全国地域サッカーリーグ決勝大会とは、男子サッカーの地域リーグ所属のチームがJFL昇格をかけて戦う、熱くそして過酷な大会である。毎年11月下旬から12月上旬に行われる。
ニコニコ動画でのタグは「地域リーグ決勝大会」がほとんどである(→「地域リーグ決勝大会」でタグ検索)。また2007年度までは「サッカー」の付かない「全国地域リーグ決勝大会」が正式名称であった。サッカーファンからは「地決」の通称で呼ばれている。
後述するが、一次でも決勝ラウンドでも3日連続で試合をこなすとても過酷なものである。故にこの決勝大会を1度突破したチームの選手でも「地決は二度とやりたくない」とのこと。ただ、一度JFLから降格して、再びこの大会を突破してJFL再昇格を果たしたチームもいる。(ココとココ)
かつては日本サッカー協会(JFA)が、地域リーグおよびそれ以下のリーグからJFL昇格を希望しかつ実力のあるチームを推薦出場させる「JFA優遇措置」(いわゆる飛び級制度)があったが、2011年度大会をもって廃止された。
また、リーグ優勝チームが諸事情で辞退してリーグ2位チームが繰り上がったこともある。
最初に出場12チームを4チームずつ3グループに分け中立地で総当たりの一次ラウンドを行う。4チームの総当たり戦なので各チーム3試合を行う必要があるわけだが、これを3日で連戦するという過酷な日程である。
1次ラウンドのグループ首位(勝ち点で決まるが並んだ場合は得失点差、総得点、該当チームの試合結果等々)と、各グループ2位の最上位チーム(勝ち点、得失点差、総得点差などの順で決定)の4チームが決勝ラウンドに進出する。決勝ラウンドでも同様に3日連戦で4チーム総当たりで戦い、上位に入ったチームにJFLへの昇格枠が与えられる(詳しい昇格ルールは後述)。
勝ち点計算がJリーグやJFLとは異なり90分勝ちが3、PK勝ちが2、PK負けが1、90分負けが0のため、PK勝ちやPK負けの差いろいろなドラマが…なんてことが起こる。
基本的には2.5枠である。決勝ラウンドの1位と2位が自動昇格。3位はJFLの16位のチームと入れ替え戦を行う。ただし、この数字はJFLからJ2への昇格やJFL所属チームの解散、合併等々で変動しており、3位まで自動昇格できる場合も多々見受けられる。3チーム昇格できるのは、「JFLからJリーグ昇格やチーム合併・解散などで合計3チーム減った場合」というのが基本なようである(近年では2007年、2008年、2011年)。
今後、J2とJFLの入れ替え戦等々のルール変更もあるため昇格枠の増減については不明である。来年の概要は要チェックである。
近年のJFL昇格チーム
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 04:00
最終更新:2025/12/13(土) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。