腕が右腕。DIOを深く崇拝しており、作中屈指の強力なスタンド、シルバーチャリオッツ以上？の身体能力を持った中ボス敵キャラ。
スタンドは傷口から侵入することで人体を操作するスタンド　ジャスティス　『正義』
鋼入りのダン（スティーリー・ダン）
顔はイケメンだが卑劣で陰湿な性格の男。ジョジョ達に倒されたエンヤ婆を始末するため、一行の前に何故かケバブ屋として現れる。
スタンドは髪の毛一本すら持ち上げることのできない極小サイズのスタンド ラバーズ『恋人』
アラビア・ファッツ
太陽がデザインされた服を着た小太りの男。本編の関係上、彼の名前を知る読者は多くはない。
スタンドは太陽を模した火球スタンド　サン『太陽』
マニッシュ・ボーイ
生後11ヶ月でありながらも大人の言葉を理解し、また喋ることができる天才赤ちゃん。歯には大きな牙が生えており、さながら吸血鬼のようで不気味。
スタンドは眠りという無防備の精神の中に入り込むスタンド　デス・サーティーン『死神13』
カメオ
紅海の小島で待ち構え、ランプの精を装ってポルナレフを襲ったスタンド使い。
スタンドは人間の「心からの願い」を土に投影し、実体化させるスタンド　ジャッジメント『審判』
ミドラー
潜水艦でエジプトへ向かうジョースター一行を襲撃したスタンド使い。
スタンドは機械を含む、あらゆる鉱物や人工物に化けるスタンド　ハイプリエステス『女教皇』