ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険』とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を原作としたミュージカルである。
ファンからの通称は「ジョジョミュ」(公式が用意するSNS用のハッシュタグは#ミュージカルジョジョ)。
1987年から週刊少年ジャンプで連載開始された荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。連載開始から35年以上経過し、TVアニメ化やスピンオフ作品の実写ドラマ化などのメディアミックスで新たなファン層を獲得し、日本のみならず世界中に多くのファンを持つ非常にコアな作品がミュージカルとして初の舞台化がされることが2023年6月1日に報じられた(荒木飛呂彦初の舞台化作品は「死刑執行中脱獄進行中」。また、「死刑執行中~」で構成・演出・振付を担当した長谷川寧は「ファントムブラッド」で演出を担当する)。
全ての始まりとなる19世紀末の時代を舞台にした「第1部 ファントムブラッド」を、100年以上の歴史を持つ帝国劇場で2024年2月に公演。主人公のジョナサン・ジョースターを松下優也/有澤樟太郎のダブルキャスト、悪役でもう一人の主人公であるディオ・ブランドーを宮野真守が務める。
東京公演は2024年2月6日~28日、地方公演は札幌が同年3月26日~30日、兵庫が同年4月9日~14日の予定であった。
本来の予定では2024年2月6日(火)から公演開始する予定だったが、公演開始の2日前である2月4日(日)に、2月6日~8日までの4公演を中止する事が発表された。さらに2月8日(木)には10日、11日の3公演も中止にすると発表される(2月9日(金)は元から休演日)。
公演中止になった一連の経緯について、製作である東宝からの発表では「複雑な演出プランに対応するための確認作業が想定以上に必要になったことから稽古の進行が予定より遅れ、帝国劇場の舞台上での稽古開始後もさらなる修正や見直しが発生し、進行の遅れを挽回できず協議を重ねた結果スタッフ・キャストの安全確保の観点から初日を延期して公演を中止する判断に至った」と説明がされた。
公演の中止による対応について、2月4日時点ではチケット代金のみの払い戻しのみとしていたが、2月6日に金銭的補償の対象をチケット代金だけでなく、チケット販売手数料及びシステム利用料、公演中止発表以前に手配済みの交通費及び宿泊費のキャンセル料、キャンセルが叶わなかった場合の交通費と1公演につき1泊分の宿泊費を負担する事が東宝から発表された。この異例の全額補償は、SNS上の批判が殺到したためと思われているが、担当者によると当初から予定していたとしている。
また、振替公演を求める声も多かったが調整がつかないため実施されず、その代わりに兵庫公演の前楽と大千秋楽にあたる4月13日(土)、14日(日)の有料インターネット配信を決定し、中止公演チケットの購入者は無料視聴できると発表された。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/02(木) 20:00
最終更新:2024/05/02(木) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。