ゼノブレイドクロス(XenobladeX)とは、2015年4月29日に任天堂から発売されたWii U用シームレスオープンワールドRPGである。
小売希望価格は7700円(税抜)で、あらかじめダウンロードに対応する。
開発は『ゼノブレイド』と同じくモノリスソフト。
概要
| XenobladeX |
| 基本情報
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| ジャンル
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RPG |
| 対応機種
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WiiU |
| 開発元
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モノリスソフト |
| 発売元
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任天堂 |
| 発売日
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2015年4月29日 |
| 価格
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7700円(税別) |
| 対象年齢
|
CERO:C |
| ゲームソフトテンプレート
|
総監督は『ゼノギアス(PS)』、『ゼノサーガ(PS2)』、『ゼノブレイド(Wii)』の高橋哲哉。
キャラクターデザインは、同じく『ゼノギアス』でもキャラデザとフェイス原画を担当した田中久仁彦。
音楽は、『機動戦士ガンダムUC』などの澤野弘之が担当する。
広大なオープンワールド、シームレスな戦闘、高い自由度など、『ゼノブレイド』の要素を受け継いだ、続編に近い作品だが、ストーリー上は直接的な続編ではない。
グラフィック、マップの広さなど、WiiUのハードパワーを生かして多くの点で発展を果たしている。
新たな要素としては、人型の巨大ロボット“ドール”の要素がある。これに乗り込んで空を飛んで移動したり、バイクのような姿に変形させて大地を駆け抜けたり、タンクに変形して砂漠を驀進したりと様々な移動手段が取れ、もちろん戦闘も可能である。
キャラクターメイキングが採用されており、主人公は性別からプレイヤーが選択できるようになっている。
2013年1月、「WiiU_Direct」にて「X」の文字と共に『モノリスソフト完全新作』として映像が初公開された。その後『ゼノブレイド』との関連は殆ど発表されなかったが、E3 2014にて『ゼノブレイド』の続編である事を匂わせる『ゼノブレイドクロス』という名の正式タイトルが発表された。
Definitive Edition
XenobladeX
Definitive Edition |
| 基本情報
|
| ジャンル
|
RPG |
| 対応機種
|
Nintendo Switch |
| 開発元
|
モノリスソフト |
| 発売元
|
任天堂 |
| 発売日
|
2025年3月20日 |
| 価格
|
7600円(税込) |
| 対象年齢
|
CERO:C |
| ゲームソフトテンプレート
|
2024年10月29日に発表され、オリジナル版の10周年付近の2025年3月20日に発売した。
「浮遊大陸」を舞台とした新キャラや新たなドールを加えた新たなストーリーが展開される。
また、WiiU版の有料DLCを最初から導入された状態になる。
オリジナル版との違いは主に以下
- キャラモデルの改善
- 新バトルシステム「クイックリキャスト」の追加
- フィールドレベル廃止(一部オブジェクトにてフィールドスキルそのものは存在)
- ユニオンポイント、ブレイドレベル廃止
- BP(バトルポイント)のリセット実装
- 編成メンバー固定イベントの緩和(編成自由化)
- レベル上限60→99
- 新加入キャラクター追加
- ファッション装備(見た目装備設定)が最初から解禁
- ファッション装備用の装備を人数分用意する必要がなくなる
ストーリー
『B.L.A.D.E』。
それは「神の言葉を超えた人工的な運命の解放者」
=“Beyond the Logos Artificial Destiny Emancipator”。
――西暦2054年7月。
地球は謎の異星文明同士の戦闘に巻き込まれました。
地球の技術水準を遥かに超えた兵器による戦闘。
その理由も知らされないまま地球は蹂躙され、大地は焦土と化しました。
事前に地球圏への戦闘の波及を察知していた総合政府は、「地球種汎移民計画」を発動。
世界の主要都市からは幾多の恒星間移民船が飛び立ちました。
45億年の間生命を育んでくれた故郷からの脱出。
ですが、移民船の多くは重力圏離脱の最中に撃ち落とされ、無事脱出できた船はごく僅か。
私達の乗る「白鯨」は、そのうちの一隻でした。
地球を後にし、放浪の旅に出て2年。
地球圏での戦闘から幸運にも生き残る事が出来た私達でしたが、ついに異星文明の追跡部隊に見つかってしまったのです。
軍の決死の応戦と、1人の英雄の活躍によって追跡部隊は避けられましたが、激しい戦闘で白鯨の主機関も大破。航行能力を失った白鯨は、未知の惑星の重力に捉まり、航体を崩壊させながら墜落して行きました。
――そして2ヶ月が経ちました。
(冒頭ムービーから抜粋)
ストーリーの進行
人類は不時着に成功した惑星を「ミラ」、白鯨の居住ユニットを「ニュー・ロサンゼルス(NLA)」と名付け新たな故郷として生きることになった。プレイヤーはNLAの民間軍事組織「BLADE」(ブレイド)に所属し、多くの仲間と共に数々の任務をこなすことになる。
ブレイドの主な任務は、
- ライフポイントの探索
- 不時着によって白鯨から分離された「ライフ」という施設には多くの人々が眠ったまま取り残されている。
- 惑星ミラの探索
