ブラックフライデー(ニンジャスレイヤー)とは、サイバーパンクニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」の販促キャンペイグンのために作られた与太話の登場人物である。
本来の意味については、「ブラックフライデー」の記事を参照のこと。
簡単にまとめると、ニンジャスレイヤーの関連書籍のブラックフライデーセールを伝えるためにほんやくチームが書いた与太話の登場人物である。他作品なら「○○が一冊33円!」とツイートして告知して終わるところ、わざわざこのような与太話を作ってニンジャまで新たに作ってしまうところが本作の本作たる所以とも言えよう。
本人の外見はブラックフライデーの告知ゆえに黒装束に漆黒フルフェイスメンポの黒ずくめ。手抜きではない、いいね?アッハイ
2023年11月27日、やはり与太話キャラであるボブがウカツにもブラックフライデーセールを軽んじたところ漆黒のニンジャが現れ、KADOKAWA版の電子無印ニンジャスレイヤーを全巻33円にしてしまう。
◇次の瞬間、黒装束の謎のニンジャが出現!回転着地でアイサツを決めた!「ドーモ、ブラックフライデーです」「アイエエエエ?!」漆黒フルフェイスメンポのニンジャは、ボブへと威圧的に歩み寄る!「立て。貴様に真のブラックフライデーを味わわせてやろう」「アイエーエエエエエエエエ!」◇
◇「貴様はブラックフライデーをナメた。その報いを今、受けるのだ」「そ……そんな!だって今日はもう月曜日……!」「ナメた口をきいていられるのも今のうちだ」ブラックフライデーは屈み込み、ボブの襟首を掴んだ!「33円だ」「エッ!?」「全巻33円にしてやる」「や……やめてください!」◇
◇「ダメだ。もう全巻33円にした」「そ……そんな無法が……アイエエエエ!?アイエーエエエエ!」ボブは震える手で携帯IRC端末を取り出し電子書籍ストアを確認する!ナムアミダブツ!KADOKAWA版の電子無印ニンジャスレイヤー全巻がAmazonやBookwalkerなどで1冊33円となっているではないか!◇
この恐るべき所業によってAmazonコミックランキング1位から14位がニンジャスレイヤーに占拠されてしまうが、12月2日から7日になり、本来のブラックフライデーが過ぎてもセールは終わらない。KADOKAWAは暗黒メガコーポ、つまりニコニコも……
◇「全巻33円の味はどうだ」ブラックフライデーはボブを睨め下ろす。「スミマセン、ブラックフライデー=サンをナメていました。だから、もうやめてください……!」ボブは朦朧とした意識の中、上空を飛ぶマグロツェッペリンの巨大モニタを見た。ナムサン!1位から14位がニンジャスレイヤーに!◇
◇それだけではない。「アイエッ!?」ボブは異変に気づく。全巻33円は、まだ終わっていなかったのだ。「もう12月2日なのに、セールが終わっていない!?い……いつまで33円が続くんだ!?」「全巻33円から目を逸らすな」ブラックフライデーはボブの顎を掴み、携帯IRC端末の画面を見せつけた◇
◇「11日まで全巻33円だ」「そ!そんな!もう全然ブラックフライデーと関係ない!アイエエエエエ!アイエーエエエエエエエ!!」路地裏、ボブの頭上で『不如帰』『KADOKAWA社の電書セール』『実際安い』などと書かれた暗黒メガコーポのネオン看板が重金属酸性雨に濡れ、バチバチと火花を散らした◇
(注:以下7日)
◇「も、もう流石に33円セールは終わったろ!」ボブは祈るような気持ちで目を開く。だが目の前には未だブラックフライデーの姿!「あと4日だ」「も……もうやめてください!おかしくなりそうです!アイエエエエエ!」ボブの叫びが路地裏に響く。ナムサン!その悲鳴を聞き遂げる者はいないのか?◇
さらにセールは続き12月11日、もうやめるように懇願するボブにブラックフライデーは永遠に全巻33円を続けると宣言。いいぞもっとやれ
◇「お願いですもう帰ってください、もう12月11日です」ボブは恐怖に震えながらブラックフライデーに懇願する。だがニンジャは首を横に振った。「ダメだ」「エッ」「永遠に続けてやる」「そ、そんな……!?何でそんなことをするんですか……!」「全ては貴様がブラックフライデーをナメたからだ」◇
BFRS……つまりブラックフライデーリアリティショックに陥ったボブは勇気を振り絞ってブラックフライデーに立ち向かうも、モータルがニンジャに勝てるはずもなく路地裏に転がる。
だがその時、二人の足元にスリケンが突き刺さり、「Wasshoi!」の声とともに赤黒のニンジャが現れる。
そう、ニンジャスレイヤーその人がニンジャスレイヤーのセールを終わらせに来たのだ!何やってんすかフジキド=サン
始まったニンジャ同士の死闘を背後にボブの意識は薄れ、気がついたときには価格は元に戻っていた。
なお、自称古参ニンジャヘッズのボブは既に全巻揃えていたので恩恵には与れなかった。
こうしてブラックフライデーの恐怖は終わったのだった……
昨年の与太話が大いにバズったこともあり、今年も与太話セールが行われるのではというヘッズの予測は当たり、11月15日に奴が現れる。
◇「貴様はブラックフライデーをナメた。その報いを今、受けるのだ」「そ……そんな!……爆発四散したはず……!」「ナメた口をきいていられるのも今のうちだ」ブラックフライデーは屈み込み、ボブの襟首を掴んだ!「990円だ」「エッ!?」「TRPGを990円にしてやる」「や……やめてください!」◇
今度はKADOKAWAよりたいへん好評発売中の『ニンジャスレイヤーTRPG コア・ルールブック』(これはPRであり、実際怪しくはない)が11月28日までBOOK☆WALKERで990円にされてしまった!
