ハンナ・ユスティーナ・マルセイユとは (ハンナユスティーナマルセイユとは) [単語記事]

ハンナ・ユスティーナ・マルセイユとは、アニメ「ストライクウィッチーズ2」及び「アフリカの魔女」シリーズの登場人物である。声：伊藤静

概要

カールスラント空軍第27戦闘航空団第3中隊中隊長。第31統合戦闘飛行隊「アフリカ」(通称ストームウィッチーズ)のメンバー。フルネームはハンナ・ユスティーナ・ヴァーリア・ロザリンド・ジークリンデ・マルセイユ。モデルは偏差射撃の名手として名高い旧ドイツ空軍の「アフリカの星」ハンス・ヨアヒム・マルセイユ。

幼少時は力を持て余し、周囲と衝突してはトラブルを起こす問題児だったが、恩師と出会い空軍を志す。破天荒な私生活、編隊戦法を無視した単機突撃などで軍内でも問題となったが、欧州文明と遠くはなれた北アフリカ戦線に従軍し、超然とした落ち着きを身につけるに至った。

射撃に関しては、人類最高の腕とも評され、「標的が勝手に射線に飛び込んでいる」様にさえ見えるという。撃墜スコアは42年時は100機強だが、アフリカ方面に出現するネウロイは、数さえ少ないものの、欧州では要警戒～難敵レベルとされるタイプの割合が多く、このスコアには、2～3倍の価値があるとも言われている。なお45年時には200機撃墜のスーパーエースとなっている。

ストライクウィッチーズ2、第10話「500 overs」で登場。
1945年7月、連合軍総指令部からの命を受けてマルタ島奪還作戦のために501stJFWに参加することになるが、本来は上層部の人気取りがありありにもかかわらず参加した理由はエーリカ・ハルトマンとどちらかエースかを決着をつけるため、と「アフリカ」部隊の仲間たちのためでもあった。これは地中海の要所であるマルタ島がネウロイに脅かされると、アフリカでスエズ運河奪回のために戦う部隊の補給路が脅かされるためと思われる。

超然とした落ち着きといわれるが、劇中は勝つことに執着しているように描かれている。これがエーリカ・ハルトマンに対して現れた本来の姿なのかはわからない。サインはしない主義といいつつ最後には応じているところを見ると…。

パーソナルデータ

身長：172cm
12月13日生まれ　17歳(第2期)
使用ユニット：Bf109E-4→Bf109F-4/Trop
使用武器：MG34(ドラムマガジン仕様)、バイポッドを掴んで相手を狙う
階級：1942年中尉→1945年大尉
使い魔：大鷲
(ただし42年に戦闘中に死亡。現在は初代の子供とのこと…これは史実のマルセイユ戦死にかけてあると思われる)
固有魔法:「偏差射撃」(見越し射撃)　
未来視・三次元空間把握・魔弾の三つの魔法を組み合わせたことによって可能になる…つまり、エイラ、ミーナ、リーネの能力が合体したようなもの。
アフリカ戦線の要となる存在であり、容姿端麗である為に広告塔も兼ねている。通称「アフリカの星」としてカールスラントに留まらず世界中に彼女のファンが居る。
- 物資に事欠くアフリカ戦線ではプロマイドが貨幣価値を持って流通している模様。「アフリカ」の貴重な収入源。
同期であるハルトマンに執着しており、ウィッチ養成学校時代には学生首席を奪われている。またJG52ではハルトマンと相部屋であり、ハルトマンが初陣にて不時着した際は心配する一面を見せている。JG27転属以降は出会う機会がなく、ストライクウィッチーズ2の第10話にて5年振りの再会を果たした。
バルクホルンやハルトマンとはJG52の第4飛行中隊の戦友であり、ガリア解放後に北アフリカ戦線を訪ねたシャーリーやルッキーニとも面識がある。
「アフリカ」部隊における僚機はライーサ・ペットゲン。
10話の食事中に出た「うちの部隊にも扶桑のウイッチがいるから」というのは、加東圭子と稲垣真美を指すと思われる。マルタ島奪還作戦終了後に、ストームウィッチーズ隊長である加東圭子が501JFW基地まで迎えに来ており、その際に撮られた写真の一部はミーナ中佐検閲により焼却処分されている。
扶桑の料理も好んでよく食べる。当然ミルクは欠かせない(モデルとなったマルセイユも好きだった)。
シャーリーの次におっぱいが大きいらしい。