ミスター味っ子とは、マガジンで連載されていた寺沢大介によるグルメ漫画、およびテレビアニメである。2005年からイブニングで連載中の続編『ミスター味っ子Ⅱ』もあるが、本項では第1作を中心に説明する。
味吉陽一(主人公) は町の定食屋の少年料理人である。ある日、定食屋に料理好きの親父とその付き添い人がやってくる、飯を頼んだ後に付き添い人が料理人が子供と知って「子供の作った飯は食えない」と罵倒、しかし、味吉陽一は「美味いものを作ってやる」と言って料理を始める。途中経過を見ただけでは付き添い人が「明らかに失敗作」と言っていたが、届いた料理は特大のカツ丼で美味い物であった。そのカツ丼に心打たれた親父は一枚の名刺を味吉陽一に渡す。そこには、「味皇料理会 村田源二郎」と書かれていた。後にこの名前が料理界の天皇である味皇と知る。そして、味皇料理会を初め多くの少年料理人と料理勝負で戦ってゆく料理漫画である。
が
アニメ版は、何を間違ったのか格闘料理アニメである。基本的に、包丁は機関銃のようである、切る白菜、ネギ、キャベツなどは宙を舞い、ひとたび料理を口にすれば、あやしい薬でも入ってるのかと思うほど全身で美味しさを表現する。このアクションの一例としては、以下のようなものがある。
1.口から怪光線が出る
2.何も無いところに桜が咲く
3.ハンバーガーを食べると車いすで、頭文字D張りのドリフト走行を行う
4.海からいきなりやってくる。(こんなのはほんの一例。もっとすごいのがあるが知りたい人はDVDを買いましょう)
など、「本当に料理アニメなのか?」と目を疑うほどである。これは善くも悪くも「原作クラッシャー」の異名を持つ事で知られる今川泰宏監督の得意とする手法によるところが大きいが、その原作からの超越ぶりが最もいい意味で効果的に作用したものといえる。当時もこういったぶっとんだ演出はとても好評だった(マジです)。
OPとED、どちらも神曲でこれが好評に拍車をかけている。ルネッサ~ンス♪
前作では幾多の料理勝負を繰り広げ、「天才少年料理人」「ミスター味っ子」と謳われた味吉陽一。 その後、八重と結婚し一人息子陽太が生まれていた陽一だが、置手紙1枚を残して失踪し海外放浪の旅に出ていた。その陽一が7年ぶりに「日之出食堂」に戻ってくるところから物語は始まる。
とにかく料理の欠点の粗探しに必死だった前作と違い、味だけでなくサービスの質など料理外で勝敗が決する事がある。
「喰いタン」との並行連載だが、ドラマ化した影響もあってか「喰いタン」の方が人気があるらしい。
下記動画は、味皇料理会の検閲が入って削除される場合があります。
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最終更新:2025/12/11(木) 02:00
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