- ミラで生きていくためにも情報は必要不可欠。ミラの各地にデータプローブを設置し、周辺地域の情報を獲得する。
- NLAの治安維持
- 未知の惑星であるミラには危険な原生生物や人類と敵対する異星人が存在する。それらの脅威からNLAを守るのもブレイドの大きな役割。
これらを目的とした任務を「クエスト」として自ら受注しクリアしていくことで、物語が広がっていくようになる。
システム
マップ・世界観
本作のマップの広さは、前作『ゼノブレイド』の約5倍=400平方kmに及ぶ。
これは、オープンワールドゲームとして高い評価を得た『スカイリム』(約41平方km)の約10倍、『GTAV』(陸地面積約137平方km)の約3倍の広さである。
マップは全てシームレスに移動可能で、読み込みを挟むいくつかのエリアに分割されてはいない。
徒歩での移動では非常に時間がかかるが、ドールを用いた高速移動でカバーできる他、一度言った場所へのファストトラベルも可能である。
高所からの落下ダメージは廃止され探索の自由度が前作に比べ格段と上がった。しかし、落ちてしまえば戦闘不能になる底なしの穴といった地形は続投している。
今作はあくまで『ゼノブレイド』の系譜を継ぐ作品ではあるものの、直接的な繋がりはないと発表されている。
ノポン族が引き続き登場し、モナドの髪飾りなど前作の要素を彷彿とさせる描写もあるが、ファンサービス的な意味合いの範囲を出るようなものは今のところない。
戦闘
フィールド上からシームレスに戦闘に突入し、自動で攻撃する「オートアタック」と状況や位置取りを見て任意で発動させる「アーツ」を織り交ぜながら戦うという基本的な戦闘システムは『ゼノブレイド』のものを踏襲しているが、以下のような新要素が加えられている。
- TPの個人化
- 前作ではパーティー内で所有していたテンションゲージは、今作ではTPとして個人所有のものとなっている。オートアタックで徐々に蓄積されていき、仲間の復活などに使用できる。
- ダブルリキャスト
- アーツは前作のようにリキャストタイムが発生するが、オートアタック中はもう一周(ダブル)リキャストを貯めることができ、更に強化されたアーツを発動することができる。リキャストが溜まったら即時アーツを使うか、オートアタックで待機してもう一周貯めるか、判断が重要になる。
- 戦闘中の武器切り替え
- 銃→剣→銃などといったように、距離に応じて武器を切り替えて多様な戦法をとることが出来る。
- 生身とドールの切り替え
- 戦闘中でもドールに乗り込んだり、逆にドールでの戦闘中に降りて生身での戦いに移行したり出来る。
- ソウルボイス
- 前作では仲間同士の掛け合い(ボイス)が状況把握の上で重要だったが、それをシステムへと昇華させたもの。仲間の指示に対して適切な行動(アーツ)を行う事で、回復などの効果を得ることができる。今作では基本的に体力回復はソウルボイスに頼ることになる。
前作の「突発キズナ」と同様にBボタンを押すことで、今度は自分から仲間にソウルボイスを送ることができる。
ソウルボイスは回復以外の効果を選ぶこともでき、(現状で確認できる範囲では)1キャラあたり16状況☓3効果のソウルボイスが用意されている。
- オーバークロックギア
- 前作のチェインアタックを個人化したシステムで、アーツを一定時間リキャストタイムなしで撃ちまくることができる。同種のアーツを連続で選択することでコンボが発動し、より多くのダメージを与えることができる。オーバークロックギア中はダブルリキャストを超えたトリプルリキャストも可能となり、さらなるダメージが望める。仲間と同時発動した時の連携はさらに強力となる。
最初は使うことができない。
- クイックリキャスト(DE版追加)
- アーツのリキャストを補填し、リキャスト中のアーツを即座に発動出来るシステム。
ソウルボイスに対応しているアーツやTP回復効果を持つアーツを発動させるのに便利。
また、通常でアーツが使用できる状態でクイックリキャストを使うと、ダブルリキャスト版を発動することやオーバークロックギアを使わずともトリプルリキャスト版を発動することも出来る。
その時のアーツの残りリキャスト時間に応じた「エネルギーゲイン」を消費し、上限もマップの達成率の調査報酬でもらえるエネルギーストレージで増量可能。
1戦闘ごとに最大にリセットされる仕様のため、エネルギーゲインは使い切る方が効率は良い。
パーティは4人編成で、プレイヤーが操作できるのは1人であり、残りの3人はAIである。
Doll
人類が惑星ミラで生き抜くために無くてはならない存在、それがDoll(ドール)。
巨大な人型のロボットで、地球脱出時の移民船防衛、NLAの復興、ミラの探索にと人類に大きく貢献している存在である。プレイヤーはストーリーの途中でドールライセンス試験に合格すれば操縦する資格を得られる。因みにコックピットはどの機体も前作の機神中枢と同じく全天周モニター式。戦闘中、ドールアーツを使うと、一定確率でコックピットからの視点に代わり、アーツがすべて一瞬回復する。
ドールのタイプ
ドールは「ライト」「ミドル」「ヘヴィ」の3タイプに分けられ、それぞれ攻撃力や装甲、回避といったパラメータに違いがある。例を挙げると前者ほど脆いが回避力があり、後者であれば装甲が厚く頑丈であるといった特徴がある。
また、フライトパックによる燃料消費速度もライト<ミドル<へヴィとなっている。
ライトフレーム
- Formulaシリーズ
- 同レベル帯の中で最も回避力の高い機体。同レベル帯では最も安価になっている。
ドールライセンスを取得した時に最初にもらえるドールであり、パッケージイラストやタイトル画面にも登場している。
- 固有オーバークロックギアは回避力と会心率、リキャスト性能の上昇がある「JINRAI」
- AD0130 Formula.ST
AD0150 Formula.ST
Formula.ZERO
- Urbunシリーズ
- ライトフレームの中では格闘性能に秀でた機体で、ビークル形態が非常に使いやすい。
