フォルデとは『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』に登場するキャラクターである。
ルネス騎士団所属の騎士でエフラム直属の男。支援属性は風。シリーズ恒例の赤緑ソシアルナイトの赤い方である。
主君エフラムとカイルと共にグラドへ侵攻し、途中エフラムの妹エイリークの軍と合流し戦いへ臨んていく。
同じく騎士団に所属するフランツは弟でカイルとは相棒兼ライバル。飄々としたマイペースな性格をしており、一見不真面目に見えるため度々カイルに諫められているが、その実力は高くカイルもそこは認めている。
支援相手はエフラム、カイル、フランツ、エイリーク、ヴァネッサ。
彼を語る上で欠かせないのが支援会話。キャラの濃い聖魔の光石ではちょくちょくぶっ飛んだ支援会話があるが、彼の支援会話はネタの宝庫である。
ある時は戦闘中に絵を描いているところを主君に見つかり、相棒には怒られる。弟には行軍中の釣りを勧め、しかも弟は実践する。あるときは倒れてる…と思いきや戦闘中に昼寝している。
封印の剣のトレックに通じるものもあるが、いずれも戦闘中とは思えない行動を取っており、批判の的にされたこともある。この批判を受けてか、以降のFE作品における支援会話は拠点で発生するようになった。
そして彼の支援会話でも一際ぶっ飛んでおり、彼を一躍有名にさせたのがヴァネッサへの口説き文句である。
初期クラスはソシアルナイト。前作のケントとほとんど同じ成長傾向であり、技・速さ・幸運の伸びが特に良く、その他のパラメータもバランスよく成長する。赤緑ソシアルナイトなので序盤から重宝し、育てれば終盤まで使っていける。
…というのは今までのFEでの話。聖魔の光石における彼の立ち位置ははっきり言って不遇である。
赤緑ソシアルナイトなのにも関わらず、初登場するのは5章の外伝でこれ以降本編では使えず、8章でエイリークに合流するため本格的に起用できるのはルート分岐後となっている。聖魔の光石ではジェイガンポジションでありながら終盤まで使えるポテンシャルを秘めているゼト、攻撃と速さの成長が高く初期値にも恵まれているフランツが2章までに揃うため、たいていのプレイヤーはフランツを育成してすでにフォルデより強くなってしまっている。このため、あえて9章以降からフォルデを起用することがあまりない。
| HP | 力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 体格 | |
| フォルデ Lv.6 | 24 | 7 | 8 | 8 | 7 | 8 | 2 | 9 |
| カイル Lv.5 | 25 | 9 | 6 | 7 | 6 | 9 | 1 | 10 |
| フランツ Lv.1 | 21 | 8 | 5 | 8 | 2 | 6 | 1 | 9 |
レベル6で加入するのにレベル1の弟と大差ない。というか力に至っては負けている。当然、フランツをレベル6まで育成すれば幸運以外の能力で並ぶか抜かされてしまう。これはむしろフランツの初期値が優秀すぎるのが問題だが…
いわゆるバランス型成長であり、ケントやエリウッドと同じでヘタれた時は目も当てられないステータスになりうるというリスクを抱えている。フランツは力と速さ、カイルは力と守備に割り切った成長をするため、他の能力がヘタれても長所短所がはっきりしているためまだ活躍のしがいがある。
さらにバランス重視となると初期上級職で成長率も優秀なゼトがどうしてもちらつく。というか速さと幸運以外の成長率はゼトの方が高い。ジェイガンとはいったい…。 さすがに期待値はゼトを上回っており、たいていは育てればゼトより強くなるのだが、ゼトより弱くなることもあるという時点でじゃあゼトでよくねって言われると言い返せない。
以上の点からフランツとゼトを育てているとどうしても彼は2軍落ちしてしまいやすく、使わなかったプレイヤーも多いかもしれない。しかし騎馬自体が移動力と救出という点で優秀なユニットであり、数を増やしたい場合はなんだかんだで癖のない彼を起用すれば活躍してくれるだろう。
CC先はバランスがいいパラディン、斧が使えるグレートナイト。彼の成長傾向自体がバランス型であり、特に速さと幸運が良く伸びるため騎士勢の中で回避率に優れることが彼の長所となる。そういう目線でみると、グレードナイトにすると高い力の上限をまるで生かせず、守備もそれほど高くない中途半端な出来になりがち。斧が使えなくとも移動力に振ったパラディンにした方がサポート面でも使いやすくなるだろう。ヴァネッサと支援を組むのであればなおさら移動力を近くできるパラディンが候補となる。
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最終更新:2025/12/08(月) 22:00
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