三条西季知とは幕末の公卿である。名前の読みは「すえとも」。
概要
文化8年(1811年)2月26日、公家の三条西実勲の子に生まれる。三条西家は藤原北家公季流で、家格は大臣家に属す。
尊皇攘夷派の公卿として活動。文久2年(12862年)12月、国事御用掛に就任。次いで文久3年(1863年)2月には国事寄人を兼任。攘夷実行を幕府に要求するが、同年8月18日の政変によって一転、官位を剥奪され京都を逐われる身となった。(七卿落ち)
三条ら同志と長州藩に落ち延び、元治2年(1865年)2月に三条らと太宰府に移送される。
慶応3年(1867年)12月の王政復古の政変により京都に戻り、参与に就任。
明治後は明治天皇の侍従を務めた。
明治13年(1880年)8月24日死去。享年70。
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