ライーサ・ペットゲン(Raisa Pottgen)とは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
ハンス・ヨアヒム・マルセイユのウイングを務めたライナー・ペットゲンがモデル。撃墜数7。
マルセイユと同じピンクがかった金髪だが短め。ゴーグルを首にかけている。
背が低く子供っぽく見えるが内面は大人で、どちらかといえば寡黙ながら面倒見は良い方。ややボーイッシュ。イラストの才があり、「アフリカ」の部隊章などはライーサのデザインによるものである。
僚機が“アフリカの星”マルセイユゆえ目立たないが、その天才的空戦機動に追従、援護できる極めて高い空戦能力を持つ。しかしマルセイユの僚機としての彼女の最大の任務はその戦果確認である。 カールスラント空軍は撃墜認定が厳しく、その戦果報告に証人が必要とされることが多々ある。ライーサは戦場を飛び回るマルセイユに常に追随し、その撃墜戦果を報告し続けているのだ。
第27戦闘航空団でハンナ・ユスティーナ・マルセイユと出会い、僚機となる。JG27は戦力の多くを欧州戦線に引きぬかれていたため、実質的にマルセイユとライーサの二人だけの第3中隊でアフリカを守っていた時期もあった。
マルセイユと出会って以降は、“アフリカの星”を支える影の実力者としてその後ろを守るようになる。1941年、加東圭子、稲垣真美がアフリカ戦線に着任した際には基地に詳しいウィッチとして二人の案内を務め、その後の統合戦闘飛行隊「アフリカ」結成時には鷲と星の標章を作成。個人制作とは思えない出来の良さで真美に絶賛を受け、珍しく赤面している。
その後も「アフリカ」の一員として北アフリカ戦線各地を転戦し、幾度と無くネウロイの攻勢を退けている。1945年時にもマルセイユとともにアフリカで戦っており、マルセイユの501派遣・マルタ島攻撃では「アフリカ」の面々とともに外部からの陽動攻撃を担当(アニメ登場無し)。
同年半ばにはエーゲ海の諸島部での戦いに呼び出されたマルセイユに随行し、エディタ・ノイマン大佐の指揮下でシャーロット・E・イェーガー、フランチェスカ・ルッキーニと共闘してデロス島を占拠していたネウロイを撃破した。
マルセイユを至高の存在として尊崇しており、その僚機の位置を譲るつもりはないと明言、「私の仕事はティナの背中を守ること」と自認している。普段そのような素振りは見せないがその崇拝具合は作中屈指のものであり、「ワールドウィッチーズ」所収のインタビューでは
世界でいちばん強く、いちばん雄々しく、いちばん美しい飛行を見つめながら思う。このままずっと飛んでいられたら、と。アフリカには何もない。しかし、この世界でいちばん贅沢な時間だけがあれば、私はそれで十分
と発言している。仲が良いとはいえエーリカとバルクホルンのように地上で戯れ合うようなことはあまりなく、むしろ「アフリカの星」に忠実な従者にして女房役というあたりが近い。
アフリカにはウィッチが少ないため他の交友関係は狭いが、僚友の加東圭子、稲垣真美の両者とは親しい。特に後者に対しては年下の後輩として積極的に世話しており、真美と共同で食事を作っていることもある。
ストライクウィッチーズには「使い魔が鳥類のウィッチはハイレベル」という設定が存在する(島田フミカネ氏ツイッターより)。
他の鳥類使い魔ウィッチはマルセイユ、ハイデマリー・W・シュナウファー、ハンナ・ウィンド、ドミニカ・S・ジェンタイルとガチで凄いエース揃いであり、使い魔がモズであるライーサの能力はこれらのスーパーエースに比するものである可能性がある。
なお、マルセイユの僚機を務められるほどに高い戦技を有する彼女は、大物揃いで数の少ないアフリカで無ければより多大な戦果をあげていただろう、と評価されていることを追記しておく。
アニメでは『ストライクウィッチーズ2』最終話ラストで登場。新聞を見ていたマルセイユに一言だけ声をかけている。『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』Vol.2「エーゲ海の女神」にも登場し、シャーリーやルッキーニとマルセイユとの間の架け橋の役目を果たした。
「アフリカの魔女」ではメインの一人で『ケイズ・リポート』2巻表紙を務めているほか、ワールドウィッチーズにも登場。コミック『キミとつながる空』でも シャーリー・ルッキーニ編に登場を果たしている。
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最終更新:2025/03/11(火) 06:00
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