大分トリニータとは、日本のサッカークラブである。ホームタウンは大分県。
1994年創設。J1昇格当初は降格争いをすることが多かったが、2005年のシーズン途中からシャムスカが監督に就任するとチームは一変。予算の規模がそれほど大きくないため優秀な選手が移籍する中で善戦するようになる。2008年ナビスコ杯優勝(初タイトル)、リーグ戦は終盤まで優勝争いに加わり4位。
所属する主な選手は、高松大樹、西川周作、森重真人、金崎夢生など。
2009年、後述の連敗の影響もあり、シーズンのほとんどを最下位で過ごした大分は10月24日J1第30節、アウェイでの京都サンガFC戦に挑んだが、0-0で引き分け4試合を残してのJ2降格が決定した。
トリニータにとって2009年は、パンパシ杯を兼ねた遠征により満足にフィジカルの練習ができず、加えて国体明けでピッチの芝の状態が最悪だったためJ1で大きく出遅れることとなり降格という結果を生むこととなってしまった上に、シーズン途中で親会社の無い地方クラブにおいて大きな収入源である10億単位のスポンサーを失ってしまうなど、最悪なシーズンだった。
J2に戦いの舞台を移した2010年は大幅な若返りもあり、連勝もあったがひとたびトンネルに嵌まると抜け出せない事態に陥る。一時は11試合勝ちなしなど低迷し、19チーム中15位に終わる。運営の方も、ピッチの方もゼロからのスタートとなったとみていいだろう。
2009年、J1第4節、埼玉スタジアム2002から事件は起こった。
対戦相手は浦和レッズ。前半42分に浦和相手にオウンゴールで自滅し、この試合を0-1で終えてから大分の連敗生活が続く・・・。
続く第5節、J1初昇格のモンテディオ山形相手に0-1での完封負け。この後もヴィッセル神戸に2-3と競り負けるなど、非常に苦しいリーグ戦となる。
次第に連敗が続き、いつの間にかJ1戦9連敗となっていた。しかし、ナビスコカップ第3戦(浦和戦)でようやく1-1でJ1の連敗を止めたものの、リーグ戦の連敗は続くのであった・・・。
J1リーグ戦第13節、九州石油ドームで行われたサンフレッチェ広島戦で0-1と競り負け、遂に連敗が「10」と二桁に達成。
ナビスコカップもずっと引き分けでいたが、7戦目(新潟戦)でようやく2-1と勝利し、希望が見えてきたかのように見えた。
しかし、その後もリーグ戦では連敗し、第16節のジェフユナイテッド千葉戦で1-2と競り負けて連敗記録を「13」に伸ばしていった・・・。
このまま連敗すると、1996年当時にJリーグ参戦1年目の京都サンガが作った開幕17連敗の連敗記録と並んでしまうことになってしまう。
大分サポーターは、トリニータがいつか連敗に歯止めをかける事を信じている。
連敗記録は14でストップしたが、1996年の京都の連敗は13敗目、14敗目が延長戦による敗戦である。そのため90分間での連敗記録保持者となってしまった。
スポンサーに恵まれておらず、胸スポンサーとなる企業は大抵何かしらの問題を抱えていることがほとんどである。09年にはゴール裏にサポーターからの抗議の横断幕が出される事態にまで発展した。
98年 朝日ソーラー(強引な販売)
99年~04年 ペイントハウス/ペンタくん
04年 トライバルキックス(小室哲哉)
05年~06年 マルハン(パチンコ)
09年 フォーリーフジャパン(マルチ)
ブラック企業が胸スポになった場合、大分だけでなくJリーグの評判そのものが悪化する。本当にJリーグが好きな人達は、大分がマトモな企業とスポンサー契約する日が来ることを願っていた。
そしてついに2011年、ダイハツの系列企業であるダイハツ九州とのスポンサー契約が締結され、サポーターの念願が叶うこととなった。
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最終更新:2025/12/16(火) 08:00
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