| ゼノギアス |
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| ジャンル | RPG | |
| 対応機種 | プレイステーション | |
| 発売元 | スクウェア | |
| 開発元 | スクウェア | |
| 発売日 | 1998年2月11日 | |
| 価格(通常版) | 6,800円(税込) | |
| CERO:D | 17歳以上対象 | |
| その他 | 監督・脚本・演出:高橋哲哉 企画:加藤正人 キャラクターデザイン:田中久仁彦 コンポーザー:光田康典 |
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『ゼノギアス』(Xenogears) とは、1998年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたプレイステーション用のRPGである。
『ファイナルファンタジーVII』とほぼ同時期に開発がスタートし、プリレンダリングCGを多く用いた『FFVII』とは違い、背景をポリゴン、キャラクターを2Dのドットやアニメーションで表現した作品となっている。
監督・脚本はクロノトリガーのグラフィックディレクターであり、後に『ゼノサーガ』や『ゼノブレイド』を生み出す高橋哲哉。音楽は『クロノトリガー』に続いて光田康典。キャラクターデザインは『一撃殺虫!!ホイホイさん』の田中久仁彦。演出はクロノ・トリガーやラジカル・ドリーマーズのシナリオを手掛けた加藤正人が務めている。
もともとは高橋哲哉がFFVIIの企画案として考えたストーリーが原案である。坂口博信にFFとは別の作品として作る事を勧められ、既に発足していた「クロノトリガー2」チーム(後の「ゼノギアス」チーム)によって開発された。ゼノギアス開発終了後に加藤正人によってチームは再編成され、『クロノクロス』が開発された。その為、『クロノクロス』と開発メンバーがほとんど同じとなっている。
RPGとしての評価はかなり高い。週刊ファミ通の読者が選ぶアンケートランキングでも数年間上位を維持、文化庁メディア芸術祭10周年企画のアンケートでも選択項目に本作品がないにも関わらず自由記入欄投票で3位という結果を残しており、非常にファンの多い作品であるといえる。電撃オンラインでの調査も、リメイクして欲しいゲームで2位
、続編が出て欲しいゲームで1位
となった(ファミ通での調査は5位)。BGMに関しても、前述の通り旧スクウェアの三大巨匠と呼称される光田康典が担当しており、発売してから年月が経った今でも人気が高い。
1998年の初回発売の後にも、2000年の「スクウェア ミレニアム コレクション」版、2001年の「PS one Books」版が発売されている。これらはどちらもプレイステーション向けの物理ディスク形態であった。
インターネットを介したデータ配信版としては、PlayStation Storeの「ゲームアーカイブス」にて2008年にPlayStation PortableおよびPLAYSTATION 3向けに、そして2012年にPlayStation Vita向けに配信された。
だがその後のゲームハードやPC向けの発売/配信はなされておらず、いわゆる「現行機」ではプレイできない状況にある(2025年現在)。
しかしながらストーリーとそのバックグラウンドが非常に複雑で難解であり、1度クリアする程度では理解することは容易ではない。またDisc 2はサウンドノベルに近い形式でストーリーが進行し、操作シーンが少ないため不満も多い(これは開発メンバーが『FF』開発に異動させられたためとも開発期間の縛りがあったとも言われている)。
ストーリーや用語などを詳しく知りたい方は、公式設定資料集である「Xenogears PERFECT WORKS the Real thing -スクウェア公式ゼノギアス設定資料集(本作のファンたちからは略して「パーフェクトワークス」、「PW」等と表記されることも多い)」を読むとさらに楽しめるかもしれない。オープニングムービーや<原初の刻>やソラリス戦役の時代に何があったのかなど、プレイしただけでは掴みづらい内容が解説されており把握しやすい。
ただしデジキューブから出版されたオリジナル版は、デジキューブが倒産したこともあって現在では絶版となっている。定価は3500円であるがプレミアがつき、ヤフーオークションや一部書店では1万円以上で取引されることも珍しくなく、おいそれと購入できる物ではなくなっていた。
しかし、2014年1月に2000票近い得票数を得たことで復刊ドットコムにおいて復刊が決定し、2014年4月10日に復刻版が発売された
。価格は税抜き5000円とオリジナル版より高い設定になってはいるが、プレミアの付いていたオリジナル版よりは格段に入手しやすくなった。ちなみに、復刊ドットコムの社長のブログ
によると売れ行きはかなり好調らしい。今となってはそちらも完売したため結局プレミアが付いてるのだが
現在は有志により、設定集を元にした解説動画も投稿されている。
さほどバグが多いゲームではないが、やや深刻なバグが一つ確認されている。
ゲーム後半に入った頃、敵に占領された「ニサン」という街に侵入するイベントで発生するバグである。このイベントは本来、「街の中で敵と触れると戦闘に入り、これを繰り返して敵を全滅させるとゲームを進めることができる」というシステムになっている。しかしイベント中に街の建物内に入ってしまうと、そこから出ても以後はなぜか一切敵が出現しなくなり、イベントを終了させることができず詰んでしまう。
悪いことにこの「ニサン」の街は建物内にセーブポイントがある。このバグを知らずに「念のためにセーブしておこう」とイベント中に建物内に入って上書きセーブしてしまうと、詰んだ状態が記録されてしまう。つまりそのセーブデータでは以後ゲームを進めることが全くできなくなる。よって、新しいセーブデータで最初からゲームをプレイしなおす以外に復帰方法がなくなる。
_, ,_ しょおー
( ◎д◎)
⊂彡☆))Д´)
ゼノサーガシリーズは『ゼノギアス』の製作メンバーがモノリスソフトを立ち上げ製作したものであるが、権利関係の問題などから『ゼノギアス』と直接的な関係がある作品ではなく、時系列は断たれている(ゾハルと地球、波動存在の扱いが大きく異なる)。世界観や用語も共通するものが多い(前述のPERFECT WORKSでのEpisode Iについての記述との比較)が、違いも多く同一の役割ではない。語弊を恐れずに言うのなら、ゼノサーガはゼノギアスを設定ごとリメイクしたと言うのが近い表現になる。
ちなみに、『ゼノギアス』自体は計6エピソードで構成されていたはずであり、本編の舞台となる時代はEpisode Vにあたり、ゼノサーガシリーズはEpisode Iの設定を再構築した作品となる。
同じくゼノのタイトルをもつ『ゼノブレイド』以降のシリーズについては、世界観・ストーリー共に関連性はないとされている。
ただし、こちらはストーリーの各所にゼノギアスとの類似点が存在している。
物語のあちこちで、スクウェアの別作品との微妙なつながりを連想させるキャラや表現などが出てくる。以下、その例。
上記と逆に、スクウェア(スクウェア・エニックス)の別のゲームで本作とのつながりが示されたケースや、本作とのコラボレーション企画。
を参照。
で、聖剣伝説2の宣伝担当だった「渡邉典子」氏が同作に関する業務の思い出を語っている。掲示板
1102 ななしのよっしん
2025/08/23(土) 10:54:16 ID: 14P0n2G0H5
何十年も経ってるのにある意味デジタルタトゥーとして残ってるのもアレな気もしないでもないが
(ファティマ兄弟のxxxやらエドガーとマッシュのオッスオッスとか)
1103 ななしのよっしん
2025/10/11(土) 10:56:52 ID: ULb5r6/E05
ロボゲーって基本アクションばっかでこれみたいにRPGで出すパターンほとんど見ないけど、
やっぱレベルを上げて強くするって概念がユーザーの中でしっくりこないから?
人間は鍛えれば成長するが機械は損耗するだけだもんな
1104 ななしのよっしん
2025/11/28(金) 14:06:41 ID: hve3Q2d3wI
それに関しては精神的続編のゼノクロで機体によってレベルが個別で設定されてたからねえ…
設定上、アレスはゲートを元に作られた(おそらくゼノギアスと並ぶであろう)作中最強のドールだけど、ゲーム的にはレベルの概念でレプリカの方が強かったし
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
最終更新:2025/12/06(土) 01:00
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