債務の騎士とは (ショウスウテンダイロクイマデノキンリケイサンとは) [単語記事]

債務の騎士とは、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』に登場するカードである。

概要

Knight of Obl igation / 債務の騎士 (3)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
警戒
強請（あなたが呪文を１つ唱えるたび、あなたは(白/黒)を支払ってもよい。そうした場合、各対戦相手はそれぞれ１点のライフを失い、あなたはその点数分のライフを得る。）
2/4

ギルド門侵犯で登場した債務の騎士は、4マナで2/4とそれなりの戦闘力に加え、警戒と強請と、中々のコストパフォーマンスを持っている。また、これと同セットに彼の下位種といえる「聖堂の護衛」というカードがある。

Basil ica Gua rds / 聖堂の護衛 (２)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
防衛
強請（あなたが呪文を１つ唱えるたび、あなたは(白/黒)を支払ってもよい。そうした場合、各対戦相手はそれぞれ１点のライフを失い、あなたはその点数分のライフを得る。）
1/4

不特定マナをたった1増やすだけで防衛が警戒になり、パワーが1上がっている事から、彼のコストパフォーマンスの高さがうかがい知れるだろう。
因みに、彼が乗っているラクダのような動物はドローマッドという品種で、ラヴニカではありふれた騎乗動物のようだ。ラヴニカ：ギルドの都のカードセットで「ドローマッドの純血種」とカード化もされている。

彼の特技について

彼を語る上で彼のフレーバー・テキストは最も重要な事柄になるだろう事になると思われるので、紹介させてもらうことにする。

彼は熾烈な決闘のさなかであっても、小数点第6位までの金利計算ができる。

オルゾフ組には他にも愉快なフレーバー・テキストを持ったカードは沢山あるが、その中でもこれは特に奇妙なものだろう。これによって浮かび上がる疑問点等を幾つか挙げていく。

債務の騎士は、熾烈な決闘のさなかであっても、小数点第6位までの金利計算を強いられるほどの激務なのか？
「彼は」とあるが、熾烈な決闘のさなかであっても、小数点第6位までの金利計算ができるのは債務の騎士の中でも特に秀でたものなのか、それともたまたま彼がそうであっただけなのか、はたまた全員がそうであるのか？
熾烈な決闘のさなかに、小数点第6位までの金利計算をして肝心の決闘は疎かにならないのか？