- 固有オーバークロックギアは攻撃力、防御力の上昇に加えてヒール効果のある「OBORO」
- UD0220 Urban
UD0230 Urban
UD0250 Urban
Urban.LINCOLN
- Welsシリーズ
- 潜在力が高いが、他の性能はライトフレームの中では平均的。
- 固有オーバークロックギアは格闘攻撃力の上昇と、物理攻撃反射に加えてヒール効果のある「HAGANE」
- AD0330 Wels
AD0350 Wels
Wels.CAIN
- Hraesvelgシリーズ
- DE版で追加。
- Formulaシリーズを格闘寄りにしたような性能で、ウェポンとアーマーは固定。さらに飛行形態では戦闘機のような姿に変形し、他のドールの飛行形態と大きく異なる機動力を持つ。
固有オーバークロックギアは回避力と会心率、リキャスト性能の上昇がある「JINRAI」
- AD0930 Hraesvelg
AD0950 Hraesvelg
Hraesvelg.LOAD
ミドルフレーム
非常に汎用性が高く、積載燃料とHPも十分だが、ライトフレームと比較してやや割高。
- Lailahシリーズ
- 格闘性能が高いが、射撃命中率が高い特徴もある。
- 固有オーバークロックギアは防御力の上昇と弱体効果の全無効に加えてヒール効果を持つ「NAGI」
- AD0430 Lailah
AD0450 Lailah
Lailah.QUEEN
- Infernoシリーズ
- 全体的にバランスが取れているが、よく言えば汎用的、悪く言えば没個性。
- 固有オーバークロックギアは射撃攻撃力上昇と、ヒート属性の反射に加えてヒール効果を持つ「HIBANA」
- 余談だが、この機体のLV60ドールのみ設定ミスでアーマーの性能がLv50と同レベルな為アセットそのままでは厳しく、他のライト・ミドルからアーマーを持ってくる一手間が必要だったが、のちのアップデートで修正された。
- AD0530 Inferno
AD0550 Inferno
Inferno.SKYDON
- Aresシリーズ
- メインストーリークリア後に作成可能になるドールで、入手直後は他を圧倒する性能を持つ。武器やパーツは固定のため変更することができないが、超兵器を越える破壊力を持つアガースラキャノンは凶悪の一言。
- 固有オーバークロックギアは攻撃力の上昇、回避力の上昇、リキャスト短縮に加えてヒール効果のある「LEGION」
- Ares.70
Ares.90
ヘヴィフレーム
射撃、格闘それぞれに特化した2機体がある。HPと燃料積載量は突出しているが、代わりに回避力・潜在力が低く価格も非常に高い。
- Mastemaシリーズ
- 4脚の射撃特化機で、フレーム自体にビーム属性のダメージ上昇アフィックスが付属している。装備さえ整えてしまえば、最強クラスのドール。
- 固有オーバークロックギアは射撃攻撃力の上昇と、防御力の上昇に加えてビーム攻撃の反射のある「GEKITETU」
- XD0630 Mastema
XD0650 Mastema
Mastema.WHITEREAPER
- Amdusiasシリーズ
- 重装甲の格闘特化機で、フレーム自体にヒート属性のダメージ上昇アフィックスが付属している。
- 固有オーバークロックギアは格闘攻撃力の上昇、格闘時燃料吸収、部位破壊能力の上昇する「KURENAI」
- XD0730 Amdusias
XD0750 Amdusias
Amduslas.HADES
- YUMBO &EXCAVATOR
- DLCイベントクリアで入手可能。街に点在する工業用ドールを戦闘用に流用したと思われる機体。どこか強いられている雰囲気がする。
- YUMBOは加入時期の割りにレベルが低く使いづらいが、逆にEXCAVATORは加入時期が早い割りにクリア後も使っていける一線級の性能を持つ。そしてなにより、制作に必要な素材が非常に楽に集まるものばかり。クリア直後のドール制作で悩んだら、とりあえずこれを作ればなにかと役立つ。
- 固有のオーバークロックギアは回避命中アップ、与ダメージアップ、リバースダメージの「KAMIKAZE」ギアが終わると最大HPの50%のダメージを受け、のこりHPが50%以下だと玉砕するはめになる大和魂が無駄に溢れたギアである。
ドールの装備
ドールには多種多様な武装が可能で手や膝、肩といった場所5つに左右に2つずつ装備することが可能で最大10か所可能。オートアタック用に手の2か所、アーツ攻撃用に他の部位に8か所存在する。
単純に火力を出すための物もあれば追加効果で戦いを有利にするものなど多くの種類がある。中には左右2つの部位そろって使う合体武器やショップで入手できず作らなければ手に入らない燃費も装備スロットもとてつもない「超兵器」というロマンの塊武器がある。
車両形態
ドールは車両のような形態に変形することができ、人型の状態よりも圧倒的な速さで移動することができる。
ドールの種類によって車両形態にも違いがあり、二輪や四輪、キャタピラや某ACの4つの足がある形態等があり様々である。
飛行形態
フライトパックの開発に成功すればドールを空に飛ばすことが可能になる。それまではいけなかった場所に行くことが可能になり、惑星ミラの調査が各段と進むようになるだろう。
当然空中での戦闘も可能で、空を飛ぶ手が届かなかった敵にも挑むことが可能になる。
燃料
ドールを動かすにはもちろん燃料が必要である。飛行するためやアーツ攻撃のために必要で尽きてしまえば空から墜落してしまったり、アーツ攻撃が繰り出せなくなるなど使い物にならなくなる。
ドールを降りていれば自然と回復していくが満タンになるまでは気が遠くなるほどの時間が必要であり、ミラニウムという鉱物を消費すれば即座に補給されるがその消費する量も莫大である。ミラニウムの採掘ペースを考えるなど計画性が求められるだろう。一応燃料がなくなっても移動とオートアタックは使えるようだ。
ドール保険
ドールももちろん物であるため敵の攻撃を受け続ければ当然壊れてしまう。生身の時とは違い部位が存在し部位ごとにダメージが蓄積されるとその部位が破壊されてしまう。そうなるとその部位を使った攻撃は出せなくなってしまう。
更にドール本体のHPも無くなってしまえば完全に破壊されてしまう。完全に破壊されたドールを取り戻すためには多額のお金を払う必要があるのだが、(ドール1体ずつに)3回までなら保険として無償で修復してくれる。またドールが破壊される前にソウルチャレンジが発生し、成功すれば保険を消費せずに修復される。
部位破壊までであれば戦闘が終了すれば自然と回復していくため、完全に破壊される前にドールから降りて生身で戦おう。
インナーも重要
ドールは強力ではあるが、万能ではない。
ミラの中には、洞窟など生身(インナー)でないと入ることの出来ない場所が存在する。また、「問答無用でドール燃料を0にする」という技を持つエネミーも存在する。更に、敵の中にはインナーでないと部位破壊が出来ない相手もいる。
そのため、ドールを手に入れたからといって、インナーを疎かにしてはいけない。
ネットワーク
今作はモノリスソフト初の「他のプレイヤーとネットワークでつながる」ことができるゲームでもある。
前作ゼノブレイドのプレイヤーが一人でじっくりとやりこむゲームであるためか、今作のネットワークプレイでは「ゆるくつながる」をテーマとしており、ネットワーク上の他の人を意識しないでプレイできる作りにしたとのこと。
スカウト
ネットワークにつなげることで惑星ミラの各地に他のプレイヤーのキャラが出現するようになる。
話しかけることでそのキャラを仲間(NPC)としてチームにスカウトすることができ、共に戦うことができる。スカウトされたキャラがチームに貢献すればスカウトされたプレイヤーには経験値を得られるメリットがある。
スコード
ネットワークプレイをする際にプレイヤーは「スコード」という最大32人の分隊に加入する。
スコードには実際にプレイしている他のプレイヤーも同様に加入しており、様々な機能を通してつながることができる。
- ブレイドレポート
- スコード内で探索や戦闘に役立つ情報を共有することが可能。有益なレポートは評価することが可能で、多くの評価が集まればスコードを飛び越えすべてのプレイヤーにも共有される。ネタバレや不快な内容であればブロックすることも可能である。
- トレジャーディール
- スコードの仲間たちと装備品を送り合うことができる。入手した装備をトレジャーディールに提示し、欲しい人を募ることができる。なお複数人が募集に集まれば抽選で贈られる人が決まる。
- スコードミッション
- スコードの仲間に共有される任務で、原生生物の討伐やアイテムの収集と内容は普通のクエストと同じだが、ひとつのミッションに五つのお題がある。それぞれのプレイヤーで達成数も共有され制限時間の間に一つでもクリアすることができれば「スコードクエスト」に挑戦することができる。
- スコードクエスト
- スコードミッション達成によって発生するスコード内の他のプレイヤーと共に挑戦することができるクエスト。
- 今作で他のプレイヤーとガッツリ繋がれる要素ゆるくとはなんだったのかで他のゲームの協力プレイと同様に生身の人間同士で協力してクエストに挑むことが可能。ソロプレイにも対応しており、NPCであるエルマやリンといった普段の仲間もつれていくこともできる。
- スコードクエストをクリアし討伐開拓度を高めていくとオーバードよりもはるか各上の存在であるワールドエネミーに挑むことが可能なる。
- ワールドエネミー
- スコードクエストを進めると出現する巨大なドールよりもさらに巨大な原生生物。
- スコードクエスト同様他のプレイヤーとの協力プレイが可能。討伐することができれば莫大な報酬を得られるが難易度は相当なものらしい。定期的に現れるワールドエネミーも存在するため気軽に挑戦することも可能だ。
その他
WiiU GamePadは情報端末として使用され、地図やキャラのステータスなどを管理でき、スキップトラベルやデータプローブの設定、名前やネットワークでのチャットの入力に使用できる仮想キーボードなどの多くの機能がある。
またWiiUの特徴であるGamePadにテレビ画面を移す機能もあり、気軽に惑星ミラを探索することが可能だ。
なお、前作ではプレイ時間が99時間59分でカンストするようになっていたが、今作では100時間単位でのカウントも可能になった。
登場人物
主人公
- 種族:地球人 性別:選択 年齢:選択
- 本作の主人公。「白鯨」が惑星ミラに墜落した時に1人用の脱出ポッドで外に放り出され、2ヶ月後、エルマに発見された。記憶喪失状態に陥っており、名前と言葉以外の記憶が思い出せない。
今作では、主人公のキャラクターメイキングが可能で、性別・年齢・体格・肌色・髪色・顔・声など、様々な部分をプレイヤー自らの手で決定できる。
- 声優:以下の表を参照
| 男性ボイス |
女性ボイス |
| [王道] |
浅沼晋太郎 |
[王道] |
前田愛 |
| [ライバル] |
内山昂輝 |
[ツンデレ] |
佐藤利奈 |
| [熱血] |
宮下栄治 |
[ささやき] |
小倉唯 |
| [優等生] |
立花慎之介 |
[お嬢さま] |
勝田詩織 |
| [耽美] |
柿原徹也 |
[甘え声] |
内田真礼 |
| [中二病] |
保志総一朗 |
[アホドジ] |
上坂すみれ |
| [軍人] |
浪川大輔 |
[軍人] |
田中敦子 |
| [アニキ] |
関俊彦 |
[セクシー] |
小清水亜美 |
| [関西弁] |
小野坂昌也 |
[関西弁] |
白石涼子 |
| [古武士] |
田中秀幸 |
[和風] |
鈴木麻里子 |
- 余談だが、モノリスソフトの過去の作品で主要キャラの声を務めた声優がちらほら混じっている。特に、『王道』ボイスはそれぞれ、『ゼノブレイド』と『ゼノサーガ』の主人公の中の人である。なに?前田愛と鈴木麻里子のアバターボイスがむしろ、戦国無双を思い出すって!??
