ドランゴ引換券とは、ドラゴンクエストVIの登場キャラクター「テリー」についた不幸なあだ名である。
テリーはドラゴンクエストVIの人間キャラクターの中では最も遅い時期に仲間になるキャラクターである。
しかし、テリーが仲間になる頃には、普通にプレイする限りでは基本職のいくつかをマスターと、それを条件とした上級職まで辿り着いているのだが、やっと仲間になったテリーは上級職のバトルマスターに転職したばかりの状態、基本職も何故か戦士しかマスターしていない(バトルマスターに転職するには武闘家のマスターも条件に含まれるが、テリーはまったく習得していないまた、初期レベルもパーティーの平均より低く、加入した時点で「彼」を置いてけぼりにしていると言っても過言ではないだろう。他キャラは仲間になった時点では職業に就いていないため、優遇されていると言えなくも無いが、他の主要な人間キャラは全て転職が可能になる前の段階で仲間になるので強化の余地が十分にある。
加えて、基本的なステータスでは格好良さは高いものの、それ以外には格段に優れた点が無いという問題も存在する。
格好よさ「だけ」高い点をテリーさんの渋さと取るかどうかは読み手に任せておこう。
しかし、テリーがパーティにいる事を条件として仲間に出来るキャラクター「ドランゴ」はステータスが非常に高く、かつ特殊な条件を満たさないと就く事が出来ない強力な職業「ドラゴン」に最初から就いている。それ以外の職経験が全く無いが、それを補って余りあるほど「ドラゴン」の覚える特技は便利かつ強力。
こういった経緯のため、テリーを仲間にしたら速攻でドランゴを仲間にしに行き、ドランゴを仲間にしたらテリーはルイーダの酒場行きにしてドランゴだけを育てる…と言うようなプレイをするプレイヤーも少なくない。
故に、テリーはドランゴを仲間にするためだけの足がかり的存在、「ドランゴ引換券」と言う不名誉なあだ名を付けられるに至った。
発売前の製作者インタビューにおいて、堀井雄二が「テリーは強くなりましたか?」という質問に対し「はい、期待していてください」と答えたことから、ついに引換券から主力の座へ躍り出るのか、と期待されていた。
ふたを開けてみたところ、初期レベルが24から28に上昇し、戦士だけでなく武闘家もマスターしている(バトルマスターへの条件を満たしていることになる)と、到達LV次第では他メンバーに引けを取らない性能へと強化されたものの、ドランゴにも更なる強化が加えられたため、やはり引換券の名は健在なままであった。
リメイク版では仲間モンスターがスライム属だけであるため、馬車の枠は広がっているので、装備とドランゴだけゲットして即ルイーダ、というほどでもないのだが・・・。
主力にもなれず、ネタキャラとしての座も失ったテリーさんに明日はあるのだろうか。
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/06(月) 03:00
最終更新:2024/05/06(月) 03:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。