ニンジャスレイヤー(キャラクター) 単語


ニコニコ動画でニンジャスレイヤー(…の動画を見に行く

フジキドケンジ

3.1千文字の記事
これはリビジョン 1745645 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

Twitter翻訳小説『ニンジャスレイヤー』の主人公。本名フジキド・ケンジ。普段はイチロー・モリタという偽名を名乗っている。ヘッズからは主にフジキドと呼ばれる。

概要

元は妻子持ちの中流サラリマン。質素な暮らしの中でも暖かい家庭を築き幸せに暮らしていたが、その生活は突如勃発したニンジャ・クラン同士の大規模な抗争で幕を閉じる。

妻子を殺され、自身も死の淵に立たされた時、謎のニンジャソウルが憑依。彼はニンジャを殺すニンジャ、「ニンジャスレイヤー」となり、妻子の仇として全ニンジャへの復讐を始めるのだった……。

ニンジャはおろか、時としては一般人も容赦なく殺害する、生粋のダークヒーロー。そのカラテはほとんど敵無しの強さ。舌鋒も鋭く、言葉だけで敵を圧倒することもある。その挑発はヘッズ達から定評があり、「ドクゼツ・ジツ」などと呼ばれることも。

一方、「自分の復讐が多くの人々を不幸にしているのではないか」と良心の呵責に苦しむ一面も持ち合わせる。自らが狂人めいた殺戮者だと自覚しながらも、人間性との間で葛藤する姿が彼の魅力と言える。

そんな彼のヒューマニティーによってか、第一部ではほとんど孤立無援状態だったが、徐々に仲間(ニンジャ含む)が増えていった。第三部では初体面のニンジャと共に行動することも。しかし、下記のナラクの存在に加え、様々な組織から常に狙われているため、友好的なニンジャや人間とも基本的に距離を置いている。

ナラク・ニンジャ

フジキドに憑依した邪悪なニンジャソウル。他のニンジャソウルと異なり明確な自我を有し、全ニンジャ抹殺を標榜する。その正体は謎に包まれている。

性格は残忍で、フジキドに協力的なニンジャですら殺させようとする。惨たらしい殺し方を好み、嗜虐衝動の赴くまま非ニンジャに危害を加えようとすることも。そのため、ニンジャ抹殺という目的が一致しながらフジキドとは衝突を繰り返す。
ニューロンに語りかけるナラクの声に対し、フジキドが「黙れナラク!」と返すのはお決まりのやり取り。

多くのニンジャに関する知識を有しており、 その助言がフジキドを救ったこともしばしば。特に初見殺しなジツ(術)を用いる敵に対して有効な対策となる。
ただし、肝心な事柄をド忘れしたり、戦闘に直接関係のないうんちくを語り出すことも。 

始めはフジキドをジョルリ人形扱いしていたが、物語が進むにつれ、両者の関係は改善されていく。
一方でとぼけた言動が目立つようになり、ヘッズからはすっかりカワイイおじいちゃん扱いである。どうしてこうなった。

戦闘能力

フジキドはニンジャ固有の特殊能力「ユニーク・ジツ」を持たず(ナラク化が実質それに値するが)、もっぱら体術全般を指す技術「カラテ」で戦う。作中の戦闘哲学、「ノーカラテ、ノーニンジャ」を実践しているニンジャの一人と言える。以下、彼が扱う技について述べる。