使用クラスはプレイヤー自らが設定して転職を繰り返して、開拓していくことになる。
最上位クラスのランクを最大にすることで、その系列の武器種をどのクラスでも扱えるようになり、育成を進めていけばすべてのクラスの武器やスキルを習得できる。
ドリフターからスタートして、3つのクラスに派生し、更に2つに分かれるという構図になっている。
また、格闘武器と射撃武器をそれぞれ1つずつ持つという設計のシステムになっている。
-
| 最初期クラス |
基本クラス |
進化クラス |
最上位クラス |
ドリフター
・アサルトライフル
・ナイフ |
アサルト
・アサルトライフル
・ロングソード |
サムライガン
・アサルトライフル
・ロングソード |
ジェネラルソード |
シールドバトラー
・ガドリングガン
・シールド |
ヘヴィーストライカー |
コマンド
・デュアルガン
・デュアルソード |
ソードファング
・デュアルガン
・デュアルソード |
フルメタルジャガー |
ロングランサー
・スナイパーライフル
・ジャベリン |
スタークルセイダー |
フォーサー
・レイガン
・ナイフ |
サイシーカー
・レイガン
・ナイフ |
エリートプランナー |
ブラストフェンサー
・サイコランチャー
・フォトンセイバー |
ギャラクシーナイト |
また、各クラスにはセット出来るパッシブスキルの数が決まっている。
初期クラスのドリフターがスキルセット数が最大の5である。
固有キャラクター
- エルマ(ELMA) 種族:地球人 性別:女性 年齢:29歳
- CV:桑島法子
「ブレイド」のチームリーダーを務める褐色の銀髪女性。所属ユニオンはテスタメント。冷静沈着な性格で、地球時代は「ドール隊」の大佐を務めていた。主人公のスリープを解除し、ポットから解放してくれる。記憶喪失の主人公は、序盤は彼女からNLAのことや人類の現状を教えてもらうことになる。
- また、リン、タツと共に、シナリオ上では自ら喋らないタイプの主人公の代わりに率先して会話してシナリオを進めていく役回りでもあり、物語の中核にも関わるもう一人の主人公とも言える存在である。メインシナリオやそれに関わるクエストを進める場合は、大抵、主人公+エルマ+リン+任意一名というパーティ構成になる。
- クラスはデュアルガンとデュアルソードを使うフルメタルジャガー。二丁銃と二刀流というロマン溢れる戦闘スタイルである。おまけに、最上級クラスなので頼りになる。
- リン(LYNLEE) 種族:地球人 性別:女性 年齢:13歳
- CV:伊瀬茉莉也
「ブレイド」のメンバーでメカニックをしている少女。偉いな。健気だな。若いながら「ドール」の開発も手掛ける天才キャラ。所属ユニオンはやっぱりアームズ。フルネームはリンリー・クー。性格は明るく社交的。趣味は料理。というか、13歳とは思えない料理のレパートリーを豊富に持っている。基本的に常に敬語だが、タツ相手にはかなり当たりのキツいタメ語になる。前作に登場した「モナド」を模したヘアピンを身につけている。
- クラスはシールドとガトリングガンを使うシールドバトラー。クラスの都合上、前作で色んな意味で話題になったアーツ『ワイルドダウン』も使える。
- タツ(TATSU) 種族:ノポン 性別:♂ 年齢:13歳
- CV:阪口大助
ミラで出会った「ノポン人」。あるきっかけで主人公達が保護することになる。洒落た前髪(?)とぐるぐるメガネが印象的。性格は天真爛漫、純粋無垢だが、時々妙に上から目線で物を言う。ことあるごとにリンに食材扱いされるが、天才的なノリツッコミの技能により、夫婦漫才状態と化している。
- 体系的に人間キャラのモーションを流用できないため争い事は嫌いなため、戦闘には参加しない。ゲーム上はリンをパーティに入れると、ゲストNPCとしてくっついてくることになる。ノポンの勇者リキ様を見習うべきだも!
- ヴァンダム(VAN DAMME) 種族:地球人 性別:男性 年齢:48歳
- CV:玄田哲章
「ブレイド」の司令官を務める厳ついオッサン。以前は「白鯨」で技師長を務めていた。性格は豪放磊落で傍若無人なところがあり、口が悪いのが玉に瑕。名前の通り(?)ムキムキである。もはや『ゼノ』シリーズで伝統の「上腕二頭筋を破壊する」人である。因みに、前作に登場した上腕二頭筋破壊担当のチョッカクヒゲ隊長の本名もヴァンダムである。
- イリーナ(IRINA) 種族:地球人 性別:女性 年齢:27歳
- CV:高森奈緒
「ブレイド」所属。地球時代は「ドール隊」に所属していた。所属ユニオンはインターセプター。今でも、当時上官だったエルマを慕い、尊敬しており、今でも軍時代の階級で『エルマ大佐』と呼ぶ。性格は男勝りでサバサバしているが、人々を守る使命感にあふれる。
- クラスはナイフとアサルトライフルを使うサイシーカー改。
アサルトライフルが使えることで、仲間にTPを与えるラストウォーが使用できるため、彼女の『ラストウォー!!!』という声が印象に残った人は多いかもしれない。
- グイン(GUIN) 種族:地球人 性別:男性 年齢:24歳
- CV:中村悠一
「ブレイド」所属。地球時代は「ドール隊」に所属していた。上官だったイリーナに憧れ、慕っている。イリーナと同じくインターセプター所属。若さゆえの失言も多いが、性格はまっすぐで正義感が強い。地球にいた頃は犬を飼っていたらしいが、コイツ自身子犬系の人懐っこい性格をしている。
- クラスはロングソードとアサルトライフルを使うサムライガン。
- ナギ(NAGI) 種族:地球人 性別:男性 年齢57歳
- CV:菅生隆之
「白鯨」の元船長。現NLA自治政府軍長官。惑星ミラに住む人々の存続を守るため、身を粉にして日々の任務に務める男気のある人物。ヴァンダムとは古くからの付き合い。
- 一見、上から指示を飛ばすのがメインの指揮官系キャラかと思いきや、個人の腕っぷしのほうも相当らしく、特に日本由来の剣術である『イアイ』の達人であるらしい。フルネームはナギ・ケンタロウ。やはり、日系かアメリカに移民した日本人のようだ。そのせいか、日本に古くから伝わるローラ姫式説得術も扱う。
- (ちょこっとネタバレですも)
- 中盤、あるサブイベントをクリアすると、なんとパーティに加えられるようになる。クラスはロングソードとガトリングガンを使う、ジェネラルソード改。お察しの通り、初期装備のロングソードは完全に日本刀の「銘刀 小烏丸」である。また、戦闘中は「ライジングソード」→「朝日斬り」 「プロテクションモード」→「守りの型」 「ワイドミサイル」→「広域誘導弾」とシステム上横文字の技名を全て勝手に和名に直して叫んでくれる本作でも貴重な和名要員である。前作で人気だったダンバンの技、桜花乱舞も使える。そしてなにより、特筆すべきなのは、戦闘になると普段の篤実な人柄とは打って変わって完全にセリフ回しがジャパニーズヤクザになることである。「ハジキで景気づけだ!!」
- モーリス(MAURICE) 種族:地球人 性別:男性 年齢:65歳
- CV:沢木郁也
現NLA自治政府行政長官。元米国国防相の官僚で、その後大統領補佐官を歴任。自らNLAの行政長官を名乗り、惑星ミラの人類代表者として振舞う。型物で合理主義な面がある。余談だが、リンの発言によると、ようかんが好物らしい。以外に日本通なのかもしれない。
- ルー(RU) 種族:不明 性別:男性 年齢:???
- CV:置鮎龍太郎
本名ル・シルフェ。ミラの先住民で発明家。青色の肌や髪をもち、角が生えている『宇宙人』や『異星人』というよりは、『悪魔』や『魔族』といったイメージの外見。だが、見た目に反し性格は好奇心旺盛で人懐っこい。というか、頭の中はノポンと大差ない。
- ブレイドには所属しない風来坊だが、武器も扱え戦闘メンバーとしてパーティに加えることも可能。クラスはサイコランチャーとシールドを使うシールドバトラー改。ある理由から地球の故事やことわざに詳しいらしいが……? 「死中にかつおも食えよ……」
- ラオ(LAO) 種族:地球人 性別:男性 年齢:31歳
- CV:藤原啓治/星野貴紀
「ブレイド」チームリーダーの一人。所属ユニオンはパスファインダー。容姿や言動から冷徹なイメージをもたれがちだが、心の底には熱いものをもっている。どこかダンバン臭がする。ダグとは古くからの戦友。
- クラスはジャベリンとスナイパーライフルを使うロングランサー。どちらかというと槍による格闘戦は苦手で、狙撃が専門らしい。
- ダグ(DOUGLAS) 種族:地球人 性別:男性 年齢:30歳
- CV:小山力也
「ブレイド」の中でも戦闘技能全般に秀で、特に「ドール」操縦に長ける。厳つい容姿をしているがいじられやすい。そのドールの操縦技術ゆえ、リンによるドール用フライトパック開発のテストパイロットも務めている。が、素なのか冗談なのか、リンからの扱いは何故かややぞんざい。地球時代は「ドール隊」所属。また、ラオとは古くからの戦友。
- 所属ユニオンはアヴァランチで、クラスはレイガンとフォトンソードを使うブラストフェンサー改。厳つい声で「流星輪舞(流星ロンド)!!」とかオシャレな技名を叫んでくれる。
その他サブメンバー
本作では上記のメインメンバーの他にも多くのキャラクターがパーティに加入する仲間となってくれる。メインシナリオの進行にこそ深くは関わらないが、みんなそれぞれ専用のキズナクエストやキズナトークを持つれっきとした仲間たちである。惑星ミラの開拓や異星人との戦いだけでなく、彼らの悩みを解決したり、人間模様を垣間見るのも本作の醍醐味の一つである。
勿論、パーティ参入条件を満たせば、台詞こそないもののメインシナリオの空いた枠に入れてシナリオを進めることも可能。
- ヒメリ・アランジ 種族:地球人 性別:女性
- CV:米澤円
コンパニオン所属のブレイド。PPが10回復したりはしない。とても優しく献身的な性格で、日夜NLAで悩みや不安を抱える人々の支えになるべく、相談に乗り、時には無償でブレイドの活動を行うことすらある。その母性に満ち溢れた姿から『NLAの聖女』とまで讃えられる。地球を失い未知の惑星の開拓を続ける毎日という生活ははやりストレスがたまるらしく、彼女に一言励ましてもらいたいがために日々足しげく通うようなファンまでいるほど。彼女の人気や優しさは『白鯨』時代から有名だったらしい。だが、あくまで本人は控えめで本当に健気な性格である。そんな献身性の根源はどうやら父にあるらしい。
- 戦闘ではサイコランチャーとナイフを使うサイシーカー改。アーツはサポート系が充実しており、それはそれは見事なスターライト・ニーも披露してくれる。
- 余談だが、彼女を仲間にするクエストは登場時期が早い割にそうとう強力なザコ敵が闊歩する地域まで赴かないとクリアできない。本来ならドールを手に入れるくらいまではゲームを進めてから挑むのが正攻法だが、一刻も早くヒメリを仲間にしたいなら、道中のザコ敵は完全に無視してイベントの目的地まで全力疾走して、イベントボスだけ倒してクリアするという手もなくはないです。
- フライ 種族:地球人 性別:男性
- CV:中井和哉
工業エリアにあるダイナーでよく朝まで呑んだくれているインターセプターのブレイド。主人公も、一度無理やり徹夜で酒盛りにつき合わされたことで、知り合った。一見、ヘベレケキャラに思いきや、日中はかなり真面目にブレイドの任務をこなしている。どんな肝臓してんだ!?
