ダイナマイト打線 単語


ニコニコ動画でダイナマイト打線の動画を見に行く

ダイナマイトダセン

2.1千文字の記事
これはリビジョン 3190152 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

ダイナマイト打線とは、阪神タイガースの打線に付けられる愛称である。ここでは主に1949年、1985年、2003年、2010年の打線について取り上げる。

1949年

打順 守備 選手名 打席 試合 打率 本塁打 打点 盗塁 タイトル 備考
1 後藤次男 125 .300 10 40 29
2 金田正泰 133 .302 10 63 21
3 別当薫 137 .322 39 126 13 B9 打率リーグ6位
4 藤村富美男 137 .332 46 142 12 MVP,本塁打王,打点王,B9 打率リーグ2位
5 土井垣武 126 .328 16 86 4 B9 打率リーグ4位
6 本堂保次 76 .302 4 40 5
7 安居玉一 117 .281 7 59 12
8 長谷川善三 117 .219 3 30 7

※B9…ベストナイン、GG…ゴールデングラブ賞

この年は飛ぶボール、所謂ラビットボールが導入されたため、リーグ全体で本塁打が激増。
特に大阪タイガースの3番・4番だった別当薫、藤村富美男の両者は競い合うように長打を量産し、これに5番の元祖・強打の捕手である土井垣武も続いた。
シーズンではチーム打率.283、141本塁打、685打点、1384安打、735得点はいずれもリーグトップを記録したが、反面投手はチーム防御率が4.47で下から2番目の7位(この時は1リーグ8チーム)と散々で、首位の読売ジャイアンツに20.5ゲーム差を付けられて6位に終わっている。

またこの年のオフに起こった2リーグ分裂騒動で別当薫、本堂保次、土井垣武らはパ・リーグの毎日オリオンズに引き抜かれ1950年に移籍したため、ダイナマイト打線は解体となった。

1985年

打順 守備 選手名 打席 試合 打率 本塁打 打点 盗塁 タイトル 備考
1 真弓明信 119 .322 34 84 8 B9 打率リーグ5位
2 北村照文 114 .262 3 19 21
3 R・バース 126 .350 54 134 1 MVP、三冠王、B9
4 掛布雅之 130 .300 40 108 3 B9、GG
5 岡田彰布 127 .342 35 101 7 B9、GG 打率リーグ2位
6 佐野仙好 120 .288 13 60 1
7 平田勝男 125 .261 7 53 6 GG
8 木戸克彦 103 .241 13 32 0 GG

30本塁打以上が4人、100打点以上が3人の超強力打線を形成し、9月までは広島東洋カープと激しい優勝争いを繰り広げたが、9月に13勝5敗1分で引き離し、最終的に7ゲーム差をつけて21年ぶりの優勝を達成。日本シリーズでも西武ライオンズを倒して日本一となった。
シーズンではチーム打率.285、219本塁打、708打点、1258安打、731得点はもちろん、犠打でも141でリーグトップを記録。

この年の打線に関しては「ニューダイナマイト打線」とも呼ばれる。

2003年

打順 守備 選手名 打席 試合 打率 本塁打 打点 盗塁 タイトル 備考
1 今岡誠 120 .340 12 72 1 首位打者、B9、GG
2 赤星憲広 140 .312 1 35 61 盗塁王、B9 打率リーグ8位
3 金本知憲 140 .289 19 77 18
4 桧山進次郎 111 .278 16 63 1
5 G・アリアス 124 .265 38 107 2 B9、GG
6 片岡篤史 110 .296 12 55 1
7 矢野輝弘 126 .328 14 79 1 B9、GG 打率リーグ3位
8 藤本敦士 127 .301 0 36 9

1985年ほどの派手さはないが、チーム打率.287、728得点、1384安打、115盗塁はリーグトップ。反面本塁打は141本でリーグ5位だった。
投手陣も沢村賞の井川慶や新加入の伊良部秀輝らの活躍でチーム防御率は3.53でこれもリーグトップ。
安定した攻守で開幕からぼほ首位を譲らず独走し、最終的に2位の中日ドラゴンズに14.5ゲーム差をつけて18年ぶりの優勝を達成した。

2010年

打順 守備 選手名 打席 試合 打率 本塁打 打点 盗塁 タイトル 備考
1 M・マートン 144 .349 17 91 11 最多安打、B9 シーズン安打新記録
打率リーグ3位
2 平野恵一 139 .350 1 24 6 B9、GG 打率リーグ2位
3 鳥谷敬 144 .301 19 104 13 B9 遊撃手の打点新記録
4 新井貴浩 144 .311 19 112 7 打率リーグ7位
5 C・ブラゼル 143 .296 47 117 1 B9
6 金本知憲 144 .241 16 45 1
7 城島健司 144 .302 28 91 9 GG
8 藤川俊介 124 .255 1 10 5

外野手は藤川の他に桜井広大、浅井良、林威助らが入るなど完全には固定されていなかった。
チーム本塁打173本は巨人の226本塁打に次ぐ2位だったが、チーム打率.290、740得点、1458安打、718打点はどれもリーグトップの数字。
しかし投手陣のチーム防御率4.05はリーグ4位で、優勝はチーム防御率が3.29とダントツの強さを見せた中日ドラゴンズにさらわれてしまった。

商品検索

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • 阪神タイガース
    • 超変革打線(2016年から使用されている阪神の打線の名称)
  • マシンガン打線
  • ダイハード打線
  • 史上最強打線
  • No Limit打線
  • いてまえ打線
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/13(土) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/13(土) 07:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP