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内閣総辞職ビームとは2016年7月29日公開のシン・ゴジラの劇中で視聴者たちを絶望のどん底に叩き込んだゴジラの秘密兵器である。
自衛隊の全火力を以て挑んだ多摩川丸子橋付近でのゴジラに対する最終防衛作戦は、自衛隊の敢闘虚しくゴジラに何の有効打撃も与えることが出来なかった。多摩川を渡河しそのまま都内に侵入したゴジラに対し、ゴジラに対する全ての有効な防御手段を喪った日本は、遂に同盟国アメリカに救援を求めざるを得なくなる。
その時アメリカは既に自国大使館防衛の名目の元、通常兵器としては最強の破壊力を持つMOP2地中貫通爆弾(本来は敵国の要塞施設などの分厚いコンクリートの天井を破壊するためのもの)を積み込んだ世界最も高価な全翼爆撃機、ノースロップ・グラマンB-2戦略爆撃機三機を東京へと向かわせていた。
アメリカから日本に通知されたのはゴジラ駆除のため都心部をMOP2地中貫通爆弾により広範囲にわたって爆撃するというものだった。その爆撃による予想被害範囲のあまりの大きさに愕然とする日本国首脳陣、しかしもはやゴジラに対して有効な防御手段がない今、日本にはそれを受け入れるしかなかったのである。
爆撃開始まで時間の猶予がない日本国首脳部は爆撃予定地域の住民に地下施設への避難を指示、爆撃範囲に入っている首相官邸から立川防災施設への避難を勧められた大河内総理は「都民を置いて先に逃げることはできない」と一度はその提案を拒絶するものの、最終的にはその提案に応じ、まず矢口官房副長官率いる巨災対メンバーを先に車で避難させ、自分は主要閣僚と共に最後まで官邸に残り、爆撃開始直前にヘリで立川防災施設への避難を行うこととした。
東京上空に到達したB-2戦略爆撃機は爆撃を実行、投下されたMOP2地中貫通爆弾2発は見事ゴジラの背部に命中し貫通、遂に映画を通じて初めてゴジラに有効なダメージを与えることに成功すた。ゴジラは大量の体液をまき散らし苦しむものの、突如として動きを停止し、紫色に発光し始める。
ゴジラは口中から黒いガスを噴出、そのガスは橙色の放射能火炎に変化、周囲数キロは火の海と化す。それにとどまらず、橙色の火炎は収束して十数キロにも及ぶ紫色の熱線ビームに変化、はるか上空へと立ち上がったゴジラの熱線ビームはB-2爆撃機一機をいとも容易く両断、撃墜したのである。戦友の復讐に燃えるB-2爆撃機二機は、口からの熱線ビームを避けて背中からの爆撃を実行、しかしゴジラは背中からも多数の熱線ビームを放出、B-2爆撃機二機は攻撃をゴジラに届けることも叶わぬまま戦友と同じ運命をたどった。
それにとどまらずゴジラは熱線ビームを東京一円に一巡させ、広範囲の高層ビル群をバターの様に両断、東京各所で大火災が発生し、東京は地獄と化した。その熱線ビームは首相官邸にギリギリまで残るも遂に立川防災施設へ避難しようと飛び立った大河内総理以下主要閣僚11名を乗せたヘリにも直撃、ヘリは羽虫の様に一瞬で消し飛ばされたのであった。
短時間で首都東京を破壊しつくしたゴジラの超越的な力に加え、最初は右往左往しつつも、ゴジラ襲来という危機の中で成長し、真に頼れるリーダーになろうとしていた大河内総理とその内閣主要閣僚の消滅は視聴者たちを絶望のどん底に叩き落すに十分であった。これが世に言う内閣総辞職ビームである(閣僚が全滅したわけではないため「厳密には内閣総辞職ではないのではないか?」と疑問に思われる読者諸氏もおられるかもしれない。しかし、日本国憲法第70条において、内閣が総辞職すべきケースとして「内閣総理大臣が欠けたとき」が含まれるため、正しく?内閣総辞職ビームであると言えよう)
なお、行政機能はすぐに存命閣僚の一人である里見農水大臣を臨時総理とする里見内閣に引き継がれることになった。そのもとで日本は更なる危機に立ち向かうこととなってゆく。
最初の黒色ガス・橙色の放射能火炎放出時のゴジラの様子から、しばしばゴジラの熱線放出を表すものとしてオエー鳥のAAが用いられる。熱線放出時のBGMであるWho will knowと共に、視聴者みんなのトラウマと化しているようである。
オエーー!!!! ___ ___/ ヽ / / /⌒ヽ| / (゚)/ / / / ト、/。⌒ヽ。 彳 \\゚。∴。o `/ \\。゚。o / /⌒\U∴) | ゙U| | || U
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最終更新:2025/12/22(月) 04:00
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