- 武器はガトリングガンとロングソードのサムライガン改。広範囲を攻撃するアーツが得意で、多数の雑魚を蹴散らすような戦いで本領を発揮する。弟がいるらしいが……?
- フォグ・クリストフ 種族:地球人 性別:男性
- CV:宮田幸季
ランドバンク所属の青年ブレイド。非常にマイペースな性格で、本人曰く「戦いは苦手です……」とのことで、荒事が少ないはずのランドバンクを志願したらしい。しかし、ある経緯からどうしても危険な地域に赴かなければならなくなり、主人公に助け船を求めてきて知り合いとなる。
- 基本的に無口で、空想癖でもあるのか気になることがあると、どんなに些細なことでも黙り込んで考え込んでしまう癖がある。街中でもぼーっとしているのをよく目撃されておりパンピーからも「フォグにできるくらいなら、俺たちもブレイドできるんじゃね?」と舐められまくっている。だが、実際は天才肌らしく、その気になれば戦闘でもちゃんと強い。
- クラスはデュアルソードとデュアルガンを使うソードファング。なんでも兄がいるらしい……?
- マードレス 種族:地球人 性別:女性
- CV:豊口めぐみ
コレペディアン所属の女性ブレイド。しかし、お金の為ならどんな汚い手も使う冷徹な性格で、「チームを組みたくないブレイドNo1」「コレペディアンの殺人者」などと、不名誉なあだ名がまかり通っている。噂では「チームを組んだ仲間を後ろから撃ち殺して報酬を独り占めした」とまで言われているが……?
- 主人公も一度チームを組んで、報酬を全て掠め取られてしまったが、何故か気に入られたのか、以降は普通に仲間として協力してくれるようになる。イリーナとは以前から面識があり、お互いの過去を知っているようだ。
- クラスはサイコランチャーとデュアルソードを使うソードファング改。ソードファングのほうがベースなせいか、残念ながら(?)スターライト・ニーは覚えてくれない。
- セリカ 種族:クリュー系異星人 性別:女性
- CV:佐藤聡美
物語中盤から登場する、クリュー系異星人の少女。比較的、地球人に似た容姿をしているが、大柄な異形の異星人ロックといつも行動を共にしている。
- 実は、ロックはある経緯から外見に反してとても非好戦的な性格をしており、そんな彼を庇ってセリカ自身がブレイドに参加することになる。
- 所属はランドバンクでクラスはデュアルガンとナイフを使うサイシーカー改。
彼女のキズナクエストは加入後から発生するものが敵のステータスのみならず、立地や仕様も総合してその推奨レベルにしては非常に高難易度である。
- ミーア 種族:地球人 性別:女性
- CV:金元寿子
何気にゲーム最序盤から登場しているが、仲間になるのは最後という曲者。
実は加入する条件の最後のクエストより、その解放の方が難しい。
もともと、外の世界での冒険に憧れブレイドに何度も転属願いを出していたが、適性がないということで、毎回蹴られて悶々とした日々を送っていた。(念のためにフォローしておくが、届けが受理されなかったのは上官の意地悪などではなく、彼女の天災的なドジっ子属性を見抜かれ身を案じられていたからである)
- だが、そこをたまたま声をかけてきた主人公に目をつけ、口先三寸でブレイド用の装備を調達してもらい(勝手に)ブレイドとしてNLAの外へと旅立って行った。その後、行く先々で再会する主人公に健気に「センパイ」となつきつつも、困りごとや厄介ごとを手伝わせ続け、主人公は最後の最後でようやくパーティに誘えるようになる。
- どことなくゼノサのミユキ臭がする。
- クラスはナイフとレイガンを使うサイシーカー。なんか、最初に渡した装備と種類が違う気がする…… ついでに、旅の途中で一度NLAに戻って整備中のドールを一機ちょろまかしてきていたようだ。
- 因みに、彼女絡みのクエストは他のキズナクエストやシナリオクエストとの同時進行が可能。(故にイベント時にはボイスがない)
WiiU版DLC追加キャラクター
- HB 種族:地球人 性別:男性
CV:島崎信長
パスファインダーに所属するブレイド隊員。
本名はヘクター・バートウィッスル。
理論派で努力家な自称エリートで、ブレイド司令官の座を狙っており、ヴァンダムを一方的にライバル視している。
アーツを使う度にエリートと叫びだす(「エリートデコイショット」など)ため、プレイヤーの耳に残ることだろう。
クラスはシールドバトラー改となっており、射撃武器がアサルトライフルに変更されている故、TPを味方にばら撒ける『ラストウォー』・・・、いや『ラストエリート』が使用可能になっている。
- イエルヴ 種族:地球人 性別:男性
CV:羽多野渉
テスタメントに所属するブレイド隊員。
口が悪く、乱暴な性格だが、実力を認めた者に対しては心を開き、情に厚い一面を見せる。
昔のことはあまり覚えていないらしい。
クラスはブラストフェンサー改となっており、射撃武器がレイガンに変更されている。
- アクセナ 種族:地球人 性別:女性
CV:中上育美
アームズに所属するブレイド隊員。
緒もにアームズカンパニーの依頼で新兵器のテストを請け負っている。
機械が好きで、中でもドールに乗るときが一番燃えるという少し変わった性格。
クラスはロングランサー改となっており、射撃武器がアサルトライフルに変更されている。
彼女のキズナクエストでは『ラムジェット』というTP回収に優れたアサルトライフルを入手できるが、DE版では性能が修正されて弱体化を受けている。(とは言え、弾数増加のデバイスつければまだ強力ではある)
と思いきやナーフ前とほぼ同じ性能の『ラムジェットⅡ』が入手可能になった。序盤でラムジェットを入手してしまうのが問題視されたか。(実質ラムジェット系のARが2丁になってしまったのは良いのだろうか)