なお、昨年の与太話をよく読んでみると爆発四散はしていない。
さらにセールが終わった11月29日、今度はAmazon Kindleで61%還元にしてしまう。
◇「もうナメたりしません!お願いですからもう帰ってください……!」「ダメだ。次はAmazon KindleでニンジャスレイヤーTRPGをブラックフライデーにしてやる」「誰か助けて!」「もう遅い。よく見ろ。61%ポイント還元になっているところを」「アイエエエエ!アイエーエエエ!!」ナムアミダブツ!◇
12月6日(金)、ポイント還元も終わり、二人の足元にスリケンが突き刺さる。
そう、ニンジャスレイヤーがニンジャスレイヤーTRPGのセールを終わらせに……
◇「「一体誰だ!?」」ボブとブラックフライデーは、謎の襲撃者の方向を見た。路地裏の影から歩み出たのは、漆黒フルフェイスメンポのニンジャだ。火花散らし明滅する『不如帰』ネオンの下、その黒装束のニンジャはアイサツを決めた。「ドーモ、ブラックフライデーです」ナムサン!2人目だと!?◇
増えた。
また昨年のコピペで終わるのだろうと思っていた熟練ニンジャヘッズらもこの展開にはボブ同様に困惑する者が続出。
◇「そ、そんな!じゃあ僕がいままでブラックフライデー=サンだと思っていたのは……!?」ボブは羽交い締め拘束されたまま困惑し、2人を交互に見る。新手のブラックフライデーが威圧的に歩み寄り、言った。「お前はブラックフライデーをナメた。真のブラックフライデーを見せてやる。33円だ」◇
◇「エッ!?」ボブは震えた。「全巻33円にしてやる」「や……やめてください!」「ダメだ。もう全巻33円にした」「そ、そんな無法が……アイエエエエ!?アイエーエエエエ!」ボブは天を仰ぐ!ナムアミダブツ!電子版無印ニンジャスレイヤー全巻がAmazonで1冊33円となっているではないか!◇
ヘッズ「真のブラックフライデーって何なんだよ……こんな話、上から聞いてない……ネオサイタマいい加減にしろよ……」
こうして再び全巻33円になったのであったが、週が明け、9日(月)になってもセールは終わらない。
◇「ダメだ。貴様に真のブラックフライデーを叩き込んでやる」「じ、じゃあ僕が今までブラックフライデー=サンだと思っていたのは、何だっていうんですか!」「別人だ」「エッ!?」ボブは前後の2人を交互に見る。「余計な真似を」ボブを拘束していたブラックフライデーが01ノイズを発し始める!◇
◇「来い。決着をつけてやる」真のブラックフライデーが手招きする。「望むところだ。イヤーッ!」ブラックフライデーはボブを放し、飛びかかる! だが真のブラックフライデーによる迎撃サマーソルト! 「イヤーッ!」「グワーッ!?」弾き飛ばされた方のブラックフライデーは壁に叩きつけられた!◇
◇重金属酸性雨の下、『KADOKAWAの電書セール』『33円な』『不如帰』のネオンが火花を散らす。路地裏に倒れたニンジャの漆黒装束が砕け、中から銀色のサイバーメンポと装束が現れた。ボブは困惑した。「そ、そんな、まさか……!」「そいつはサイバーマンデーだ」 C Y B E R M O N D A Y !! ◇
別人だった。
ブラックフライデーセールは実はサイバーマンデーセールだったのだ。サイバーマンデーにしても12月2日なんすけど
途中、謎のセール中断があったものの、12月20日に再びセール開始。年明けまで延長された。もうサイバーマンデーですらなく年末年始セールである。
そしてセール終了日の2025年1月9日。例によってセールを永遠に続けると脅すブラックフライデー(とサイバーマンデー)、例によって勇気を振り絞って立ち向かうボブ、そして例によって足元に突き刺さるスリケン!例によって赤黒の殺戮者のエントリーだ!例によってブラックフライデーは劣勢、だがその時!
◇「イヤーッ!」「グワーッ!?」トビゲリを背中に受け、ニンジャスレイヤーは弾き飛ばされた。壁に激突する寸前、彼は体を捻ってウケミを取り、ジュー・ジツを構えて謎の襲撃者に向き直る。果たして、その襲撃者の正体とは……!「ドーモ、サイバーマンデーです」ナムアミダブツ!◇
◇「そ、そんな!サイバーマンデー=サンはブラックフライデー=サンと張り合っていたはずなのに、助けるだなんて!」ボブは発狂寸前だ。だが二者は無言で頷き合い、並び立つと、鏡写しのカラテを構えたのである!「「我らは本来、同一の存在。共に在る。ニンジャスレイヤー=サン、死ぬがいい」」◇
自分たちが同一の存在だと思い出したブラックフライデーとサイバーマンデーは二人でニンジャスレイヤーに立ち向かうのであった。たぶんセール期間が近かっただけだと思う。
その後、例によってボブの意識は薄れ、気がついたときにはセールは終了していた。
だがいつの日か、ボブがなんかのセールをナメた時、なんか新しい与太話専用ニンジャが現れるのかもしれない……。備えよう。
ボブとブラックフライデーのやりとりが改変しやすく、ヘッズの中にはいわゆる〝構文〟として使っている者もいる模様。
「○○だ」
「エッ!?」
「○○にしてやる」
「や……やめてください!」
「ダメだ。もう○○した。」
「そ……そんな無法が……アイエエエエ!?アイエーエエエエ!」
以下は投稿する際にブラックフライデー構文でポスト(ツイート)されていた。
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最終更新:2025/12/11(木) 13:00
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