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「最終平和兵器。僕らは、もう、引き返せない。」 メタルブラック(METAL BLACK)は1991年にタイトーから発売されたシューティングゲームである。 Doubt Story宇宙侵略軍ワイルドリザード。 ・・・というのは真っ赤な嘘である。 True Story西暦2042年。 そんな絶望的な戦局の中、遂に科学者らによって敵の圧倒的かつ無尽蔵ともいえるエネルギーが未知の空間粒子「ニュー・アローン」(通称:ニューロン)に依ることが判明する。これに着目した軍は敵兵器システムをコピーした対抗兵器の開発に着手。 ここに人類の存亡を賭けた大反撃作戦計画『プロジェクト・メタルブラック』が発動されたのだった。 来たるべき「復讐の日」を信じ、必死の抵抗を試みる地球軍。 しかし、計画の最終項目前にあって、突如、政府と「ネメシス」との間に停戦和平協定が結ばれる。 これにより、量産を控え、開発の最終段階にあった対抗兵器「CF-345」実験機2機は 基地の地下深く封印、隠蔽され、『プロジェクト・メタルブラック』は永久凍結されたのだった。 そして、西暦2052年。 Outline全6面の横スクロールシューティングである。敵のアルゴリズムが非常にランダム性の高いものとなっているのが特徴。そのため危険性が高い箇所に向けてビームを溜めておくプレイが必要とされる。 Gameplay explanation
ステージ上に浮遊しているニューロンを取ることでパワーアップし、ビームを使うとパワーが消費されて初期状態に戻る。最大パワー時以外は拡散ビームを発射することができないので注意。また、パワーアップするとランクが上昇しボスの耐久力が上がるのでボス戦時はレベル3にしておくと楽に倒せる。(ちなみにLv4が相対的に最も不利である)。ちなみに、ボスも触手から自機と同じようにニューロンを捕食する(触手には当たり判定がないので触れてもダメージは受けない)。ボスがニューロンを捕食する順番は出現順と決まっており、ゲームスタート時に現れるマーカーの付いたニューロンをボスまで残しておくと、ボスはそのニューロンを一番最初に捕食する。 Beam intervention systemボスの発射する収束ビームに自機の収束ビームをぶつけるとエネルギーボールが発生し、連射することによってそれを敵にぶつけて大ダメージを与えられるというシステム。 後にGダライアスやボーダーダウンなどに同じようなシステムが実装されている。 MusicBGMの作曲・編曲はZUNTATAの渡部恭久 (Yack.)、効果音は同じくZUNTATAの石川勝久(ばびー)が担当。 それまでのSTGとは違った繊細かつメロディアスな音楽が特徴。また、曲名がゲームのストーリーを表すメタファーのような形になっており、ゲームの真のストーリーを知る上での手がかりになっている。 Ending Demonstration6面をクリアするとTureED、6面でゲームオーバーになるとBadEDとなる。 True EndWAS ITS PHANTASM (訳) Bad EndTHE DEATH OF ONE SOLDIER CAUSED (訳) Console game versionコンシューマ機にはセガサターンとPS2にて移植されており、PS2版の「タイトーメモリーズ上巻」が最も入手しやすい。が、エミュレーションによる移植のため遅延があり、修正された「エターナルヒッツ版」でもMAXビームが拡散のみしか発射できないというバグがあり、修正版が出回っている。「エターナルヒッツ」と「エターナルヒッツ修正版」のパッケージは同一であり、見分けるのが難しいため、セガサターン版が最もおすすめ。ちなみにセガサターン版もアーケード版に比べ仔細な差はあるものの、移植度はかねがね良好である。 Respect本作のプロデューサーである仙波隆綱は元々「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で作画監督を務めたアニメーターであり、「ダライアスII」で取り入れたハードSFアニメ的な演出要素を本作ではさらに追求した。その結果、タイトー製STGの特徴ともいえる演出重視路線を確固たるものにし、その後のダライアスシリーズやレイシリーズの路線に多大な影響を与えたといえるだろう。 また、本作に影響を受けたSTGは数知れない。一部ながら例を上げて記載する。
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最終更新:2025/12/15(月) 02:00
最終更新:2025/12/15(月) 02:00
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