- ボゼ・ロウズ 種族:地球人 性別:男性
CV:てらそままさき
アヴァランチに所属するブレイド隊員。
統合政府軍時代からの歴戦の兵で、前線を退いてからは士官学校の教官を務めていた。
ブレイドの中にもその教え子が多い。
妙な東洋思想にハマっている。
クラスは普通のロングランサー。
彼の最後のキズナクエストはゲームシステムを理解し始めたところでやっと難しいくらいの難易度になる。
無知のまま突撃して蒸発したプレイヤーは多数いることだろう。
DE版追加キャラクター
- ニール・ネール 種族:クリュー系異星人 性別:女性
CV:日笠陽子
異星文明を研究する考古学者のクリュー系異星人。
非常に友好的な性格で気さくな言動が特徴的。
学者としての好奇心が強く、地球人の文化や慣習に興味津々。
クラスはフルメタルジャガー改であり、射撃武器がサイコランチャーに変更されている。
追加キャラではあるがかなり早い段階から加入可能なキャラとして登場する。
- リーゼル 種族:地球人 性別:女性
CV:沼倉愛美
アームズカンパニーに属するテストパイロット。
新型ドール「フレスベルグ」の開発計画に親友のアリシャと共に携わる。
かつてはドイツ空軍の戦闘機乗りだった軍人で、やや無骨な性格ながら、非常に仲間想いな一面を持つ。
クラスはロングランサー改となっており、射撃武器がデュアルガンに変更されている。
追加キャラではあるがかなり早い段階から加入キャラとして登場する。
また、ドールのうちの1体である「フレスベルグ」系列の入手手段になる。
DE版追加キャラクター(ネタバレ有)
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B.B
ブルーブラッドの略。月の聖杯戦争は関係ない。シナリオ中盤、主人公はある経緯から左腕を失うほどの大怪我を負ってしまう。だが、激痛の走る傷口を見やるとそこに赤い血と白い骨はなく、青い液体と武骨なチューブやケーブルが覗いていた……
結論から言うと、B.Bは生体部品で限りなく人間に近づけた遠隔操作型のロボットである。『白鯨』による宇宙の旅は何百年、下手をすれば何千年かかるか分からないものであった。だが、『白鯨』を運用、維持、護衛する人員は必要になる。そこで、考案されたのがB.Bである。本来の肉体はコールドスリープで維持し、『白鯨』の運営スタッフは、意識だけを自分自身そっくりに造られたB.Bに投射し、老いることなく宇宙の旅をすることができるというわけである。つまり、NLAに住まう人々は全員、生身ではなくB.Bである。主人公も例外ではない。また、生身の身体に戻った際、違和感なく人間としての生活に戻れるよう、B.Bは可能な限り人体の生理機能を再現しており、食事もすれば汗もかくし、風呂にも入る。主人公が自分自身がB.Bだと知らなかったのは、記憶喪失とそれだけB.Bが精巧にできているということである。また、エルマ達にとって、自分たちがB.Bであることは常識であったため、主人公に伝え忘れていたためでもある。因みに、主人公はリンとエルマの処置が早く的確であったため、左腕は取り戻している。
しかし、仮の身体でも不死身ではない。NLA人類の本来の肉体がコールドスリープしている『白鯨』の中枢機関セントラルライフが、惑星ミラ不時着の際に行方不明になっているからである。B.Bに意識を写す作業はセントラルでしか行えないため、B.Bが修復不可能なほど破損すると、新たなB.Bを用意しても、復活はできないのである。故に、B.Bといえどセントラルが見つかるまではみんなひとり一つの命しかもたないのと変わらない。また、前述の通りB.Bは生理機能を一通り再現しているため、意識が断絶するほどの破損は、死の苦痛を味わうのとなんら変わらない。
ここまでは、NLAの一般人も知る常識であるが、ブレイドのチームリーダークラスにしか知らされていない事実もある。セントラルライフは本来『白鯨』の動力と直結していたが、それが離れてしまったため、予備動力に寄って稼働しているのだが、その時間には限りがあることである。もし、セントラルのエネルギーが尽きてしまえば、コールドスリープしている肉体を維持できなくなり、NLAの人類は一人残らず滅び去ってしまう。故に、自治組織ブレイドの真の目的は、自分自身を含むNLA全人類の真の肉体の奪還・保護である。
また、街の人物の話によると、B.Bでも子供は残せないらしく、人類の存続・繁栄のためにもセントラルライフを確保する必要がある。
スタッフ
| スタッフ名 |
担当名 |
| 高橋哲哉 |
総監督 |
竹田裕一郎
兵頭一歩 |
脚本 |
| 澤野弘之 |
サウンド |
| 田中久仁彦 |
キャラクターデザイン |
| 柳瀬敬之 |
メカデザイン |
| CHOCO(麦谷興一) |
メカデザイン |
| 鈴木康士 |
メカデザイン |
| 風間雷太 |
キャラクター、エネミーデザイン |
| 塚本陽子 |
キャラクター、エネミーデザイン |
| 小城崇志 |
キャラクター、エネミーデザイン |
| 片貝文洋 |
武器デザイン |
| 新井清志 |
マ・ノン船コンセプトアート |
| RARE ENGINE |
武器デザイン |
| 松本秀幸 |
武器デザイン
NLAのガジェット類 |
| 株式会社草薙 |
背景デザイン |
関連動画
関連静画
関連生放送
関連項目
- モノリスソフト
- 任天堂
- Wii U
- オープンワールド
- ゼノギアス
- ゼノサーガ
- ゼノブレイド
- ゼノブレイド2
- 高橋哲哉
- ノポン族
- オーバード
- エルマ
- リン(ゼノブレイドクロス)
- 13歳か偉いな健気だな
外部リンク