撤退した鉄道事業者・鉄道廃線一覧

この項目は撤退した鉄道事業者・鉄道廃線一覧です。

注意事項

今後、順次細かく編集予定ですが、2025年時点で記事が存在しない旧事業者・路線についても一部掲載しています(グレー表示)。もし作成いただいていたら追加もしくは黒字化をお願いします。

撤退した鉄道事業者一覧

全国一覧

※＝路線自体は(一部でも)存続している事例
☆＝後述の他事業転換事業者に記載有

あ行 秋田中央交通☆ 旭川電気軌道☆ 有田鉄道☆ 井笠鉄道☆ 茨城交通☆※ 羽後交通☆ 越後交通☆ 大分交通☆ 沖縄県営鉄道 沖縄電気軌道 尾小屋鉄道☆	か行 加越能鉄道☆※ 鹿児島交通☆ 鹿島軌道 鹿島鉄道☆ 加悦鉄道 関西電力 蒲原鉄道☆ 北恵那鉄道 北九州市交通局☆ 九十九里鉄道☆ 頸城鉄道☆ くりはら田園鉄道 江若鉄道☆ 小坂精練 琴平参宮電鉄☆	さ行 西大寺鉄道☆ 山陽電気軌道☆ 士別軌道☆ 下北交通 下津井電鉄☆ 定山渓鉄道☆ 庄内交通 常南電気鉄道 新京成電鉄※ スカイレールサービス 善光寺白馬電鉄☆ 仙南交通(秋保電気鉄道) 泉北高速鉄道※
た行 高千穂鉄道 立山黒部貫光 中国鉄道☆ 筑波鉄道☆ 鶴見臨港鉄道☆ 天塩炭礦鉄道☆ 桃花台新交通 東濃鉄道☆ 東野鉄道☆ 同和鉱業 十勝鉄道☆ 鞆鉄道☆ 富山ライトレール 十和田観光電鉄	な行 南部縦貫鉄道☆ 南部鉄道☆ 新潟交通☆ 日本国有鉄道 野上電気鉄道☆	は行 早来鉄道☆ 日立電鉄☆ 日ノ丸自動車☆ 姫路市企業局交通事業部 船木鉄道☆ 別府鉄道☆ 防石鉄道 北海道拓殖鉄道☆ 北海道ちほく高原鉄道
ま行 三重交通☆※ 三木鉄道 三菱石炭鉱業 宮城バス(仙北鉄道) 宮崎交通☆ 水戸電気鉄道	や行 山形交通☆ 山梨交通☆ 熊延鉄道☆ 夕張鉄道☆	ら行・わ行 -

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廃止された鉄道路線一覧

各路線は地方別事業者ごとの分類とします。地方より下の階層(事業者名・路線名)はそれぞれ五十音順です。

基本的に「鉄道要覧」に掲載されている正式な路線名を記載します。また、愛称・通称は【 】内に記載します。

北海道

国鉄

• 胆振線
• 士幌線
• 広尾線

JR北海道

• 歌志内線
• 江差線
• 深名線
• 石勝線【夕張支線】
• 天北線
• 名寄本線
• 函館本線【上砂川支線】
• 松前線

北海道ちほく高原鉄道

• ふるさと銀河線

東北地方

弘南鉄道

• 黒石線

JR東日本

• 岩泉線
• 気仙沼線^[1]

下北交通

• 大畑線

十和田観光電鉄

• 十和田観光電鉄線

関東地方

茨城交通

• 茨城線
• 水浜線

小田急電鉄

• モノレール向ヶ丘遊園線

鹿島軌道

• 鹿島軌道線

鹿島鉄道

• 【鉾田線】

常南電気鉄道

• 阿見線

西武鉄道

• 安比奈線(貨物線)

秩父鉄道

• 三ヶ尻線(貨物線)

筑波鉄道

• 筑波線

東京都交通局

• 上野懸垂線【上野動物園モノレール】

東武鉄道

• 熊谷線

日立電鉄

• 日立電鉄線

水戸電気鉄道

• 水戸電気鉄道線

中部地方

桃花台新交通

• 桃花台線【ピーチライナー】

富山地方鉄道

• 射水線

長野電鉄

• 屋代線
• 河東線(木島線)