カラテ
白兵戦全般を指す言葉なだけあって、ボティチェックやマネキネコ・パンチなど最も技が多い。
ジュー・ジツ
ジュー・ジツの構えはニンジャスレイヤーの基本的な構えである。何故かサマーソルトキックがジュー・ジツに含まれているが、忍殺には良くあることである。
チャドー
伝説の暗殺技術。ニンジャスレイヤーはドラゴン・ケンドーソーからこの技術を学び、度々使用する。体力を急激に回復させ、解毒治療も行う呼吸法、「チャドー呼吸」をフジキドに許すことは作中における敵ニンジャの死亡フラグの一つ。「チャドーって茶道のこと?茶道が暗殺技術ナンデ?」という人もいると思うが、これは「元々チャドーは暗殺技術であったが、後の時代で廃れ、精神修行のみが現代のチャドーとして残った。」という作中設定があるため。
決して原作者=サンが茶道を暗殺技術と間違えたわけではない。
スリケン・ジツ
手裏剣術。代表的な技は上半身に縄のような筋肉が浮き上がる程に力を込めて放つ、奥義ツヨイ・スリケン。第二部以降は戦闘のインフレに伴い、強化版であるダブル・ツヨイ・スリケンを主に使用する。他には雑魚(主にクローンヤクザ)一掃用の技、ヘルタツマキとナラクの力で赤熱させた赤熱スリケンがある。
武器・道具
上記のスリケン以外にドウグ社製の鋼鉄製ブレーサーとフック付きロープ、マキビシを使用する。後に三種の神器の一つ、聖なるヌンチャクを手に入れ、ニンジャスレイヤーを代表する武器となった。他にアイアンオトメという名のバイクがある。
ナラク化
ナラクがフジキドに代わって肉体を支配し戦う。実質的なニンジャスレイヤーのユニーク・ジツ。
肉体の制御権を明け渡すと右目、完全に乗っ取られると両目の瞳がすぼまり、センコめいて赤く発光する。腕には赤黒い炎が現れ、敵を焼き滅ぼす強力な武器となる。加えてメンポ(面頬)が禍々しく変形し、ジゴクめいた蒸気を吐きだす。コワイ!
その実力はフジキドを上回って圧倒的だが、周囲のニンジャや人間の安全は一切保証されない。

なお、これと言った弱点は無い。フロストバイト=サンが「射撃戦が苦手」と劇中で発言しているが、普通にスリケン・ジツや回避動作で射撃戦をこなしているので真偽は不明。

だからといって無敵ではなく、強力なカラテやジツを持つ相手に苦戦し、敗北を喫したこともある。また、毒や各種拘束術を用いたアンブッシュを受けやすい傾向がある。グワーッ麻痺毒!

変装・調査能力

ニンジャへの復讐のため、変装して敵をおびき寄せたり、独自の調査を行ったりすることも多い。その辺りは世間一般のイメージする忍者らしい行動を取っていると言える。
第三部では暗黒非合法探偵という肩書きで探偵活動も行なっている。目的のために窃盗やデッカー(警察)の変装など、犯罪行為も辞さない。実際暗黒非合法な。その変装はワザマエだが、演技はそれほどでも……アババーッ!?
また、ハッキングを用いた調査は専門家であるナンシー・リーに任せることが多い。

殺戮者のエントリーだ!

シリアスな性格のニンジャスレイヤー=サンだが、時に天然めいた言動を取る。特に顕著なのが登場シーンで、

  • 冷蔵庫の中から飛び出す
  • 屋台からソバのドンブリを手に出てくる
  • セスナ機(赤黒いペイントに「忍」「殺」の文字入り)で現れ、別の飛行機に飛び移る
  • 川を流れてくる
  • 他人のアジトのソファーに堂々と座って待ち伏せ
  • ショーユ工場に入庫するトラックの上で直立不動

などと挙げればキリがない。そのためヘッズからは「出落ちスレイヤー」「エントリー職人」などの仇名をつけらている。本人は至って真面目であり、そのギャップも相まって腹筋を爆発四散させられる読者は後を絶たない。

決め台詞

「ドーモ、○○○=サン、ニンジャスレイヤーです。」

忍殺伝統のアイサツ。ニンジャに無慈悲な彼も、アイサツとオジギは欠かさない。

「ニンジャ殺すべし。慈悲はない。」

殺戮者としての彼を象徴する台詞。その復讐の先に待つのは果たして……

「ハイクを読め。カイシャクしてやる。」

虫の息のニンジャに対して彼が与える、最後の慈悲。しかし大抵のニンジャは死を覚悟できず、命乞いや悪あがき、あるいは混乱している間に殺されるため、ハイクを詠んだ者は少ない。

「Wasshoi!」

彼が登場する際によく発するシャウト。気合いを入れる際にも用いる。原作者の一人ボンドいわく、「日本人が大きな困難に立ち向かう際に自らを鼓舞する言葉」。
彼がこの台詞を放つと、ヘッズが一斉に「Wasshoi!」と合いの手を入れるのが、ツイッターアー上でのお約束めいた光景となっている。

関連動画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • ニンジャスレイヤー
  • ダークヒーロー
  • 出落ち
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/12(金) 03:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/12(金) 03:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP