『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』とは、スクウェア・エニックスから発売されたニンテンドーDS用ソフトのRPGである。略称は『ドラクエ9』『DQ9』『DQN』。
発売日は2009年7月11日。希望小売価格は5,695円(税抜)。2010年3月4日に廉価版が発売。
出荷本数は415万本超で、DQシリーズ史上最も売れた作品となった。
『ドラゴンクエスト』シリーズの第9作目である。
開発は『ドラゴンクエストVIII』に続きレベルファイブが担当。
以下の機能がある。
『ドラゴンクエストVI』以来の任天堂のゲーム機でドラゴンクエストで初の携帯ゲーム機での最新作。
なお、Wi-Fi通信によるマルチプレイは対応予定であるとされていたが、これはインプレスの先走りだったようで、 Wi-Fi通信によるマルチプレイは開発当初から実装の予定はなかった模様(堀井氏の目指していたのはあくまでも何人かで集まってFace to Faceでわいわいやるスタイル)。当のインプレスは[お詫びと訂正]記事をアップしている。
本作はセーブ可能箇所が1つである。
これは改竄防御のためともいわれるが、推測としては万一セーブデータが破損した場合、バックアップデータからリストアする機能や配信プログラムの保存などや、それ以前の純粋なソフトの容量問題(おそらく256MBメディア)でセーブデータの保存容量が複数確保できないほど大きいことがあると思われる。
すぎやまこういちも開発途中にこの懸念を堀井雄二に伝えたところ、「容量の増加はゲーム内容の削減に直結するのでできない」との返答であったとのこと。
ちなみにDSカードはNANDフラッシュチップ1枚の仕様なので、容量はソフト本体とセーブデータとの合算方式となるため、IXの分量を鑑みるに、堀井の返答は十分裏が取れるものである。
本作では、キャラクターの顔や髪型をアバターのように好きなものに設定できる。装備品は「皮のよろい」などの一般的なものから「メタル」系装備まで『アクセサリー』を除いた項目が反映される。なお、上半身や下半身を「装備なし」にしても最低限の下着は身に着けている。
こんな感じに
オフ限定だと本編4,50時間のプレイ時間程度でクリアできる(これについての批評は様々)。
なお今回は隠しボスの数が前作に比べかなり多いので、クリア後のやりこみ要素にはまる人が続出した。
発売当初はヘビーユーザーによる批判が大きかったが、ニンテンドーDS機能の一つである「すれちがい通信」が流行。「まさゆきの地図」に始まり、アイテム取得効率のよい地図を配布したいがため、各地で配布会が開かれるなど屋外での交流がさかんとなり、後の任天堂HP内『社長が訊く』で岩田聡はすれ違い通信の社会的現象を発生させたと発言している。
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最終更新:2025/12/15(月) 17:00
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