ファイアローとは、ポケットモンスターに登場するポケモンである。初登場はX・Y。
| 基礎データ | |||
|---|---|---|---|
| 名前 | ファイアロー | タイプ | ほのお ひこう |
| 英語名 | Talonflame | 高さ | 1.2m |
| 分類 | れっか | 重さ | 24.5kg |
| 全国図鑑 | #663 | 特性 | ほのおのからだ |
| ジョウト | #― | ― | |
| ホウエン | #― | 夢特性 | はやてのつばさ |
| シンオウ | #― | グループ | ― |
| イッシュ | #― | 孵化歩数 | ―歩 |
| カロス | #016(セントラル) | 性別比率 | ♂ ??% : ♀ ??% |
| 世代 | 第六世代 | 努力値 | ??? |
| 進化 | ヤヤコマ → ヒノヤコマ(Lv17) → ファイアロー(Lv35) | ||
2013年6月に公開された新ポケモンの一体で、ヤヤコマの最終進化形にあたる。
公式が公開した中で、名前が5文字を超えた初のポケモンである。フォルムチェンジを含めればウォッシュロトムやブラックキュレム等もいるが、ポケモンの種族名としてはそれぞれ「ロトム」「キュレム」でしかなく5文字以内だった。ただし、音節でみた場合は従来通り5音以内である(ファ・イ・ア・ロ・ー)。また、序盤鳥では珍しいノーマル・飛行以外の複合タイプでもある。
発売前からブレイブバードを覚えることが明かされており、その見た目や優秀なタイプが評価されていた一方で、名前通りの劣化使いづらいポケモンにならなければいいがというような、よくも悪くも大きな期待を寄せられていたポケモンだった。
攻略時には何かと不遇なポケモンである。自力習得できる飛行タイプの技がレベル中盤までつつくしかなく、炎タイプの技もニトロチャージ以降は習得レベルが高いという劣悪ぶりで、育成後半でブレイブバードやフレアドライブを覚えるとはいえかなりの晩成型で、攻略中のメインポケモンとして運用するには苦労が絶えないポケモンだった。
しかし、夢特性の「はやてのつばさ」の存在により、対戦環境下では猛威を振るうことになる。この特性は、「飛行タイプの技を先制でだせる」というもの。ただでさえ強力な攻撃性能を誇るブレイブバードが、タイプ一致補正を加えたうえで素早さに関係なくほぼ確実に先制で飛んでくるといえば、その恐ろしさは理解していただけるだろう。
凶悪凶悪と叫ばれていたメガシンカポケモンの代表格であるメガゲンガーを先制鉢巻ブレイブバードで一撃で葬り、多くの先制技を実質的に無力化、炎・飛行という攻撃面での相性補完が良好なタイプである上に、苦手な相手にはおにびやとんぼがえりといった返し技も持つなど、序盤の差し合い、高速アタッカーでの場の構築に非常に強いアドバンテージをもっている。序盤の対面で有利な場を構築した場合の爆発力・制圧力が非常に高く、相手のパーティーを瓦解させることも難しくない性能を誇る。それまでもメガシンカしたポケモンの高いステータスや特性等で度肝を抜かれていたプレイヤー達だったが、この夢特性の拡散によって一気に対戦でのメジャーポケモンとなり、環境を支配する一匹へと上り詰めた。
しかし、開発スタッフが「調整に苦労した(そもそも普通はこんなチート特性つけようとは思わない)」と言う通り、はやてのつばさが非常に優秀な反面、素早さ以外の種族値が控えめであり、場作りに失敗すると途端に火力不足に陥るという欠点も持つ。かといって火力増強のために鉢巻を持たせれば、小回りが利きづらくなって多少なりとも止まりやすくなる。こうした事情から、一点突破型の高速アタッカーとしては、対策もそれほど難しくはない。
逆に言えば、対策をしなければこちらのポケモンを簡単に葬られるという事でもある。また、火力増強アイテムも先述の鉢巻しかないわけではなく、鉢巻より倍率を下げて反動ダメージを追加する代わりに技選択を拘束しない命の珠もあり、そちらを併用されていたらその高い攻撃性能で大暴れされてしまう。対策必須の要注意ポケモンとして、第6世代初頭の環境を牛耳る存在の1体であることは疑う余地がない。
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最終更新:2025/12/13(土) 07:00
最終更新:2025/12/13(土) 07:00
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