名古屋鉄道

• 揖斐線
• 起線
• 岐阜市内線
• 田神線
• 谷汲線
• 美濃町線
• 八百津線

のと鉄道

• 能登線

近畿地方

近畿日本鉄道

• 伊勢線
• 東信貴鋼索線
• 法隆寺線

南海電気鉄道

• 天王寺線
• 平野線
• 和歌山軌道線

中国地方

JR西日本

• 三江線
• 美祢線【大嶺支線】

スカイレールサービス

• 広島短距離交通瀬野線

四国地方

国鉄

• 小松島線

九州地方

国鉄

• 勝田線
• 佐賀線

高千穂鉄道

• 高千穂線

西日本鉄道

• 北九州線
• 福岡市内線

沖縄地方

沖縄県営鉄道

• 糸満線
• 海陸連絡線(貨物線)
• 嘉手納線
• 与那原線

沖縄電気軌道

• 北谷線
• 与那原線
• 通堂線

鉄軌道事業から撤退し、他事業に転換した事業者(一部)

※存続事業者と廃業済み事業者を分けて取り上げます(社名変更したものも含む)。

存続事業者

北海道・東北

事業者名	本社所在地	撤退した時期	その後の状況
士別軌道	北海道士別市	1959年10月	バス事業者として存続。社名変更無し。
旭川電気軌道	北海道旭川市	1972年12月	バス事業者として存続。社名変更無し。
夕張鉄道	北海道夕張市	1975年3月	バス事業者として存続。社名変更無し。
定山渓鉄道	北海道札幌市	1969年11月	バス・不動産事業者として存続。 1973年5月に『㈱じょうてつ』に社名変更。
早来鉄道	北海道勇払郡厚真町	1951年3月	バス事業者として存続。 1991年4月に『あつまバス㈱』に社名変更。
北海道拓殖鉄道	北海道上川郡新得町	1968年10月	運送業者として存続。社名変更無し。 なおバス事業を1960年12月に設立された子会社『北海道拓殖バス㈱』に継承。
十勝鉄道	北海道帯広市	1977年3月	2012年6月まで帯広市産業開発公社専用線の運行管理を受託。 それから撤退した後は主に甜菜関連のトラック輸送を担う。社名変更無し。
南部縦貫鉄道	青森県上北郡七戸町	2002年8月	各種サービス事業者として存続。 2004年に『南部縦貫㈱』に社名変更。
十和田観光電鉄	青森県十和田市	2012年3月	バス・タクシー・遊覧船事業者として存続。社名変更無し[2]。
秋田中央交通	秋田県秋田市	1969年7月	バス事業者として存続。社名変更無し。
羽後交通	秋田県横手市	1973年4月	バス事業者として存続。社名変更無し。
山形交通	山形県山形市	1974年11月	1997年10月に『㈱ヤマコー』に社名変更し持株会社化、 同時にバス事業を『山交バス㈱』に分社化。

関東・甲信越

事業者名	本社所在地	撤退した時期	その後の状況
茨城交通	茨城県水戸市	2008年4月	バスその他の事業者として存続。社名変更無し[3]。 保有していた路線(湊線)は第三セクターひたちなか海浜鉄道に譲渡。
鹿島鉄道	茨城県土浦市	2007年4月	不動産事業者として存続。社名変更無し。
筑波鉄道	茨城県土浦市	1987年4月	ゴルフ練習場・不動産管理事業として存続。 同年6月に『関鉄筑波商事㈱』に社名変更。
九十九里鉄道	千葉県東金市	1961年3月	バス事業者として存続。社名変更無し。
鶴見臨港鉄道	神奈川県横浜市鶴見区	1943年7月	不動産事業者として存続。 鉄道事業は1943年7月に国有化(現・JR鶴見線)、バス事業は1938年12月に川崎鶴見臨港バスとして独立し京急グループ入り。 2019年4月に子会社と合併し『東亜リアルエステート㈱』に社名変更。
山梨交通	山梨県甲府市	1971年5月	バス事業者として存続。社名変更無し。
善光寺白馬電鉄	長野県長野市	1969年7月	運送業その他の事業者として存続。社名変更無し。
新潟交通	新潟県新潟市中央区	1999年4月	バス事業者として存続。社名変更無し。
蒲原鉄道	新潟県五泉市	1999年10月	バス事業者として存続。社名変更無し。
越後交通	新潟県長岡市	1995年4月	バス事業者として存続。社名変更無し。
頸城鉄道	新潟県上越市	1971年5月	バス事業者として存続。 同月中に『頸城自動車㈱』に社名変更。

北陸・中京・近畿

事業者名	本社所在地	撤退した時期	その後の状況
加越能鉄道	富山県高岡市	2002年2月	バス事業者として存続。 同年10月に『加越能バス㈱』に社名変更。 保有していた路線は第三セクター万葉線㈱に譲渡。
尾小屋鉄道	石川県小松市	1977年3月	バス事業者として存続。 同年6月に『小松バス㈱』に社名変更。
東濃鉄道	岐阜県多治見市	1978年11月	バス事業者として存続。社名変更無し。
三重交通	三重県津市	1964年12月	バス・タクシー・不動産・サービス事業等を営み存続。社名変更無し。 鉄道事業は三重電気鉄道として分社化、その後近畿日本鉄道・三岐鉄道の路線として一部が現存している。
江若鉄道	滋賀県大津市	1969年11月	バス事業者として存続。 同月中に『江若交通㈱』に社名変更。 路線敷地の5割以上は国鉄(現・JR西日本)湖西線の用地として再利用された。
別府鉄道	兵庫県加古川市	1984年2月	不動産管理事業者として存続。社名変更無し。 タクシー事業も併営していたが、2009年11月に『別府タクシー㈱』に分割された。
有田鉄道	和歌山県有田郡有田川町	2003年1月	バス・タクシー事業者として存続。社名変更無し。

中国・九州

事業者名	本社所在地	撤退した時期	その後の状況
下津井電鉄	岡山県岡山市	1991年1月	バス・不動産事業者として存続。社名変更無し。
中国鉄道	岡山県岡山市	1944年6月	バス事業者として存続。 1967年4月に『中鉄バス㈱』に社名変更。 保有していた路線は国有化され、国鉄(現・JR西日本)津山線・吉備線の礎となった。
西大寺鉄道	岡山県岡山市	1962年9月	バス・不動産・サービス事業者として存続。 鉄道廃止前の1955年10月に子会社の『両備バス㈱』に合併され、 2007年4月に『両備ホールディングス㈱』に社名変更.
日ノ丸自動車(法勝寺電鉄線)	鳥取県米子市	1967年5月	バス事業者として継続。
鞆鉄道	広島県福山市	1954年3月	バス・フェリー・不動産管理事業者として存続。社名変更無し。
船木鉄道	山口県宇部市	1961年10月	バス事業者として存続。社名変更無し。
山陽電気軌道	山口県下関市	1971年2月	バス・不動産管理・保険代理店事業者として存続。 同年6月に『サンデン交通㈱』に社名変更。
北九州市交通局	福岡県北九州市	1975年11月	バス事業者として存続。社名変更無し。
大分交通	大分県大分市	1975年10月	バス事業者として存続。社名変更無し。
熊延鉄道	熊本県熊本市	1964年3月	バス・旅行代理店・自動車教習所事業者として存続。 同月中に『熊本バス㈱』に社名変更。
宮崎交通	宮崎県宮崎市	1962年7月	バス・タクシー・旅行代理店・保険代理店事業者として存続。社名変更無し。
鹿児島交通	鹿児島県鹿児島市	1984年3月	バス事業者として存続。社名変更無し。

消えた事業者

事業者名	本社所在地	鉄軌道事業から 撤退した時期	その後の状況
天塩炭礦鉄道	北海道留萌市	1967年7月	事業者は清算(解散)したが、バス事業を『てんてつバス㈱[4]』へ承継。
南部鉄道	青森県八戸市	1969年4月	1970年5月に『南部バス㈱』に社名変更。 2016年に岩手県北バスに譲渡し清算。
東野鉄道	栃木県宇都宮市	1968年12月	撤退と同時に『東野交通㈱』に社名変更。 2018年10月に関東自動車に吸収合併された。
日立電鉄	茨城県日立市	2005年4月	その後事業者は解散したが、バス事業を子会社の『日立電鉄交通サービス㈱』へ承継、 2019年5月に茨城交通に吸収合併された。
野上電気鉄道	和歌山県海南市	1994年4月	その後事業者は解散したが、貸切観光バス事業を『野鉄観光㈱』へ分離。
井笠鉄道	岡山県笠岡市	1971年4月	バス事業者として存続していたが、2012年10月に破産し事業停止。 2013年1月に中国バス出資の『㈱井笠バスカンパニー』へ承継。2014年に破産手続き完了。
琴平参宮電鉄	香川県丸亀市	1963年9月	バス事業者として存続していたが、2009年3月に大川自動車出資の『琴参バス㈱』へ承継、 2013年に清算完了し解散。

関連項目

• 鉄道関連項目一覧
• 鉄道事業者・路線一覧
• 駅名一覧

脚注

1. *BRTへ転換。
2. *2008年、新旧分離方式により同名の新法人へ移行。
3. *2009年、新旧分離方式により同名の新法人へ移行。
4. *当初は「天塩鉄道バス」。